インフルエンザ
例年、冬季に流行するインフルエンザですが、今年は夏休み明け早々より県内においても学級閉鎖の報告がみられています。 インフルエンザウイルスにはA・B・Cの3つの型がありますが、A型は少しずつ構造を変えるため毎年流行を繰り返します。2009年に大流行した当時の新型インフルエンザもA型インフルエンザの1つです。B型は局地的な流行を起こすことがありますが、A型のような構造の変化はありません。C型はまれです。
症状
突然の高熱、頭痛、だるさ、筋肉痛、関節痛などの激しい全身症状。発熱は3日ほど続き、解熱後も咳が続いて完全に回復するのに2週間以上かかることもあります。また、気管支炎や肺炎、中耳炎を起こすこともあります。まれに脳症を起こすこともあり、体力のない高齢者や乳幼児など命にかかわることもあります。また、家庭での自己判断による解熱剤の使用は重篤な症状を引き起すことがあります。
潜伏期間
1~7日(平均2日)
感染経路
主に飛沫感染。患者の鼻汁などに間接的に接触して感染することもあります。
予防
手洗い、咳エチケット、湿度の保持など。ワクチンも有効です。インフルエンザ脳症はワクチン以外有効な対策はないといわれています。
感染拡大防止
症状を認めたら早めに受診をしてくだい。発症後2~5日間はウイルスの排泄を認めますので、咳などの症状がある場合は、マスクの着用をしてください。学校保健安全法では「第二種の感染症」に区分されており、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまでを出席停止期間とする」となっていますので、登園・登校の時期については医師に相談してください。
社会福祉施設及び医療機関等の皆様へ
- 集団感染に対する対策を今一度確認をお願いします。
- 医療機関においては、院内感染によるインフルエンザの集団感染を疑う場合や、院内感染との因果関係が否定できない死亡事例が発生した場合には下記連絡先に報告をお願いします。
- 社会福祉施設等において感染症等が集団発生した場合は、下記報告基準を確認の上、保健所へ報告してください。
保健所への報告基準
厚生労働省通知に基づき、発生状況が下記ア~ウに該当する場合
ア. 同一の感染症若しくは食中毒による又はそれらによると疑われる死亡者又は重篤患者が1週間以内に2名以上発生した場合
イ. 同一の感染症若しくは食中毒の患者又はそれらが疑われる者が10名以上又は全利用者の半数以上発生した場合
ウ. ア及びイに該当しない場合であっても、通常の発生動向を上回る感染症等の発生が疑われ、特に施設長が報告を必要と認めた場合
重症者や死亡者が1例でも発生した場合は、直ちに保健所までご連絡ください
詳細については、下記リンク先をご確認ください。
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- 保健所健康危機対策課 結核感染症係
-
- 電話 047-409-2867
- FAX 047-409-6301
- メールフォームでの
ご意見・お問い合わせ
〒273-8506千葉県船橋市北本町1-16-55
受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日
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