印旛沼流域水循環健全化会議

更新日:令和6(2024)年4月30日(火曜日)

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概要

印旛沼は、平成元年度から国によって利根川・印旛沼総合開発事業の実施計画調査が行われてきましたが、国の事業の見直しにより、水質浄化と治水対策の必要性は認められたものの、平成12年11月に、利水を伴った総合開発としての事業の中止が決定されました。

しかし、県では、今後とも印旛沼の水質浄化、治水対策は急務であるとの考えにより、中・長期的観点から流域の健全な水循環を考慮した印旛沼の水環境改善策、治水対策を検討するため、印旛沼流域水循環健全化会議が、平成13年10月に設立されました。

平成16年2月に「緊急行動計画」を策定し、課題とモデル地域を選定し、”みためし行動”を実施しました。

平成22年1月に、基本となる長期的見通しを示す「印旛沼流域水循環健全化計画」と、当面実施すべきことを定めた「第1期行動計画(案)」(平成21~27年度)を、平成29年3月に、これまでの取組のレビューと新たな社会的課題を踏まえて「第2期行動計画」(平成28~32年度)を策定し、様々な取組を展開してきました。

しかしながら、水質はいまだに湖沼水質ランキングのワースト上位になっており、近年の豪雨で浸水被害も発生している状況です。そこで、令和4年3月に、近年の激甚化・頻発化する水災害に対して、あらゆる関係者が協働して流域全体で対応する「流域治水」を駆動力として「水循環健全化」の取組を活性化及び加速させることとした「第3期行動計画」(令和3~7年度)を策定しました。

第3期行動計画では取組理念に「人をつなぎ、地域をつなぎ、未来をつなぎ~印旛沼流域創成に向けて水循環健全化の取組をつむぎ、つなげる」を掲げ、地域・人・取組などをつむぐ(連携)ことにより、健全化の取組を推進することとしています。

さらに詳しく知りたい方はこちら→いんばぬま情報広場

船橋市における印旛沼流域

下の流域図にある神埼川、二重川、桑納川に流れ込む地域に降った雨や、生活雑排水は印旛沼に流れ込んでいます。印旛沼流域図(船橋市)

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