インフルエンザ様疾患の感染拡大防止について

更新日:令和7(2025)年2月14日(金曜日)

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1.インフルエンザの特徴

 インフルエンザは、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が突然現れます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。
小児ではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している人では肺炎を併発する等、重症になることがあります。
 

2.インフルエンザ警報の解除について

 千葉県では12月25日に2024年第51週(12月16日から12月22日)の1週間で定点当たり患者報告数が 60.03となり、「インフルエンザ警報」を発令しました。2025年第5週(1月27日から2月2日)における定点当たり報告数は(5.91)となり、県内のインフルエンザの定点当たりの患者報告数が警報解除基準値『10』を下回り、その後、第6週(2月3日から2月9日)には『4.1』と更に減少し、県内全保健所管内においても警報解除基準値を下回ったため、2025年2月12日をもって、インフルエンザ警報が解除されました。
 船橋市においても2025年第6週(2月3日から2月9日)は『5.47』と、警報解除基準値『10』を下回っています。 インフルエンザ警報は解除となりましたが、 インフルエンザの流行は続いていますので、引き続き、こまめな手洗いや咳エチケット等に努め、家庭、保育所、幼稚園、学校、社会福祉施設等において、感染予防策の徹底をお願いします。

*定点当たり患者報告数

定点とは、感染症の発生状況を知るため、一定の基準に従い、保健所管内の人口に応じた数の医療機関を無作為に選定し、感染症発生状況を報告する医療機関です。

定点当たり患者報告数とは、各定点において1週間に診断した患者数の平均値(患者報告数の総和/定点医療機関数)です。

市民の皆様へ

 インフルエンザ予防のため、手洗いや咳エチケットの励行に努め、場面に応じて適切にマスクを着用しましょう。


〇外から帰ったら、手洗いをしましょう。

〇室内では適度な湿度(50~60%)を保ち、こまめに換気をしましょう。

〇十分な栄養と睡眠をとり、抵抗力を高めましょう。

〇高齢者や基礎疾患のある方などは、症状が重くなりやすいので、人混みや繁華街への外出時にはマスクを着用しましょう。

〇咳エチケットー周囲の人にうつさないために気をつけましょう。

 ・ 咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。

 ・ 咳やくしゃみの症状があり、マスクを持っていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。

 ・ 鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。

社会福祉施設及び医療機関等の皆様へ

  • 集団感染に対する対策を今一度確認をお願いします。
  • 医療機関においては、院内感染によるインフルエンザの集団感染を疑う場合や、院内感染との因果関係が否定できない死亡事例が発生した場合には下記連絡先に報告をお願いします。
  • 社会福祉施設等においては、施設内でインフルエンザの集団感染が疑われる場合や、重症者、死亡者がいる場合にはただちに保健所に報告をお願いします。報告様式は船橋市ホームページ「感染症集団発生時の対応と報告について」よりダウンロードできます。

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保健所健康危機対策課 結核感染症係

〒273-8506千葉県船橋市北本町1-16-55

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日