禁煙治療とは

更新日:令和4(2022)年9月12日(月曜日)

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禁煙治療とは

2006年4月から禁煙治療に健康保険が適用されることになりました。
施設基準を満たした施設で、患者基準を満たす患者さんに対し、12週間に5回の禁煙治療に健康保険が適応されます。
禁煙治療は貼り薬や飲み薬を使って、禁煙できる方法です。

禁煙治療を受けることのできる方

以下の要件をすべて満たした方のみ、12週間に5回の禁煙治療に健康保険が適用されます。

【1】ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(TDS)で5点以上、ニコチン依存症と診断された方
【2】35歳以上の場合、1日の喫煙本数×喫煙年数(ブリンクマン指数)が200以上の方
【3】直ちに禁煙することを希望されている方
【4】「禁煙治療のための標準手順書」に則った禁煙治療について説明を受け、当該治療を受けることを文書により同意された方

※過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことのある方の場合、前回の治療の初回診察日から1年以上経過している必要があります。
※これらの要件を満たさない場合は、自由診療となります。
※診療費、オンライン診療による保険治療の実施状況については、直接医療機関にお問い合わせください。

保険診療の流れ

健康保険を使った標準禁煙治療は、12週間に5回のプログラムです。

禁煙治療の流れ

禁煙治療の内容

健康保険を使った標準禁煙治療では、以下のような内容の治療を受けることができます。

【1】ニコチン依存症の判定(問診などによってどれだけニコチンに依存しているか判定します)
【2】呼気一酸化炭素濃度測定(吐く息がたばこによってどのくらい汚れているか検査します)
【3】ニコチン依存度に合わせた処方(状況によって貼り薬や飲み薬を処方します)
【4】禁煙に対するアドバイス(禁煙を楽にできるためのコツをお伝えしたり、禁煙に対する想いや不安を聴取します。施設によっては専任の看護師がカウンセリングを行います)

禁煙の薬(禁煙補助薬)について

つらいと思われがちの禁煙も禁煙補助薬を用いることで、禁煙後の離脱症状が緩和され、比較的楽に禁煙することができるようになります。日本では禁煙治療に健康保険が適用されており、貼り薬のニコチンパッチと飲み薬のバレニクリンが使えます。
また、一般医療用医薬品としてニコチンガムとニコチンパッチが薬局・薬店で市販されています。

禁煙補助薬

禁煙治療を受けるためには

まずは禁煙治療を実施している医療機関を探しましょう。
禁煙治療は時間がかかることが多いため、完全予約制の医療機関も多いです。
電話で確認をし、予約を取ることをおすすめします。

禁煙外来医療機関

禁煙治療を受けられる医療機関を紹介します。
医療機関によって、治療薬の入荷状況や外来時間等が異なります。
必ず事前に、治療が受けられるか等をご確認の上、ご受診ください。

※一般社団法人日本禁煙学会のホームページに、禁煙治療に健康保険が適応できる医療機関一覧が掲載されていますので参考にしてください。
 →千葉県内の禁煙治療に保険が使える医療機関(一般社団法人日本禁煙学会ホームページ)
 →全国の禁煙治療に保険が使える医療機関(一般社団法人日本禁煙学会ホームページ)

 すこちゃん禁煙

【参考】厚生労働省ホームページ(e-ヘルスネット)
    一般社団法人日本禁煙学会ホームページ

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地域保健課

〒273-8506千葉県船橋市北本町1-16-55(保健福祉センター2階)

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