新着情報(令和6(2024)年10月)
10月の今日の出来事
令和6(2024)年10月31日
10月の宮本中の様子です。
10月31日(ハロウィン)
英語のALTとして本校に着任しているジョアナ先生が、2階大廊下にある英語科の広報場所であるクリップボードにハロウィンの飾りつけをしています。教室によっては掲示物の一部としてコウモリやガイコツを飾っていたり、窓ガラスにハロウィン用のジェルシールを貼っていたりしています。この機会にルーツを調べてみると神聖な行事であることや日本でいうところの新嘗祭(収穫祭)の意味合いがあることがわかりました。ハロウィンが多くの国を渡るたびに、色々と脚色されやがて日本にやってきたことでさらに変化して「大人が仮装行列する日」となったようです。日本の文化だけにとらわれず諸外国の文化を取り入れて楽しむことには長けている日本人ですが、いつかこの国には日本人によく似た外国人が住むようになってしまわないか心配です。
10月30日(読書週間×給食)
今年は10月27日~11月9日の2週間が読書週間です。もともとは読書に親しむ機会を作ることを目的で定められました。現在もこの2週間に読書を推進する行事が集中的に行われています。学校でも本の中に出てくる料理を、給食で提供して興味をもってもらおうという取り組みを行っています。今後も11月8日(金曜日)まで、A、Bどちらかまたは両方の献立に出てきます。写真のようにランチルームに毎日、学校司書の先生が出てきたメニューの本を紹介しています。皆さんにとって今まで読んできた本の中で、食べてみたいメニューは何でしょうか。私が真っ先に思い浮かんだのは絵本「ぐりとぐら」に出てくるカステラパンケーキです。来年、出してくれないかなぁと願っています。
10月29日(桜紅葉さくらもみじ)
桜は春だけでなく、秋も楽しめます。校内に数本ある桜の木ですが、何とも不思議な現象に気づきました。それは、ここにきて秋雨が降る日が多くなり気温も下がりすっかり秋めいてきましたが、紅葉する桜の木が少ないことです。すでにすべての葉を落としてしまっている桜もあれば花が散った後に出てくる新緑の葉をわずかですがつけているものもあり、紅葉しているものは2本しか見当たりませんでした。残暑厳しい時まで青々としていた葉はここにきてようやく黄色く色づき、やがて紅葉のような赤色となり散っていきます。イチョウの黄色の落葉と桜の赤色の落葉のコントラストはとてもきれいだと思いますが、気候変動は自然が織りなす芸術さえ奪おうとしているかもしれません。
10月28日(大廊下掲示物)
2年生が管轄する大廊下には壁面に隙間なく掲示物がタイムリーに掲示されています。写真左側には生徒たちが運動会の各種目で躍動するやお茶目な脅威の姿の写真が、右側にはつい先週開催した合唱祭の写真がそれぞれ掲示されています。合唱祭の写真には各クラスのポスターや各クラスの合唱の様子が、生徒一人一人の表情までわかるように拡大されています。1,2年生は第3理科室が、3年生は少人数教室が控室になっていますが、校舎の掲示物に目を向けていただくことも大歓迎ですので、ぜひ見いほしいと思います。先月紹介した鏝絵の校章は3号棟1階職員室向かいの落とし物ケースの中に入っていますので、こちらも併せてご覧ください。
10月25日(三者面談)
昨日から三者面談が始まりました。三者面談の主な目的は、生徒の学校での様子(学習進捗や生活態度)と進路の確認と相談を保護者と学校側が共有することにあります。それに加えて保護者の皆様にどのような環境で教育が行われているかを知る機会もあり、教室だけでなく学年掲示などにも目を向けていただけると嬉しいです。写真は1年生の美術の時間に創作した作品ですが、熊谷 文利(くまがい ぶんり)さんという芸術家の作品をモチーフにしたものです。この熊谷さんは戦後、開校当時の宮本中で長く美術の教員としていらっしゃった方でもある一方、数々の展覧会に作品を出品するなど芸術家としての一面ももっていた方です。のちに「日本のピカソ」と呼ばれた方でもあり、生い立ちを知るとその作風に納得がいきますが、それよりも生徒の感性の素晴らしさにも気づく作品となっていますので、ぜひ見ていただきたいと思います。
10月24日(避難訓練)
今日の3時間目に不審者が校内入った場合の避難訓練を行いました。まず担任から、校舎内に不審者が入った場合の放送内容についてとその後の生徒の動きの説明を行いました。訓練放送が入ると担任の指示で生徒は教室の扉窓から死角になるところに移動し、先生は窓ガラスの施錠とカーテンを引きます。教室の扉についている窓ガラスから見た風景が写真となります。誰もいないように見えますが、扉の下では担任が力いっぱい扉が開かないように頑張っています。また、写真右手奥にクラスの生徒が固まって避難しています。全体を見回った先生によると、どのクラスもきちんとできていたという評価がありました。来ないに越したことはありませんが、万が一の時にどんな行動をとることがよいのかを知るよいきっかけとなる訓練だったのではないでしょうか。
10月23日(イカの解剖)
2年生の理科ではイカの解剖を行い、ヒトの体のつくりと同じところを探しながら動物としての共通点を見出す授業を行っています。今となっては高価なイカを使っての授業となるので、しっかり学んでほしいです。写真はイカの口からしょうゆを使った色水を流し込み、その色水がイカの食道を通る様子や、そのあと食道とつながっている胃に色水がたまる様子を観察し、ヒトが食べ物を食べた時と同じことがイカにも起こっていることを確認しています。この後、イカの目を解剖しレンズ(水晶体)を取り出しました。水晶体はきれいな透明な細胞の集まりで虫眼鏡と同じ凸レンズの形をしているため、取り出したレンズを新聞紙の文字の上に置くと、文字が大きく見えることがわかります。
10月22日(合唱祭結果)
御影石をふんだんに使っているため、全体的に白を基調とした雰囲気のあるかつしかシンフォニーヒルズで行われた合唱祭。一夜明けて生徒たちの表情にもやり切った感が出ていました。各クラスで振り返りを行い、この行事を通してまた一つ成長していくと思います。では、昨日の結果です。
最優秀賞 1年5組・2年4組・3年5組 優秀賞 1年6組・2年7組・3年8組
優良賞 1年1組・2年1組・3年4組 爽やかな風を吹かせたで賞 10組
ポスター賞 1年3組・2年5組・3年5組 伴奏者賞 1年4組・2年5組・3年6組
指揮者賞 1年5組・2年1組・3年8組 (個人名等は11月の学校だよりでお知らせします。)
10月21日(合唱祭)
3年生のクラス発表がすべて終了し、審査員の先生方が審査のために楽屋に戻りました。そのとき舞台下手袖では、10組と有志たちが宮十ソーラン発表のためにスタンバイしていました。舞台上が整い、威勢よく舞台に向かった10組と有志のあとに残されたのは全クラスの実行委員でした。しかし、曲がかかると客席もそうでしたが、舞台袖も大盛り上がりでした。「ドッコイショ~、トッコイショ!」の大きな掛け声はもちろんのこと、踊る生徒も続出していました。夏休み前から準備を始めてきた実行委員にとっては最後の最後にストレスを発散する場ができてよかったと、見ていて清々しさを感じました。(結果については明日のこの場と11月の学校だよりでお知らせします。)
10月18日(理科の授業)
今日は3年生の理科の授業です。写真では輪切りにしたミカンに2種類の金属板(銅と亜鉛)をさして電流が流れるかどうかの実験をしていますが、「身近な液体に金属板を入れたとき、電流が流れる条件を調べる」ことを目的とした授業です。ミカンの中にも果汁という液体が入っているので、この実験に参加しています。その他に砂糖水や塩酸、スポーツドリンクで検流計(電流計)を使って、針が降れるかどうかで電流が発生するかどうかを確認します。その他には電子オルゴールが鳴るかやモーター付きプロペラが回るかなどによっても試します。この実験を応用したものが多くの車に搭載されているバッテリーになります。化学(科学)と人間生活は密接につながっていることも学んでいきます。
10月17日(公民の授業)
27日(日曜日)は衆議院議員総選挙の日です。それに合わせるかのように3年生の社会科の授業では公民で議会制民主主義の授業を行っていました。民主主義を行うための仕組みや権力が集中しないようにするための三権分立の制度など、今ある日本の政治の姿を学習しています。別の授業では比例代表制の仕組みやドント方式による当選者の決定方法など、主権者である国民としての学びを深めています。保護者の皆様の中には宮本中の投票所にいらっしゃの方も多いかと思いますが、主権者として投票に行く姿をお子さんに見せるだけでも学習の一つとなります。(今夜は今年見える満月の中で、最も大きく見えるスーパームーンなのですが、曇り空で難しそうです。)
10月16日(練習風景)
昼休みに行っている合唱練習は体育館や音楽室、理科室などの特別教室をローテーションで割り当てがありますが、割り当てのないクラスは自分のクラスの教室で行います。また、割り当てのクラスに交流会を申し込み、クラスで特別教室を使って合唱をお披露目し合い、お互いの良い点や改善点を指摘しあうことをやっているクラスもあります。単独で練習をする場合は写真のようにパート練習を行った後、教室で合唱練習を行います。練習時間後半になるとどのクラスからも大きな合唱が聞こえてきて、それはそれで壮観な状況を見ることができます。
10月15日(読み合わせ)
いよいよあと1週間後に合唱祭が行われます。各クラス昼休みには体育館や特別教室、普通教室を使ってラストスパートの練習を行っています。しおりも出来上がり、今日・明日の朝読書の時間を使って読み合わせをしています。プレゼンデータと冊子になったしおりを使って各クラス、担任の先生から説明をしました。朝に乗る京成電車については、高砂行き伊賀の電車であれば必ず青砥駅に亭主しますが、帰りの電車は北総線経由の電車があるので、気が付いたら成田空港だったということもあり得るので、十分に注意が必要です。(今日の月は十三夜です。十三夜は秋の収穫に感謝しながら月を愛でる日本の風習です。満月の次に美しいともいわれています。)
10月11日(合唱祭リハーサル)
今日は1校時から2時間刻みで6校時まで、全学年のリハーサルを行いました。初めて体育館で歌うクラスもあり、聞いている方にも緊張感から伝わってきます。普段歌っている教室は狭いので声が反響して大きく聞こえますが、体育館は広く反響しないので普段と同じ感覚で歌っていると思ったより声が響かないと感じた生徒も多くいたことでしょう。ただ、まだ自信がないのか音程が不安定だったり、言葉が不明瞭だったりするので、来週4日間で何とか仕上げて本番では素晴らしい、響きのある歌声を保護者の皆様に届けてほしいと思います。
10月10日(SDGsの取り組み)
現在の3年生は入学時から特色ある学年の取り組みにSDGsを取り上げていました。2年生の時に通常の生活や学習といった委員会活動とは別にSDGs実行委員会を立ち上げ、独自の活動をしています。SDGsが掲げる17の目標の各目標を宮本中学校の生活の中で達成するための具体的な方策を1つ1つ丁寧に考えました。その1つがペットボトルキャップを集め、それを恵まれない世界の子どもたちや予防接種率の低い国の子どもたちにポリオワクチンとして贈る活動です。昨年の11月から回収活動をはじめ、今年の夏休み前までに集まったキャップを業者に持ち込んだところNPO法人より「寄付証明書」をいただき、25名分のワクチンを寄付することにできました。この活動を行っているのは3年生ですが、キャップは全学年から集めています。各学年にもキャップを集めている箱がありますので、家庭でキャップが出ましたら、お子さまに持たせてください。証明書の拡大版はこちらから。
10月9日(本から入る合唱)
本校図書室に勤務している学校司書の先生は、学校行事に合わせて本の紹介をしています。このような取り組みをしている学校は少ないと思いますので、読書に関して宮中生にとってはラッキーな中学校生活を送っていると言っても過言ではありません。恵まれた環境にいるとまたは恵まれていたと感じるときがきっと来るでしょう。さて、10月は合唱祭なので、合唱や音楽に関する書籍が図書室前の廊下に出ています。3年生は体育祭が終わった翌日から朝や昼、放課後とたっぷりの練習時間がありますが、1,2年生は昼の練習しかありませんから効率よく本からの知識を得てから練習に入る方がいいのではないでしょうか。
10月8日(高齢者疑似体験)
3年生の家庭科で今週と来週の時間を使ってすべてのクラスで高齢者疑似体験の授業を行います。これは「加齢による身体的な変化を知ることにより高齢者の気持ちを考え、自分たちができる接し方について考えること」などを目的として行うものです。ひざやひじが曲がりにくいようにおもりの入ったサポータをあてたり、視野の狭いゴーグルを装着したりと杖や手すりを使いながら恐る恐る廊下を歩いたり、階段を上り下りしていました。勝手知ったる校舎内なので比較的スムーズに行っていましたが、初めての場所だったら相当の恐怖心があると思います。老いることは避けられないので、早くからこのような体験をしておくことは今後の人生において大切なことだと感じました。
10月7日(生徒会選挙)
先週の4日(金曜日)に生徒会本部役員立候補者による立会演説会と選挙が行われました。立候補者は第3理科室が待合室となっており、各候補者・推薦者からは緊張感が伝わってくる雰囲気でした。実際に話をするところは第3理科室とつながっている生徒会室で行われ、話している様子や内容は各教室にオンラインで配信されました。それが終わると船橋市選挙管理委員会からお借りしたアルミ製の投票箱と記載台が2、3階の大廊下に設置され、クラスごとに選挙管理委員から一人一枚ずつ投票用紙をもらって、投票を行いました。運命の結果発表は明日8日(火曜日)に行われます。
10月4日(鏝絵の贈呈)
先日、千葉日報や東京新聞などの紙面やオンラインニュースで船橋市の市章をデザインした鏝絵(こてえ)を、制作者である市内の一級左官技能士の小倉 勇さんから松戸 徹市長に贈呈する記事がありました。それが宮本中で間近に見ることができるとは思いませんでした。本校にも小倉さんが直々においらっしゃいまして、宮本中の校章の鏝絵を寄贈していただきました。詳細は11月の学校だよりで紹介しますが、周りの白い部分は漆喰で中央のややグレーががった「宮中」の部分は船橋で獲れたホンビノス貝の貝殻と海苔を使い、その色を作り出しています。今後どこに、どのように飾るかを検討して皆さんにもお披露目いたします。
10月3日(朝虹)
朝まで降っていた雨が上がり一瞬だけ東の空に朝陽が雲から顔をのぞかせたとき、反対側の西の空に虹がかかりました。ほんの1,2分でしたし、虹の背景は薄黒い雨雲だったのできれいには程遠い感じでした。日本では「朝虹は凶」という言葉(観天望気 )があります。朝の虹は西にでき、その後ろにははこれから雨を降らせる雨雲があります。日本付近の天気は西から東に移り替わりますから、虹の後ろにある雨雲がやがてやってきて天気を悪くするからという理屈です。逆に「夕虹は吉」もあります。ただ、めったに見ることができない虹だったので、吉凶関係なく「きれいだな」と心穏やかに一日のスタートを切れたことに感謝しています。
10月2日(選挙運動)
昨日の国会で新しい日本の首相が決まりましたが、宮本中でも10月4日(金曜日)に新しい宮本中のリーダー集団である生徒会本部役員を決める選挙が行われます。今週から朝の登校時に1,2年生の昇降口付近に、候補者名が書かれたタスキをかけた立候補者とそれを支える応援者が多数いて「〇〇候補の△△に清き一票を 、おねがいします。」と、大合唱している様子を見ることができます。会長候補は1名、書記候補は3名と定数どおりなので信任投票となりますが、副会長・会長候補は定数以上の立候補者数なので選挙となります。今日の午後に各候補者の政見放送が各クラスで流され、4日の立会演説を経て、新役員が決定します。大きな行事が終わっていく中で、宮本中学校の顔が3年生から2年生へと確実にバトンタッチされています。
10月1日(運動会)
朝は時折雨が降るあいにくの天気のため、グラウンドに出ることを躊躇するほどでした。開会式は体育館で行うか、という意見も出ましたがこちらの熱意が天に通じたのかその後は小康状態が続いたため、予定どおり開会式から行うことになり生徒、保護者もホッとしたところだったと思います。結果は青組が優勝、赤組がダンス賞をそれぞれ獲得して幕を閉じましたが、最後に赤組実行委員長が言ったとおり「勝ち負けではなく、今後の学校生活に生かすための運動会」となることを願っています。この後すぐに合唱祭があり行事続きとなりますが、感染症の話題も次第に声が大きくなってきました。大人も子どもも体調管理を万全にしたいものです。