【特定外来生物】セアカゴケグモにご注意ください

更新日:令和7(2025)年9月8日(月曜日)

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セアカゴケグモとは

 セアカゴケグモは、もともと国内には生息していなかったクモですが、環境省では既に国内に定着したものと判断されており、市内全域で多数発見されていることから、定着した可能性が高いとみられます。
 攻撃性の高いクモではありませんが、触ると咬まれることがあります。
 咬まれた直後は、軽い痛みを感じる程度ですが、次第に痛みが増加し、腹痛、胸痛が起こることがあります。頻度はまれですが、重症になると、嘔吐、発熱、高血圧、頻脈などの神経毒による全身症状が現れることがあります。
 万が一、咬まれてしまった場合には、患部を水でよく洗い、医療機関を受診してください。
 咬んだクモの種類がわかるように、虫体(死がい)がある場合は医療機関に持参してください。

特徴

 セアカゴケグモは、メスのみ人体に影響のある毒性を持っています。002
 (※右の画像はメスです。)

 全体的に黒く、腹部背面によく目立つ赤色の模様があります。
 体長は約10mm程度で、脚を広げると約30mm程度です。
 腹部下面には、ゴケグモ属の特徴である、砂時計様の薄赤色の斑紋があります。
 また、卵のうは直径約10~15mmで乳白色をしています。

生息場所

巣を作る隙間があり、日当たりがよく、暖かく、餌となる昆虫のいる場所に巣を作り繁殖します。
一般的には、下記のような箇所で営巣するケースが多くなっています。

  • 側溝の内部や、その金属製の蓋の隙間
  • 宅地の水抜きパイプの内部、フェンスの基部、花壇のブロックの内部など

また、一般の住宅等では下記のような場所で営巣が報告されています。
敷地内のお手入れ等をされる際には、お気をつけください。

営巣箇所

参考資料:セアカゴケグモに注意してください(PDF形式 330キロバイト)

セアカゴケグモを駆除する場合

 ご自宅等でセアカゴケグモを発見した場合は、素手で捕まえたり触ったりせずに、市販の殺虫剤を噴霧するか、なければ靴で踏み潰す等して駆除してください。また、セアカゴケグモの卵を発見した場合は、袋詰め後、飛び散らないように袋ごと靴で踏み潰し、袋を二重にし密閉して可燃ごみに捨ててください。
 集合住宅等で発見した場合には、居住者様で駆除いただくか、管理会社や施設管理者にご相談ください。

 なお、セアカゴケグモが市内全域に定着してしまっているため、市に対して発見の報告は必要ありません。
 また、疑わしいクモを発見し判別がつかない場合には、下記のスマート申請にて、市環境政策課まで画像を送付してください。 

画像の送付方法

船橋市スマート申請

Grafferアカウントを登録しなくてもご利用になれますが、写真の添付が必須です。

スーパーマーケット等の私有地で発見した場合

 駆除の義務がなく、市から私有地の管理者へ伝えることができないため、お手数をおかけしますが発見者の方が直接、私有地の管理者へセアカゴケグモを発見した事をお伝えください。

市が所有する施設について

 セアカゴケグモや卵を確認した場合、駆除できる場合がありますので、発見した場所に応じて下記の各施設管理者までお問い合わせください。
発見した場所 管理者および管理者の連絡先
市立小中学校、市立船橋高校、
及び市立特別支援学校
船橋市教育委員会施設課 電話:047-436-2825
市道 船橋市道路維持課 電話:047-436-3222
公園・緑地 船橋市公園緑地課 電話:047-436-2555

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環境政策課 自然環境係

千葉県船橋市湊町2-10-25

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