「熱中症警戒アラート」を実施しています
「熱中症警戒アラート」について
環境省と気象庁は、熱中症予防対策に資する効果的な情報発信として、令和2年7月から関東甲信越地方で「熱中症警戒アラート(試行)」の発表を実施しました。
令和3年度からは全国を対象に「熱中症警戒アラート」を実施しています。
【令和5年度の情報発信期間】4月26日(水曜日)から10月25日(水曜日)まで
熱中症警戒アラートの概要等
「熱中症警戒アラート」は熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報で、熱中症との相関が高い「暑さ指数」を用います。
暑さ指数の値が33以上と予測された場合に「熱中症警戒アラート」が発表されます。
令和4年度に千葉県内で熱中症警戒アラートが発表されたのは6~8月にかけて12回でした。
船橋市の暑さ指数(WBGT)は「こちら(環境省熱中症予防情報サイト)」から確認できます。
船橋市がお知らせする基準:千葉県でアラートが発表された場合
このアラートは、前日の17時頃と当日の朝5時頃に最新の予測値を元に都道府県ごとに発表されます。
船橋市では、防災行政無線や、ふなばし情報メール、ふなっぷ(船橋市公式アプリ)、ホームページ等で市民の皆様にお知らせします。
環境省「熱中症予防情報サイト」では、環境省・気象庁が発表する熱中症警戒アラートの情報をメールで配信するサービスを行っています。
詳しくはこちらをご覧ください。
暑さ指数(WBGT)とは
暑さ指数(WBGT)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。
暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい【1】湿度、【2】日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、【3】気温の3つを取り入れた指標です。
詳しくはこちらをご覧ください。
熱中症警戒アラート発表時の予防行動のポイント
熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高くなると予想される日の前日または当日に発表されるため、日頃から実施している熱中症予防対策を普段以上に徹底することが重要です。
1.外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう
・熱中症を予防するためには、暑さを避けることが最も重要です。
・昼夜を問わず、エアコン等を使用して部屋の温度を調整しましょう。
・不要不急の外出はできるだけ避けましょう。
2.熱中症リスクの高い方に声かけをしましょう
・高齢者、子ども、持病のある方、肥満の方、障害者等は熱中症になりやすい方々です。これらの熱中症のリスクが高い方には、身近な方から、夜間を含むエアコンの使用やこまめな水分補給を行うよう、声をかけましょう。
高齢者と子どもの注意事項
高齢者の特徴
高齢者が熱中症にかかりやすい理由 ~熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です~
○「暑い」と感じにくくなる
○体温調節が鈍る
○体内の水分量が減少する
○のどの渇きを感じにくくなる
高齢者の熱中症対策の注意点
○のどが渇かなくてもこまめに水分補給をする
○部屋の温度をこまめに測る
○1日1回汗をかく運動をする
高齢者をお世話する人が注意する点
○体調・・・元気か、食欲はあるか、熱はないか、わきの下や口腔の乾燥具合
○具合・・・体重、血圧の変化、心拍数、体温
○環境・・・お世話をする人がいない間の過ごし方、部屋の温度や湿度、風通し、換気、日当たり
子どもの特徴
子どもが熱中症にかかりやすい理由
○汗腺などの体温調節能力が未発達
○体重当たりの体表面積が大人より大きく、高温時や炎天下では深部体温が上がりやすい
子どもの熱中症対策のポイント
○顔色や汗のかき方を十分に観察しましょう
○適切な飲水行動を学習させましょう
○日ごろから暑さに慣れさせましょう
○服装を選びましょう
【コラム】乳幼児の熱中症~乳幼児を車の中で決して一人にしないでください~
乳幼児の熱中症死亡事故は、特に0歳と1歳の発生が多くなっています。眠っていて起こすとかわいそう等の理由でクーラーを入れて車のエンジンをかけたまま、保護者が車を離れた際に発生した例も報告されています。乳幼児は保護が必要な年齢です。自分では行動できませんので、乳幼児を車の中で一人にしないでください。
3.普段以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう
・のどが渇く前にこまめに水分補給しましょう。(1日あたり1.2Lが目安)
・涼しい服装にしましょう。
・屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合は適宜マスクをはずしましょう。
4.外での運動は、原則、中止/延期をしましょう
・身の回りの暑さ指数(WBGT)に応じて屋外やエアコン等が設置されていない屋内での運動は原則、中止や延期をしましょう。
5.暑さ指数(WBGT)を確認しましょう
・身の回りの暑さ指数(WBGT)を行動の目安にしましょう。
・暑さ指数は時間帯や場所によって大きく異なるため、身の回りの暑さ指数を環境省熱中症予防情報サイトや各現場で測定して確認しましょう。
熱中症予防関連ページ
・環境省「環境省熱中症予防情報サイト」
環境省のウェブサイト「環境省熱中症予防情報サイト」では、各種普及啓発資料や、熱中症のかかりやすさを示す「暑さ指数(WBGT)」を公表しています。
・気象庁「熱中症から身を守るために」
気象庁のウェブサイト「熱中症から身を守るために」では、気温の予測情報や観測情報等を公表しています。
・厚生労働省「熱中症関連情報」
厚生労働省のウェブサイト「熱中症関連情報」では、熱中症予防に対する厚生労働省の取り組みや、職場における労働衛生対策などを掲載しています。
・【参考】STOP!熱中症 クールワークキャンペーン(職場における熱中症予防対策)
厚生労働省のウェブサイト「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン(職場における熱中症予防対策)」では、職場における熱中症予防対策について掲載されています。
・【参考】スポーツ庁「新型コロナウイルス感染対策 スポーツ・運動の留意点と、運動事例について」
新型コロナウイルス感染症の拡大防止と運動・スポーツの実施における留意点等については、スポーツ庁より情報提供されています。
・【参考】九都県市は「夏の暑さ対策」を推進します
九都県市(千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)は、地球温暖化の防止やヒートアイランド現象の緩和、熱中症の予防につながる夏の暑さ対策を推進しています。
<夏の打ち水入門>
打ち水は、撒いた水が周囲を冷やすことで、涼しい風が吹き、涼を得ることができます。
※「夏の打ち水入門」リーフレットはこちら
<日傘で涼しさを持ち歩こう>
日傘は直射日光を遮り、体感温度を下げる効果が期待できるため、外出の機会が減り、暑さに慣れにくいコロナ禍においての熱中症対策としても有効です。
※「日傘で涼しさを持ち歩こう」パンフレットはこちら
このページについてのご意見・お問い合わせ
- 地域保健課
-
- 電話 047-409-3274
- FAX 047-409-2914
- メールフォームでの
ご意見・お問い合わせ
〒273-8506千葉県船橋市北本町1-16-55(保健福祉センター2階)
受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日
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