減塩のすすめ
なぜ「減塩」が必要なのか?
食塩のとりすぎにより血液中のナトリウム濃度が高くなると、ナトリウムの血中濃度を調整するよう、細胞中の水分が血液中に移行し、血液の量が増え、血圧が高くなるといった状態になります。このような状態が続くことで、血管には常に高い圧がかかり、動脈硬化を来すことになります。動脈硬化は、脳血管疾患や心疾患、腎臓疾患等の原因になることや、塩分の多い食事は胃がんのリスクを高めるともいわれています。
このように、塩分と血圧は密接な関係があり、生活習慣病のリスク要因となっていることから、 予防のために「減塩」が必要となります。
食塩摂取量の目標量(大人)
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、食塩相当量の目標量を男性7.5g未満、女性6.5g未満としています。
令和5年国民健康・栄養調査結果によると、日本人(20歳以上)の平均食塩摂取量は、男性10.7g、女性9.1g、平均値は9.8gで、日本人の食事摂取基準(2025年版)の目標量より約3gほど多く食塩を摂っています。
食塩摂取量の目標量(小児)
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、小児期の食塩相当量の目標量も
設定されています。生活習慣病の予防のためには、小児期からの減塩習慣が大切です。
1~2歳 男3.0g未満 女2.5g未満
3~5歳 男3.5g未満 女3.5g未満
6~7歳 男4.5g未満 女4.5g未満
8~9歳 男5.0g未満 女5.0g未満
12~14歳 男7.0g未満 女6.5g未満
毎月17日は「減塩の日」
平成29年、日本高血圧学会の申請により、毎月17日を「減塩の日」とすることが決定しました。「高血圧治療ガイドライン2019」では、高血圧の人は、減塩目標量を1日6g未満が望ましいとしています。船橋市民の「健康寿命日本一」を目指し、ご家族みんなで「うす味」「減塩」を考えてみませんか。「健康寿命をのばしましょう。」をスローガンとした厚生労働省の国民運動”スマートライフプロジェクト”でも減塩について記載があります。
おいしい減塩食の工夫
1.はかる・・・目分量ではなく計量してみよう。
2.控える・・・食塩を多く含む食品は控えめに。
3.腹八分目・・・食べ過ぎると食塩の摂取量も増加します。
4.味のアクセント・・・酸味、香辛料、薬味を活用しましょう。
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