夏見台遺跡(49)

更新日:平成28(2016)年2月28日(日曜日)

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夏見台遺跡はJR船橋駅の北側約2kmの台地上にあります。昭和46年に夏見台団地の造成をきっかけに初めて発掘調査が行なわれました(夏見台遺跡第1次調査)。現在までに50回以上の発掘調査が行なわれて旧石器時代の石器、弥生時代から平安時代の竪穴住居跡や当時の人々が使っていた道具(土器・鉄製鎌など)などが発見されています。今回発掘調査が行なわれた場所は台地の東側、船橋市夏見6丁目に位置し、平成20年10月14日から11月30日まで調査が行なわれました。調査面積は577.45平方メートルです。発掘調査の結果、古墳時代の竪穴住居跡などが発見され、古墳時代のムラの広がりを確認することができました。また、周辺からも古墳時代や奈良時代の竪穴住居跡が多く発見されており、特に(28)調査地点の奈良時代の竪穴住居跡から「和同開珎」が発見されています。

竪穴住居跡
古墳時代竪穴住居跡

土器出土状況
土器(古墳時代)出土状況

(平成21年2月)

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