5月8日に新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行しました。

更新日:令和5(2023)年5月17日(水曜日)

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5類感染症への移行に際して

5月8日をもって新型コロナウイルス感染症は、これまでの新型インフルエンザ等感染症(2類相当)の区分から、5類感染症へと移行されることとなりました。
それに伴い、感染症のまん延防止のために保健所が行っていた、「入院勧告」や入院勧告に付随する「患者の搬送」といった法律に基づく業務が今後行われなくなります。
ウイルスの変異やワクチンの普及、社会活動との共存等、様々な理由から今後行動制限等はなくなっていきますが、新型コロナウイルスが無くなったわけではありません。
 
このページでは新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことよって、今後生活や医療提供体制がどうなっていくのか説明します。
 

特設ページはこちら

5月8日以降の対応について

発熱など体調に異変を感じたら(5月8日以降)

体調不良時の相談について、5月8日以降も「船橋市新型コロナウイルス感染症相談センター」が相談の受付を行います。
また、今まで自宅療養者の方の相談先であった船橋市新型コロナウイルス感染症フォローアップセンターの機能を併せ持った相談窓口となりました。
受診先に困ったときや療養中の健康相談などがある場合は、下記の順番でご相談をご検討ください。

(1)かかりつけ医

(3)船橋市新型コロナウイルス感染症相談センター
電話番号:047-409-3127 (全日9時から17時)
 
(4)千葉県新型コロナウイルス感染症相談センター
電話番号:0570-200-139 (全日24時間対応)
 
夜間の問い合わせ先についてはこちらも参考にしてください。
 

外来対応医療機関について

5類移行後は特定の医療機関ではなく、幅広い医療機関で診療が可能となるよう千葉県にて整備を行っています。
当面の間、外来対応医療機関の一覧は、「発熱時の行動フロー・コロナかなと思ったら」(千葉県ホームページ)にて掲載しております。
また、  千葉県の外来対応医療機関検索システムもご活用ください。

体調不良時についてはこちらもご覧ください。

「新型コロナに感染したかも」と思ったら・・・ 

医療機関に行く前に  

  • あわてず、症状や常備薬をチェック
  • 国が承認した新型コロナ抗原定性検査キット等を用いてチェック 

陽性だった場合・・・
 症状が軽い場合は、自宅等で療養を開始
 ※保健所への陽性者登録は不要。保健所からの電話等の連絡はありません。

陰性だった場合・・・
 症状がある場合のマスク着用や手洗いなどの基本的な感染予防対策を継続しましょう

【注意】
重症化リスクが高い方(高齢者、基礎疾患を有する方、妊婦など)や、症状が重い場合は医療機関へ相談・受診してください。

発熱などの体調不良時に備えて、準備しておきましょう

新型コロナ抗原定性検査キットや解熱鎮痛剤などを常備しておくと安心です。
 

具合が悪くなり、「医療機関を受診するか」「救急車を呼ぶか」迷われたときは

救急安心電話相談(千葉県)」や「こども急病電話相談(千葉県)」にご相談ください。

救急安心電話相談(千葉県)
  年中無休
  受付時間:平日・土曜日:午後6時~翌日午前6時
       日曜日・祝日・年末年始・GW: 午前9時~翌日午前6時
  電話番号 :#7009 (プッシュホン回線・携帯電話から)
        03‐6810‐1636 (ダイヤル回線から)

○こども急病電話相談(千葉県)
  年中無休
  受付時間:全日  午後7時~翌日午前6時
  電話番号: #8000 (プッシュホン回線・携帯電話から)
       043‐242‐9939 (ダイヤル回線から)

「緊急性の高い症状」が出た場合は、直ちに119番で救急車を要請してください

緊急性の高い症状 ※は、ご家族がご覧になって判断した場合です
表情・外見

・ 顔色が明らかに悪い 
・ 唇が紫色になっている
・ いつもと違う、様子がおかしい 

息苦しさ等 ・ 息が荒くなった(呼吸数が多くなった)
・ 急に息苦しくなった
・ 日常生活の中で少し動くと息があがる
・ 胸の痛みがある
・ 横になれない・座らないと息ができない
・ 肩で息をしている・ぜーぜーしている
意識障害等

・ ぼんやりしている(反応が弱い) 
・ もうろうとしている(返事がない) 
・ 脈がとぶ、脈のリズムが乱れる感じがする

救急車の利用にあたっては総務省消防庁「救急車利用マニュアル」をご覧ください。
総務省消防庁のホームページはこちらをご覧ください。

療養期間や行動制限について

これまで新型コロナウイルス感染症の感染者は、原則発症日から7日間経過するまではできるだけ外出しないよう要請されておりましたが、5月8日以降このような行動制限は廃止となります。

外出を控えるかどうかは個人の判断に委ねられることとなりますが、外出を控えることが推奨される期間周りの方への配慮について厚生労働省より周知されておりますので、参考にしながら行動していただければと思います。

自宅療養中の方に対する保健所からの健康観察等の電話連絡は今後ありません。

・外出を控えることが推奨される期間(5月8日以降)

発症日(無症状の場合は検体採取日)を0日目として5日間
かつ
5日目に症状が続いていた場合は、熱が下がり痰や喉の痛みなどの症状が軽快して24時間程度経過するまで

・周りの方への配慮(5月8日以降)

10日間経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用したり、高齢者等のハイリスク者との接触は控える

推奨期間

※発症後10日を過ぎても咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、マスクの着用や咳エチケットを心がけましょう

感染症法上の位置づけ変更後の療養に関するQ&A(厚生労働省作成)

濃厚接触者の特定について(5月8日以降)

5月8日以降は濃厚接触者として特定されることは無くなり、法律に基づく外出自粛等は求められなくなります。

同居されている方が新型コロナウイルス感染症にかかった場合

濃厚接触者として特定されなくなっても、感染者との接触があれば感染のリスクが有ることに変わりはありません。
可能であれば部屋を分け、感染された方のお世話は限られた方で行うなどの対策をお願いします。
また、外出する場合は感染された方の発症日を0日として、特に5日間はご自身の体調に注意してください。
この間、手洗い等の手指衛生や換気等の基本的感染対策のほか、不織布マスクの着用や高齢者等ハイリスク者と接触を控える等の配慮にご協力をお願いします。

今後のコロナに関する医療費について

これまでは新型コロナウイルスの感染者と診断された場合、医療費については公費負担となり、原則自己負担はありませんでした。5月8日以降は公費支援が縮小され、通常の保険診療(自己負担が発生)となります。
 
公費
 

・新型コロナウイルス感染症治療薬の費用については今後も公費の対象(無料)となります。

<対象となる治療薬>
 経口薬   ラゲブリオ・パキロビッド・ゾコーバ
 点滴薬   べクルリー 
 中和抗体薬 ゼビュディ・ロナプリーブ ・エバシェルド

・新型コロナウイルス感染症による入院費については一部減額措置があります。

 
入院治療費
 
※高額療養費制度の自己負担額が2万円未満の場合はその額

今後の感染対策

今後の新型コロナの感染対策は、「主体的な選択を尊重し、個人や事業者の判断に委ねることを基本」とし「国として一律に求めることはなくなり、個人や事業者が自主的な感染対策に取り組む」こととなります。
感染対策の対応方針が変更されますが、新型コロナウイルス感染症が無くなるわけではありません。
マスクの着用が推奨される場面等を参考に、感染しない・感染させないようご注意ください。
また、手洗い等の手指衛生換気といった感染対策は今後も有効です。
マスク着用(3月13日)

配食サービスについて(終了)

感染者に対する行動制限があったことから、ご家庭の備蓄等の食料品に不足が生じ親族などからの支援も受けられない場合に、配食サービスを実施しておりましたが、行動制限がなくなったことから5月8日以降配食サービスは終了となります。
 
配食サービスの申請期限
5月7日17時まで
配食サービスの申請についてはこちらをご覧ください。

パルスオキシメーターの貸し出し(終了)

5月8日に5類感染症へ移行されることに伴い、これまで実施していた感染者に対するパルスオキシメーターの貸し出しは終了となります。
 
パルスオキシメーター貸し出しの申請についてはこちらをご覧ください。

療養証明書について(終了)

5類感染症への移行に伴い、5月8日以降の感染者に対する療養証明書の発行は行われなくなります。
ただし、5月7日以前に診断を受けた発生届の対象の方については当面の間、発行可能となります。
 
療養証明書の申請方法についてはこちらをご覧ください。

ワクチン接種について

当面の間無料でワクチンを接種することができます。
なお、ワクチン接種の詳細はこちらをご覧ください。

感染者数・流行状況の把握について

5月7日まで新型コロナウイルス感染症は、医療機関等から感染者数の報告を受け感染者数の把握を行っておりました。
5月8日以降は一般の医療機関の感染者数の報告義務がなくなり、一部の指定された医療機関(定点医療機関)による週に1度の感染者数の報告によって流行状況を判断することとなりました。(季節性インフルエンザと同様の仕組み)

これに伴いこれまでの感染者数の発表は、5月8日をもって終了することとなります。

その他5類移行によって終了するもの

  • 入院勧告
     法律に基づき保健所が行っていた「入院勧告」や入院勧告に付随する「患者の搬送」に関する業務がなくなります
  • 感染者の登録
     千葉県の陽性者登録センターへの登録は不要となります
  • 保健所による健康観察
     感染者の登録が無くなり、保健所で感染者を特定することが無くなります 
  • 配食サービス
     終了(5月7日17時まで申請受付)
  • パルスオキシメーターの貸し出し
     終了(5月7日まで申請受付 )
  • 療養証明書の発行
     5類移行後については発行不可(5月7日以前の発生届対象者については当面発行可)
  • 宿泊療養施設の運営
     
    市が運営する宿泊療養施設は5月8日をもって終了

言語・聴覚障害などにより電話相談が難しい方は、FAXでお問い合わせください

FAX :047-409-6301

お急ぎでない場合については、以下メールフォームにてお問い合わせください
順次回答いたします

このページについてのご意見・お問い合わせ

保健所健康危機対策課 疫学班

〒273-8506千葉県船橋市北本町1-16-55

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日

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