準用河川木戸川の改修事業
河川改修事業の経緯
木戸川は新京成電鉄滝不動駅西側の船橋市三咲付近にその源を発し、北東へ流下した後、大穴川を合流し水田地帯に達します。その後、三咲川、神保川を合流して、一級河川桑納川(かんのうがわ)に合流する流域面積約8.75km2、流路延長4.15km(準用河川指定延長2.7km)の河川です。
流域としては、上流域が高根台団地や松が丘などの市街化区域で、都市化が進んでいることから治水安全度が低く、下流域の耕作地等では大雨時に度々浸水被害が発生していました。
このような状況を踏まえ、平成14年度に下流の一級河川桑納川合流点から約2.7kmの区間を準用河川に指定し、平成15年度から平成28年度にかけて河川の幅を広げる事業を行いました。
なお、河川の幅を広げる工事は完了しましたが、引続き親水拠点を整備していきます。
準用河川指定区間
過去の水害発生状況
平成13年9月11日 台風15号
特別養護老人ホーム付近より下流
河川の構造
この事業では、河川の幅を広げ、時間あたり50mmの降雨に対応する河川断面を整備することとしました。また、堤防天端部に設ける管理用通路は、地域のみなさんが散策などに利用できるように開放しており、河岸の法面(傾斜面)は緩やかにして人が水辺へ近づきやすい形状としました。
図 改修前後標準断面図
黒:改修前 赤:改修後
改修後の河川の風景
木戸川整備計画パンフレット
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