第20回健康づくり公開講座「毎日の健康は運動と食事から!~ウォーキングと乳酸菌の関係を学ぼう~」を開催しました

更新日:令和8(2026)年9月18日(金曜日)

ページID:P149847

 令和8年9月6日(日曜日)に、第20回健康づくり公開講座を開催しました。
講師に、青栁 幸利(あおやぎ ゆきとし)氏(東京都健康長寿医療センター研究所「中之条研究」部門長 )をお招きし、「毎日の健康は運動と食事から!~ウォーキングと乳酸菌の関係を学ぼう~ 」と題したご講演をいただきました。

84名の方がご参加くださいました。

講演の様子 講演の様子(2)

公開講座の概要

1.運動による疾病リスクや医療費の低減
*中之条研究*
 高齢者の身体活動量と疾病発症の関係を、群馬県中之条町の住民を対象とした調査により研究。
【調査内容】
・体動計による身体活動量測定(24時間、365日)
 (1) 歩数 (2) 中強度活動時間(息が上がるくらいの運動をした時間)
・健康診断、病歴の把握、体力測定など

【調査結果】
 1日8,000歩、速歩き20分で、糖尿病や高血圧、脂質異常症など様々な病気を予防することができる。また、今より1日2,000歩、速歩き5~10分増加することで、1人あたり約12,600円の医療費削減につながる。

 2.乳酸菌シロタ株摂取による健康リスク低減
<高血圧発症リスク低減>
【調査内容】
 65歳以上の高齢者を対象に、過去5年間におけるシロタ株製品の摂取状況を調査し、摂取頻度が週3回未満の者と週3回以上の者の高血圧症発症率を比較した。

【調査結果】
 シロタ株を含む飲料を週3回以上摂取した者は、週3回未満の者と比べて、高血圧症の発症リスクが半分以下であった。また、過去の報告を踏まえると、少量・長期間のシロタ株摂取が高血圧症発症抑制に貢献した可能性が考えられた。

<シロタ株と運動の組み合わせによる便秘リスク低減>
【調査内容】
 65歳以上の高齢者を対象に、シロタ株製品の摂取が週0~2日の者、週3~5日の者、週6~7日の者における採便前1週間の排便状況および糞便菌叢を比較した。また、1日の歩数が7,000歩未満の者、7,000歩以上の者における採便前1週間の排便状況を比較した。

【調査結果】
 シロタ株製品の摂取頻度が高いほど便秘になるリスクが低く、糞便中の乳酸菌数が多いことがわかった。また、1日7,000歩以上歩く者は便秘になるリスクが低い結果となった。
 さらに、シロタ株製品の高頻度の摂取と適度な運動の組み合わせは便秘リスクの低減に効果的だと考えられた。

 3.乳酸菌と運動の組み合わせによる歩行速度低下抑制
【調査内容】
 65歳以上の高齢者を対象に、1日の歩数が7,000歩未満の者と7,000歩以上の者の通常歩行速度を比較した。また、過去5年間におけるシロタ株製品の摂取頻度が週3日未満の者と週3日以上の者の通常歩行速度を比較した。
 さらに、シロタ株製品の摂取頻度が週3日未満で1日の歩数が7,000歩未満の者、週3日以上で7,000歩未満の者、週3日未満で7,000歩以上の者、週3日以上で7,000歩以上の者の通常歩行速度を比較した。 

【調査結果】
  乳酸菌製品全般を週3日以上摂取した者は、 週3日未満の者と比較して通常歩行速度が速いことがわかった。また、1日7,000歩以上歩く者は通常歩行速度が速く、乳酸菌製品全般の摂取と適度な運動の組み合わせは、歩行速度低下抑制に効果的と考えられた。

4.まとめ
 適度な運動とシロタ株を含む飲料の摂取を継続することが、疾病リスクを低減し、健康維持への対策の1つとなりえる。

参加者の感想(一部をご紹介します)

・歩くことがなぜ健康に良いのか知ることにより、実践しようという気持ちになった。
・長年のデータに基づいた話で現実味があり良かった。
・乳酸菌飲料やヨーグルトはあまり摂らないので、意識的に摂ろうと思った。
・親しみやすい先生の人柄で自然と話に引き込まれた。
・参考になったことが多く、自分でもできる運動を始めたいと思った。

みなさまの健康づくりにお役立てください

ふなばしMOREベジ協力店をご活用ください。野菜をたくさん食べるを応援します。

「ふなばしの食育」に食に関する情報を掲載しています。

「健康ポイント食の応援店」を活用して健康ポイントを貯められます。

健康づくりお助け情報はこちら

このページについてのご意見・お問い合わせ

地域保健課

〒273-8506千葉県船橋市北本町1-16-55(保健福祉センター2階)

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日