【子ども記者通信】私ができるボランティア(船橋小学校 古城 碧空さん)

更新日:令和6(2024)年8月27日(火曜日)

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船橋小学校 古城 碧空

 みなさん、「ヘアドネーション」という言葉を聞いたことはありますか?ヘアドネーションとは、自分の髪の毛を寄付する活動です。寄付された髪の毛はウィッグを作るのに使われ、病気などで髪の毛が無くなってしまった人たちに無償で提供されます。私はこの夏に3回目のヘアドネーションを行いました。今回はヘアドネーションという活動の過程で学んだことなどを書いていきます。
 私がヘアドネーションを始めたきっかけは、兄が行っているのを見て私も誰かの役に立ちたいと思ったからです。私の場合は髪を伸ばし始めてから寄付するまでに3年ほどかかります。乾かすのに時間がかかったり、たまに女の子に間違えられたりしてしまい長い髪が嫌になることもありましたが、誰かに喜んでもらいたい、その一心で何度も伸ばし続けてきました。その一方で、髪が長くなるといいこともありました。冬は首元が暖かく、いろいろな髪型に出来るのが楽しかったです。
 そして、これまで3回ヘアドネーションをしてきて一番嬉しかったことは、男女問わず挑戦してくれる友達が増えたことです。ヘアドネーションには自分の特徴を活かして参加していますが、決して簡単なボランティア活動ではありません。
 私はヘアドネーションをするときには毎回、船橋の美容院「MARUCO」さんでカットしていただいています。3年間一緒に過ごした髪をいざ切るとなるとさみしい気持ちになり、髪を切るのをやめようと思ったこともありました。しかし、優しく話を聞いてくれたり、私に合うヘアスタイルを提案していただいたりしたことで、これまで3回のヘアドネーションを行うことができました。「MARUCO」さんでカットして短くなった髪型も、とても気に入っています。
 最後にこの記事を通してより多くの人達に「ヘアドネーション」という活動を知ってもらい、誰かを笑顔にするために一人でも多くの人が挑戦してくれたら嬉しいです。ヘアドネーションだけではなく自分にあったボランティア活動を見つけ、参加して誰かのため、社会のためになることをしてみてはいかがでしょうか。

(令和6年8月8日投稿)

髪を切る前、後
            (髪を切る前、後)

切った髪
             (寄付する髪)

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