伝染性紅斑(りんご病)
ヒトパルボウイルスB19というウイルスによる感染症です。小学校での流行が多くみられます。数年に一度大流行します。
症状
左右の頬が赤くなり、紅斑が鼻根部でつながり蝶が羽根を広げた形に見えることもあります。また、かゆみを伴うこともあります。大人が感染した場合は、頬部の紅斑は少ないようです。太股や腕を中心に、レース様の赤い発疹が出ます(頬の紅斑より1-2日遅れて出てくることが多いようです)。かゆみを伴うこともあります。発赤は日光、寒冷などの刺激で悪くなることもあります。発疹のピークは3日から4日目で、1週間から2週間で次第に消えていきます。熱は出ないことが多く、まれにせきなどの軽いかぜ症状をともなうことがあります。関節痛や関節炎は小児では少なく、成人で多く見られます。りんごのように頬が赤くなるので、りんご病と呼ばれています。
潜伏期間
約4~15日
感染経路
接触感染、飛沫感染。
予防
特別な予防対策はなく、一般的な個人衛生が基本となります。
感染拡大防止
感染後1週間くらいがウイルスの排出期間なので、発疹が出るころには、ウイルスの排出が終わっています。登園・登校の時期については医師に相談してください。
このページについてのご意見・お問い合わせ
- 保健所健康危機対策課 結核感染症係
-
- 電話 047-409-2867
- FAX 047-409-6301
- メールフォームでの
ご意見・お問い合わせ
〒273-8506千葉県船橋市北本町1-16-55
受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日
- 有料広告欄 広告について
- 「感染症」の他の記事
-
- 伝染性紅斑(りんご病)の警報について
- 腸管出血性大腸菌(O157)感染症に伴う溶血性尿毒症症候群(HUS)の発生について(対応終了)
- 令和6年度結核定期健康診断報告書の提出について
- 船橋市内における麻しん患者の発生について
- 新型コロナウイルス感染症の医療費について(令和6年4月以降)
- IHEAT要員(保健所等の感染症対応業務を支援いただける専門職)の募集について
- 発熱等の症状があるとき(主な相談先等)
- ふなばし感染症情報(現在の発生状況、感染対策のポイント)
- 新型コロナウイルス感染症について
- 主な感染症について
- 梅毒に注意しましょう
- 麻しん(はしか)に注意しましょう
- 新型コロナウイルス感染症 令和6年度以降の対応について
- 船橋市感染症の予防のための施策の実施に関する計画(船橋市感染症予防計画)
- その他の感染症について
- 最近見たページ
-