「ふなばしシルバーリハビリ体操」等の事業評価を行いました

更新日:令和5(2023)年11月13日(月曜日)

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令和5年7月1日広報ふなばしに掲載しました!

令和4年に実施した、ふなばしシルバーリハビリ体操などの事業評価について、あらためて令和5年7月1日号の広報ふなばしで市民の皆様に周知しました。
ぜひ、ふなばしシルバーリハビリ体操などの「通いの場」を活用して、アクティブなシニア生活を送りましょう!
 
「通いの場」のご案内は →→ こちら

事業評価(コホート分析)の概要

 本市で実施している「ふなばしシルバーリハビリ体操」などの一般介護予防事業に関して、令和元年度から毎年度継続して実施している「健康スケール(※1) 」情報と、要介護・要支援などの介護保険情報を連携して、分析を行った結果、ふなばしシルバーリハビリ体操などが介護認定リスクが減少することが確認されました。
 

(※1)本市が独自に開発したもので、22項目の質問票を対象の市民に送付し、その回答結果から
     3年後の要支援・要介護状態になるリスクや、同年齢の方と比較した自身の元気度を測る
     「ものさし」

○実施時期

令和4年5月・・JAGES2016(※2)の実施主体である「一般社団法人 日本老年学的評価研究
       (JAGES)機構」に分析を委託
令和4年8月・・分析結果の報告を受理・精査  

(※2)日本老年学的評価研究による健康長寿社会づくりに向けた社会疫学的大規模調査で3年に
     1回実施されており、本市は2016年に参加した。     

○主な事業評価 

 主な事業評価は以下のとおりです。事業評価の詳細な情報は、本ページ下にある『概要版』及び
詳細版』をご覧ください。

1.ふなばしシルバーリハビリ体操等の事業評価
 ふなばしシルバーリハビリ体操に参加している方や、趣味・ボランティア活動に参加している方など『何らかの社会活動に参加している人の集団』の要介護認定等の情報と、『何の活動にも参加していない人の集団』の要介護認定等の情報を比較分析し、介護認定を受けるリスクを数値化しました。
 その結果、『ふなばしシルバーリハビリ体操に参加した人は、何の活動にも参加していない人に比べ、要介護2以上の認定を受けるリスクが参加回数に応じて39%から53%減少することがわかりました。

 併せて、趣味・ボランティア活動を行っている人は30%を超えるリスクが減少する効果も確認
されました。
 このことから「スポーツや趣味など多様な社会参加が促進される地域づくりが介護予防に有効
である」
ことがわかりました。

2.市内24地区コミュニティごとの地区分析
 船橋市内を24地区に分割し、健康スケールJAGES2016の質問項目、および介護認定情報を
もとに足腰などに関する分析を行った結果、地区ごとの介護認定を受けるリスク度や、介護予
防に関する課題などが浮き彫りになりました。

修正グラフ
※「シルリハなどの活動に一度も参加したことが無い人」
 のリスク度を100とした場合の減少率

○事業評価の活用

 今回の事業評価を受けて、令和5年度以降の一般介護予防事業の方針を現在検討しております。
具体的な方向性が決まりましたら、広報ふなばしや市ホームページでお知らせいたします。

事業評価の詳細は こちら

 事業評価の詳細は、下記をご覧ください。

 1.事業評価(概要版) 
 2.事業評価(詳細版)
 3.事業評価(詳細版)資料1
 4.事業評価(詳細版)資料2

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健康づくり課 (介護予防推進係)

〒273-8506船橋市北本町1-16-55 船橋市保健福祉センター

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日