船橋市内初! 意富比神社(船橋大神宮)が自然共生サイトに認定されました

更新日:令和7(2025)年12月3日(水曜日)

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船橋市初の自然共生サイト認定!

 令和7年9月16日に、船橋市で初めての自然共生サイトとして「意富比神社(船橋大神宮)」が認定されました。

 東邦大学の学生プロジェクトが協力して境内(けいだい)の自然環境を調査し、その結果を基に両者によって申請したところ、この活動が環境省、農林水産省、国土交通省より認定を受けました。
 これは令和7年度に「地域生物多様性増進法」が施行されてから初めての自然共生サイトの認定となります。

【意富比神社の自然共生サイトとして認められた価値】
 ・伝統工芸や伝統行事といった地域の伝統文化のために活用されている自然資源の供給の場としての価値
 ・希少な動植物種が生息生育している場あるいは生息生育している可能性が高い場としての価値


oohijinnja    意富比神社(船橋大神宮)

99   88   自然共生サイト認定式の様子                                     調査の様子    

   市長表敬が行われました!

 自然共生サイト認定を受けて、令和7年11月17日に市長への表敬訪問が行われました。
 共同で申請を行った意富比神社と東邦大学の学生グループ「船橋大神宮生態調査プロジェクト」のメンバーらが参加し、市長へ認定の報告と調査の中で作成された境内の自然を紹介するパンフレットの説明を行いました。
 
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(左から)意富比神社 宮司・権禰宜、松戸 船橋市長、古田 東邦大学理学部長、学生プロジェクト代表(2名)、柴田 理学部准教授(プロジェクト担当教員)
 
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市長に認定の報告をしている様子

自然共生サイトとは

 令和4年に新たな世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されました。これを受け、国内でも「生物多様性国家戦略2023-2030」が策定され、2030年までに「ネイチャーポジティブ(自然再興)」の実現と、その目標の一つとして「30 by 30」の達成を定めています。
 
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 出典:Nature Positive Initiativeを基に作成
 
 「30 by 30」目標は、2030年までに、陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全することを目指す目標です。
 目標達成のためには、民間の取組等によって保全されている区域を広げていくことが必要であることから、自然共生サイトの登録の仕組みが作られました。
 自然共生サイトに登録されると保護地域等を除き、生物多様性保全に資する地域(OECM:Other Effective area-based Conservation Measures)として国際データベースに登録されます。
 
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「ネイチャーポジティブ」イメージキャラクター
だいだらポジー
  

自然共生サイトへの認定に向けて

 自然共生サイトは、その場の生物多様性に関する価値が認められれば民有地などの身近な自然でも申請を行うことができます。
 
 市内で申請を考えている方で、疑問に思うことや確認したいことがある場合は、お気軽に環境政策課までご相談ください。
 

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