消費生活センター便り 2025年3月号

更新日:令和7(2025)年8月20日(水曜日)

ページID:P138922

広告より高額!鍵開けの料金トラブルに注意!

事例

 夜遅く帰宅し、鍵を紛失したことに気が付いた。ネットで検索して「鍵開け2000円~」という広告を出している業者を呼んだ。業者に「特殊な鍵なので料金は作業してみないと分からない」と言われ、早く家に入りたかったので、作業を依頼した。
 作業後、すぐに30万円を支払うように言われ支払った。鍵は特殊なものではなく、また広告の料金とは違って高額なので、返金してほしい。  

センターから

 事例のような暮らしのレスキューサービスの相談が多く寄せられています。ネットに表示された格安な料金をうのみにせず、依頼する前に作業内容や料金を確認し、料金に納得できない場合は、きっぱりと断りましょう。作業後に事前説明と違う高額な作業料金を請求された場合は、その場での支払いは断りましょう。緊急時に備えて、日頃から鍵の種類やメーカーなどを確認し、信頼できる事業者の情報を調べておくと安心です。また、賃貸住宅の場合は貸主や管理会社に、鍵の紛失時の対応について確認しておきましょう。
 広告の表示金額と実際の請求金額が大きく異なる場合は、特定商取引法の訪問販売に該当すると考えられ「クーリング・オフ」が適用できる場合があります。消費生活センターに相談してください。

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消費生活センター 消費生活相談係

〒273-0005千葉県船橋市本町1-3-1フェイスビル5階

受付時間:午前9時から午後5時まで※相談は午後4時まで 休業日:日曜日・祝休日、第1・3・5土曜日、12月29日から1月3日まで