インフルエンザ様疾患の感染拡大防止について

1．千葉県は、令和6年4月24日をもって、インフルエンザ警報を解除しました

　船橋市では、2023年第42週（10月16日から10月22日）の1週間で、定点当たり患者報告数が33.53（人）となり、国の定める警報基準値30（人）を超えていましたが、2024年第14週（4月1日から4月7日）以降、国立感染症研究所が示している警報継続基準値（定点当たり10）を下回っています。

 　千葉県は警報を解除しましたが、国の流行の目安である1.0を下回っていないため、流行は継続しています。
　引き続き手洗い、症状がある時はマスクを着用するなどの感染対策を徹底し、インフルエンザを予防しましょう。

　感染状況の詳細については、以下のホームページに掲載されています。

　　全国の感染状況について　令和5年度　今シーズンのインフルエンザ総合対策について

　　千葉県の感染状況について　千葉県感染症情報センター

　　船橋市の感染状況について　ふなばし感染症情報

＊定点当たり患者報告数について

　定点当たり患者報告数とは、各定点（感染症の発生状況を知るため、一定の基準に従い、保健所管内の人口に応じた数の医療機関を無作為に選定し、感染症発生状況を報告する医療機関） において1週間に診断した患者数の平均値（患者数の総和/患者を診断した定点数）です。

2．感染予防対策について

〇ワクチン接種

〇外から帰ったら、手洗いをしましょう。

〇適度な湿度（50～60％）を保ちましょう。

〇十分な栄養と睡眠をとり、抵抗力を高めましょう。

〇高齢者や基礎疾患のある方などは、症状が重くなりやすいので、人混みや繁華街への外出時にはマスクを着用しましょう。

〇室内ではこまめに換気をしましょう。

〇咳エチケットー周囲の人にうつさないために気をつけましょう。

　・　咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。

　・　咳やくしゃみの症状があり、マスクを持っていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さ

え、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。

　・　鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。

社会福祉施設及び医療機関等の皆様へ

• 集団感染に対する対策を今一度確認をお願いします。
• 医療機関においては、院内感染によるインフルエンザの集団感染を疑う場合や、院内感染との因果関係が否定できない死亡事例が発生した場合には下記連絡先に報告をお願いします。
• 社会福祉施設等においては、施設内でインフルエンザの集団感染が疑われる場合や、重症者、死亡者がいる場合にはただちに保健所に報告をお願いします。報告様式は船橋市ホームページ「感染症集団発生時の対応と報告について」よりダウンロードできます。