各種地震情報について

更新日:令和5(2023)年4月17日(月曜日)

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長周期地震動に関する情報

長周期地震動とは

大きな地震が発生した際に生じる周期が長い揺れのことを長周期地震動といい、高層ビルの場合、低層階より高層階の方が大きく長く揺れる傾向があります。
また、これまで震度予想のみによって発表されていた緊急地震速報が、令和5年2月1日から発表基準に長周期地震動階級の予想値が追加され、長周期地震動階級3以上を予想した場合も緊急地震速報が発表されます。
長周期地震動
出典:気象庁「知ってる?長周期地震動のこと」

長周期地震動階級とは

高層ビルの高層階の住民に対して、身を守る行動を実施してもらうこと、施設管理者等には防災対策を行うための判断支援を目的として、長周期地震動による被害の目安を示したものです。
地震動階級
出典:気象庁「長周期地震動階級」

長周期地震動への備え

  • 家具等の転倒や移動、落下の防止対策は、短周期の揺れへの対策だけでなく長周期地震動対策としても非常に重要です。特に、揺れが大きい場合には、家具等を十分に固定できず、転倒によって扉がふさがれたり、窓ガラスに衝突して地上に落下したりする可能性があることから、このような事態をあらかじめ想定して、家具等を設置する場所に配慮することも重要です。
  • 超高層建築物が長周期地震動と共振して揺れが大きくなるまでに、ある程度の時間的な余裕があります。このため、超高層建築物内で緊急地震速報を見聞きした場合や揺れを感じた場合には、頭部を保護し、揺れに飛ばされないよう体勢を低くして身の安全を確保することが重要です。
  • 巨大地震が発生した場合には、超高層建築物の内外で災害が同時発生することが想定されます。このため、「誰も助けに来られない」ことを前提として、各自でオフィスビル等の「自衛消防組織」やマンション等の「自主防災組織」などの災害対応組織をあらかじめ確認しておくとともに、地震発生時の対応や自身の役割を確認しておくことも重要です。
 
 

北海道・三陸沖後発地震注意情報

北海道・三陸沖後発地震注意情報とは

「北海道・三陸沖後発地震注意情報」とは、北海道と東北の太平洋沖にある日本海溝・千島海溝でマグニチュード7.0以上の地震が発生し、その後大規模地震の発生可能性が平時より相対的に高まっている際に発表される情報です。
この情報が発表された場合は、一週間程度は大きな地震に備えすぐに避難できる態勢の準備をしてください。

すぐに避難できる態勢とは

  • 枕元に靴などを置いて、すぐに逃げ出せる態勢での就寝。
  • 非常食や飲料水など非常持出品を常に携帯する。
  • 緊急情報の取得体制を確保する。
  • 想定されるリスクから身の安全を確保する。
  • 備蓄食品の消費期限の確認や家具の転倒防止措置など日頃からの備えの再確認を行う。

南海トラフ地震臨時情報

南海トラフ地震の特徴

南海トラフ地震は、静岡県の駿河湾から宮崎県の日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として概ね100~150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震です。この地震は、わが国で発生する最大級の地震として、その被害が甚大でかつ、その被災地域が広域にわたることが想定されています。
前回の南海トラフ地震が発生してから70年以上が経過しており、南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきています。

南海トラフ地震臨時情報とは

「南海トラフ地震臨時情報」は、南海トラフ沿いで異常な現象を観測された場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合等に、気象庁から発表される情報です。情報名の後にキーワードが付記され「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」等の形で情報発表されます。
南海トラフ地震臨時情報
出典:内閣府「防災情報のページ」

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