新着情報(令和6(2024)年11月)

11月の今日の出来事

令和6(2024)年11月29日

11月の宮本中の様子です。

11月29日(薬物乱用防止教室)

薬物 昨日の6時間目、全校生徒が体育館に集まり薬物乱用防止教室を行いました。講師は千葉県警察・京葉地区少年センターからいらっしゃいました。大麻や覚せい剤といったものから、市販薬の大量摂取によるオーバードーズのことから始まり、最後は最近の新しい犯罪であるオンラインカジノや闇バイトの話までしていただきました。よく「この薬飲むと痩せられるよ」と言って薬物摂取を誘ってくる話がありますが、薬を飲むことにより消化管の細胞がダメージを受け栄養を吸収できなくなることがわかり、ぞっとしました。その他にもシンナーで歯がボロボロになってしまった写真や脳細胞が黒く変色してしまったものなどショッキングな内容で、このあと生徒が書いた感想では「絶対やらないぞ」と誓っていました。

11月28日(富士山)

富士山 秋から冬へと季節が流れるにつれ空気が澄んできて、3階大廊下の西側の窓からくっきりはっきりと雪帽子をかぶった富士山を見ることができます。今年は秋も暖かい日が続いたせいで、富士山の初冠雪は観測し始めて130年の中で最も遅い11月7日でした。それから3週間がたち、すっかり雪化粧した富士山をこれからは楽しむことができそうです。3階からは見渡すと西の富士山からおそらく関東山地の稜線が西から北、北東方向まで見られます。宮本中の校舎から山々の稜線までの距離感から、広大に広がる関東平野の中で多くの人の営みを感じます。

11月27日(スケアードストレイト交通安全教室)

スケアードストレイト 昨日行われたスケアードストレイト交通安全教室では、映画やテレビドラマなどで活躍するプロのスタントマンの方々が色々なケースで考えられる交通事故を実演していただきました。スケアードストレイトとは直訳すると「恐怖の直視」となります。話や映像ではなく実際の恐怖の瞬間を実際に見ることで、「こういうことはしないように気をつけよう」と見ている人に思わせる教育技法のひとつです。写真は一番初めに紹介してくれた交通事故を起こす最も多い車の速さ、時速40kmで走行する車が止まっている自転車にぶつかったときの衝撃の大きさ示す実験です。この後、自転車がどのような運命をたどるかは容易に想像がつきますが、結果の写真は12月の学校だよりでお知らせします。

11月26日(授業公開)

授業公開 昨日から始まった授業公開ですが、初日はQRコードで出席確認ができた人数が180名を超える保護者の方々にわざわざ足を運んでいただき、ありがとうございます。普段の子どもたちの様子を見ていただいた感想はいかがだったでしょうか。ご意見がありましたら、担任や校舎内にいる職員に声をかけていただくか、電話やメールでご意見いただければ幸いです。明日が最終日となりますが、今夜半から雨の予報が出ており、駐輪場に水たまりができる可能性もあります。いらっしゃる際には足元に十分気をつけて来校してください。

11月25日(船橋市総合防災)

総合防災訓練 昨日、体育館で船橋市総合防災訓練が行われました。船橋市役所の参集職員と消防署員、消防団の方々からレクチャーを受けて、避難所となった場合の運営を地域の方々と共に行うことを意識した内容となりました。避難してきた地域の方々が受付係となり、避難してきたときの手続き方法の訓練や水が使えない場合の簡易トイレの使い方、応急的な担架のつくり方、消火器の使い方など実際に災害が起こったときにすぐにでも使える技術を紹介・実地訓練を行いました。また非常食として備蓄している「アルファ化米」を実際に水を使って戻し(60分かかります)、最後に実食していただき実りある防災訓練となりました。

11月22日(天使からの贈り物)

天使からの贈り物 昨日が予定日だったのですが、雨天のため本日に順延された東船橋ちとせ保育園から宮本中学校へのプレゼントをいただきました。毎年いただいているそうですが、いつもお仕事頑張っている中学校の先生方に勤労感謝の日にちなんでプレゼントをしているそうです。今年いただいたのは鉢植えのシクラメンと2025年の手作りカレンダーでした。シクラメンは事務室前に、カレンダーは校長室に飾ってあります。「次の次の年にここに来ます。」と言った園児に校長先生が「宮本小ね」と軽く突っ込みを入れると、「私は7年後。」と正しく計算している園児もいて、とても微笑ましい時間を過ごすことができました。16人の園児たちと3人の先生方、ありがとうございました。

11月21日(知識)

知識 今日から2日間、1,2年生は後期中間考査に挑んでいます。数日前から2年大廊下にある掲示物です。生徒への学習意欲を喚起するためのものですが、確かにそのとおりです。遠い昔、「学校は何をしくるところか?」と授業中に問いかけた先生がいました。生徒たちが何か言おうとするところを遮るように先生は、「勉強しにくるところじゃないぞ」と一喝。生徒たちが口ごもってしまうと続けて、「勉強のやり方を学ぶところだ」と畳みかけました。「社会に出たら、学校にいるとき以上に学ぶことが多い。その時にどう学んだらいいか、その引き出しを多くするために学校で学ぶんだ。」その時はポカーンとしていました。後悔先に立たず、今できることに全力に取り組むことが大切だということは大人なら誰しも思うことではないでしょうか。

11月20日(3年美術)

3年美術 3年生の美術作品は3階大廊下の1号棟美術室側に、長机の上に置かれて展示されています。長方形の皮革を使った作品でも机やテーブルに置くペン入れ、小物入れ風のものです。長方形の四つ角を持ち上げた形はどれも同じですが、ペンなどを置く平たい部分にそれぞれの個性が光ります。その部分に何を描くかのコンセプトを決めたらそれは誰のための作品なのか、そしてそのコンセプトを設定した理由やどんな図柄にするかの下絵が1枚のプリントにまとめられています。作品自体はとても素敵ですが、この作品にしようと決めた「コンセプトの設定理由」が何ともほのぼのして、そちらに目が行ってしまいます。コンセプトは「海」、その理由は大好きな妹と昔に行った海で貝殻を集めたことを思い出したからなど、思わず情景が浮かんできます。授業の様子もいいのですが、こちらも是非、見ていただきたいです。

11月19日(2年美術)

2年美術 生徒作品は教室前や大廊下だけでなく特別教室前にも掲示されています。3号棟3階第一美術室前の廊下には2年生が名画をオマージュして、現在の社会問題を通じてその名画を描いたとしたらどのような作品になるかが展示されています。ムンクの「叫び」やゴッホの「ひまわり」などの作品は環境問題に焦点を当てているものが多く工場からの排煙に叫んでいたり、ひまわりがすべて枯れていたりしています。その他にも色々な問題点に焦点を当てた作品があるほか、ブラックユーモアを含めたものまで生徒の多才な発想力の豊かさに驚かされます。

11月18日(職業調べ)

職業調べ 12月6日(金曜日)に2年生は終日、職業体験を行います。これは中学校のキャリア教育の一環として行っています。しかし新型コロナの影響で規模が縮小し、生徒が学校を離れてというよりは職業安定所の所員が来校し職業講演会としたり、職業人と語る会に切り替わったりしていましたので、復活した行事の一つといえます。また今回の職業体験では保護者の方々が勤務している事業所も数か所あり、ご協力に感謝いたします。事前学習として2階大廊下には生徒たちがこれから行く事業所の紹介記事を新聞形式で掲示されていますので、来週の授業参観でご覧いただければ幸いです。

11月13日(ひとクラスだけの昼休み)

昼休み 今日は千教研のため生徒は4時間目の授業が終わったあと帰りの会を行い、すぐに下校となりましたが、2年6組だけ残って5時間目の授業を行います。これは千教研の中の家庭科部会(市内小中学校の家庭科の先生の集まり)が本校の家庭科教諭の授業を参観して、授業のやり方についていいところや改善したほうが良いところなどを発表し合い、今後自分たちの授業に生かそうという勉強会のために2年6組のみなさんには残っていただきました。保護者の皆様には弁当作りなどお手数をおかけしました。生徒たちにもお弁当を食べ終わった後、ご褒美?ではありませんが昼休みに体育館を解放して存分に遊んでもらいました。そしてその内容は自分たちで選んだ「鬼ごっこ」でした。
※明日、明後日は担当者不在のためお休みします。

11月12日(ご飯の栄養)

ご飯 1号棟にある大廊下につながる2階と3階の階段踊り場に貼ってあるポスターです。給食委員会が作成したもので一膳のご飯150g(252kcal)の中にある栄養素を調べてあります。三大栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)の量を比較すると炭水化物が圧倒的に多いのですが、タンパク質の量を同量の小麦粉と比較するとご飯(お米)の方がたくさん含まれています(プロテインスコアが高い)。その他にもビタミンやミネラルについても書かれており、一膳のご飯でこれだけの栄養素が摂取できるかがわかるようになっています。この中で目を引いた栄養素は「亜鉛」です。亜鉛が欠乏すると味覚障害を引き起こします。街頭で若者を中心に味覚テストを行うと、約4割に味覚障害のリスクが高いことがわかりました。ご飯一膳には0.9mgの亜鉛が含まれています。中学生男子の1日の亜鉛摂取量は10mg、女子では8mgといわれています。いつまでもおいしいものをおいしいと感じながら、楽しく食事ができるように必要な栄養をバランスよくとれるようにしましょう。まずは給食をしっかり食べることはとても大切なことです。みんなの命を支えるために死んでいった野菜や肉、魚たちに感謝をするために「(命を)いただきます」と言うわけですから。

11月11日(職員研修日)

職員研修日 今日の午後の日課は普段行っている授業を別の先生方にも見てもらい、生徒たちによりよく授業内容を伝えるための方策について話し合うという先生方にとっての勉強会(研究授業)を行いました。同じ教科の先生方はもちろんのこと、船橋市教育委員会からも特別な先生をお呼びして指導していただきました。生徒たちにとっては色々な先生が教室に出入りしたり、記録しているノートやプリントを覗き込まれたりと普段より落ち着かなかったかもしれません。先生にとっては晴れの舞台となりますので、数週間前から練りに練った授業を展開したことでしょう。写真は1年生の理科で、マグマの粘り気の違いによりできる火山の形も違ってくることを醤油、ソース、ケチャップを使って確認する実験を行っています。

11月8日(「学び」のピラミッド)

学びのピラミッド 2号棟(3年生棟)の2,3階の廊下に4月から掲示されている「学び」のピラミッドです。3年生は今週、既に後期中間考査は終了しましたが、来週に控えた1,2年生の学習に関するヒントになればと掲載してみました。どのような学習をしたら、どれくらい自分の身となって学習内容が定着するかの割合を示しています。講義型の授業を聞いただけでは5%から他の人に教えた場合の90%まで様々です。同じ時間勉強するのであれば、できるだけ効率的に行った方がよいと思います。ここは保護者のみなさんに生徒役になってもらい、生徒は先生役として学んだことを教えてあげるということもいいのではないでしょうか。そこには大人になっても新たな学びがあるかもしれません。

11月6日(ほっこり)

ほっこり 朝の読書タイムから校舎の見回りをしているとほっこりする場所があります。3年1組の教室前扉にある日めくりカレンダーがそれです。日常のほっこりする何気ない言葉を紹介しています。ほっこり言葉を発する年代は子供からお年寄りまで多種多彩です。例えば昨日のものは夫が出勤する際、「今日、会社で行うプレゼンやだなぁ」とつぶやくとその妻から、「始まっちゃえば終わったのと同じじない」といわれて、心が軽くなったという話でした。今日はドングリを拾いに家族でやってきた4歳の息子が持っていたのはたくさんのドングリとお菓子のごみ。お母さんが「こんなものまで…」というと息子さんがキッパリと、「ゴミだって拾われたいに決まっている!」とスーパーヒーローのように言ったというお話でした。時々子どもに気づかされることってありますが、中学生にも良い感性があります。
(明日は都合によりお休みします。)

11月5日(任命式)

任命式 先週の1日(金曜日)の給食後、全校生徒が体育館に集まり任命式が行われました。先日の選挙で当選・信任された生徒会本部役員には一人ずつ、各学年の学級評議員と専門委員長には代表者に校長先生から任命書が渡されました。これからは2年生が生徒会をはじめとして、いろいろな場面で学校の顔として活躍しています。よく2年生は「なかだるみの学年」と言われます。保護者や教員の言うことを割と素直に聞いていた1年生と比較すると、学校にも慣れ自分の考えをもつようになり「なぜ大人の言いなりに?」という思いが生じるようです。ですが、今年3年生が作り上げてきた運動会や合唱祭など行事を、来年は今年以上のものにすることは後輩としての義務です。そうやってより良いものを作り上げていくことで学校も進化していきます。実は2年生、なかたるんでる場合ではないのです。

11月1日(実習生による精錬実習)

精錬実習 先週行われた合唱祭の日から2名の保健体育科の教育実習生が来ています。今日の2時間目に1年1,2,3組のハンドボールの授業(写真)と3年7,8組のバスケットボールの授業で、それぞれ精錬実習を行いました。精錬実習とは実習生がこれまでの多くの先生方からもらった知識やアドバイスをもとに、一人で授業を組み立て、それを文字におこして作られた指導案をもとに行う授業です。通常は実習最終週の来週に行うのですが、3年生の後期中間考査の関係で今週となりました。ハンドボールというあまりなじみのない球技でしたが、本当に生徒たちは汗を流しながらチームで楽しんでいる姿が見られ、実習は成功したように感じました。この後実習生は、体育科の先生方と反省会があり、さらにより良い授業を行うためのアドバイスを受けることとなります。
 
精錬実習
精錬実習
任命式
任命式
ほっこり
ほっこり