インフルエンザ様疾患の感染拡大防止について
船橋市内の小学校において、今シーズン初のインフルエンザ様疾患による学級閉鎖が発生しました。
1.インフルエンザの特徴
小児ではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している人では肺炎を併発する等、重症になることがあります。
2.市内のインフルエンザの発生状況
感染症発生動向調査事業による患者報告数および定点医療機関あたりの報告数は、2025年第37週(9月8日~9月14日)時点で25例、『1.67』でした。
こまめな手洗いや咳エチケット等に努め、家庭、保育所、幼稚園、学校、社会福祉施設等において、感染予防策の徹底をお願いします。
*定点当たり患者報告数
定点とは、感染症の発生状況を知るため、一定の基準に従い、保健所管内の人口に応じた数の医療機関を無作為に選定し、感染症発生状況を報告する医療機関です。
定点当たり患者報告数とは、各定点において1週間に診断した患者数の平均値(患者報告数の総和/定点医療機関数)です。
市民の皆様へ
2025年9月1日からインフルエンザの新シーズン(2025/2026)が始りました。
インフルエンザは、突然の高熱、頭痛、関節痛など、ふつうの風邪に比べ感染力が強く、肺炎や脳炎などを合併し、重症化することが多いので、体力のな高齢者や乳幼児などは特に注意が必要です。
インフルエンザ予防のため、手洗いや咳エチケットの励行に努め、場面に応じて適切にマスクを着用しましょう。
〇外から帰ったら、手洗いをしましょう。
〇室内では適度な湿度(50~60%)を保ち、こまめに換気をしましょう。
〇十分な栄養と睡眠をとり、抵抗力を高めましょう。
〇高齢者や基礎疾患のある方などは、症状が重くなりやすいので、人混みや繁華街への外出時にはマスクを着用しましょう。
〇咳エチケットー周囲の人にうつさないために気をつけましょう。
・ 咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。
・ 咳やくしゃみの症状があり、マスクを持っていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
・ 鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。
社会福祉施設及び医療機関等の皆様へ
- 集団感染に対する対策を今一度確認をお願いします。
- 医療機関においては、院内感染によるインフルエンザの集団感染を疑う場合や、院内感染との因果関係が否定できない死亡事例が発生した場合には下記連絡先に報告をお願いします。
- 社会福祉施設等においては、施設内でインフルエンザの集団感染が疑われる場合や、重症者、死亡者がいる場合にはただちに保健所に報告をお願いします。報告様式は船橋市ホームページ「感染症集団発生時の対応と報告について」よりダウンロードできます。
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