たばこを原因とする肺の病気、それが「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは?
COPDはたばこの煙などに含まれる有害物質を長年吸い込むことで、気管支に慢性的な炎症が生じ、呼吸機能が低下していく肺の病気です。以前は「慢性気管支炎」、「肺気腫」と別々に呼ばれていましたが、この2つを総称して「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」と呼ばれています。
COPDの主な原因はたばこです
COPDの主な原因はたばこの煙であることから「肺の生活習慣病」ともいわれています。COPDの患者の90%が喫煙者です。また、喫煙は新型コロナウイルス感染症の重症化リスクのひとつです。
【主な症状】
・階段の上り下りなどで息切れる
・長く続くせきやたん
COPDの症状は、ありふれた症状であるため見過ごしてしまいがちで、COPD発見の遅れにつながります。
重症化を防ぐためには、早期発見・早期治療が重要です。
受動喫煙もCOPDの危険因子のひとつです
人が他人の喫煙によりたばこから発生した煙にさらされることを受動喫煙といい、非喫煙者でも受動喫煙がCOPDの危険因子となります。望まない受動喫煙をなくすため、周囲の方へのご配慮をお願いします。たばこを吸う場所を考えることが、たばこを吸わない人への思いやりになります。
禁煙を始めてみませんか
COPDは長年にわたる喫煙が大きく影響します。禁煙することはCOPD改善の第一歩です。
ご自身のため、周りの人のためにも、禁煙を始めてみませんか。
禁煙治療を行っている市内の医療機関を市ホームページに掲載しています。詳しくはこちら
11月17日は世界COPDデー!
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、世界的に主要な死亡原因の1つでありながら、社会的にあまり知られていない病気です。
COPDの危険性を知ってもらい、その知識を広めるため毎年11月の第3水曜日を「世界COPDデー」と定めています。
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- COPD情報サイト(新しいウインドウが開きます。)
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