海老川流域水循環再生構想

更新日:令和3(2021)年6月1日(火曜日)

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海老川流域では都市化が進んだことにより、洪水が今まで以上に発生したり、湧水が少なくなったり、川の水質が悪くなるなど、海老川流域の水循環系が大きく変化したことにより様々な問題が発生しました。

そのような状況の中、平成7年度より建設省(現国土交通省)が「都市の水循環再生のための構想策定マニュアル」の策定に着手し、重点的に施策を展開するモデル流域として海老川を含めて全国6流域を指定したことを受けて、千葉県、船橋市、鎌ケ谷市は平成8年3月に学識経験者、行政、市民団体からなる「海老川流域水循環再生構想検討協議会」を設置し、海老川流域の水循環系に関わる課題や水循環系再生のための基本的な施策について検討し、「海老川流域水循環再生構想(平成10年3月)」を策定しました。

また、この構想に示された海老川流域の健全な水循環系再生に関わる諸施策を具体的かつ確実に実行していくために、平成10年10月に学識経験者、行政(県・市)、市民団体からなる「海老川流域水循環再生推進協議会」を設置し、行政、市民、企業とのコラボレーションおよび連携を強化し、三者のパートナーシップの基づいて、それぞれの役割を明確にし、より実効性のある計画とするために「海老川流域水循環系再生行動計画(平成11年12月)」をとりまとめました。

その後も「海老川流域水循環系再生第二次行動計画(平成18年3月)」「海老川流域水循環系再生第三次行動計画(平成23年3月)」に基づき各種施策を行い、平成31年には、再生構想の中期目標年を迎えたことから、再生構想及び各行動計画に基づく各施策の評価・総括を行いました。

これまでの行動計画の各種施策の結果、水質環境基準が中期目標であるBOD5.0mg/Lを概ね達成し、河川内の生物の個体数の増加や新たな種の発見等、水循環に再生に一定の成果が得られていますが、一方で平常時の河川流量や流域浸透量については減少傾向があるなどの課題もあります。

さらに、再生構想の中間年の区切りを迎え、社会情勢の変化や気候変動などの新たな課題も踏まえた計画とするために、令和2年11月に「海老川流域水循環再生構想(改訂版)」を策定し、令和2年度から令和6年度の5年間における実行性ある行動をとるための計画として、「海老川流域水循環系再生第四次行動計画(令和3年3月)」をとりまとめました。

流域図(船橋市域)
海老川流域図

水循環Q&A

Q:水循環とはどのようなことですか?
Q:水循環系の再生とはどのようなことですか?
Q:海老川では現在どのような問題がありますか?
Q:海老川流域水循環再生構想(改訂版)の計画目標について教えてください。
Q:私たちに出来ることはありますか?

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下水道河川計画課 河川計画係

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