『子育てに絵本を！』（4月23日）

　 大好きな人のひざに抱かれ、優しい声で絵本を読んでもらうことは、心地よい「ふれあい」の時間です。まだ言葉がわからない赤ちゃんへの読み聞かせも、あやしたり声を掛けることの延長になり、絆が深まります。
　「きれいな絵を見ながら言葉を聞く」経験は、想像力や感性、言葉の表現力を豊かに育てます。
0、1歳の子には、はっきりした絵で色彩が美しいもの、リズミカルで繰り返しのある言葉のものが喜ばれます。大きくなるにつれ、簡単なストーリーのある絵本が楽しめるようになるでしょう。成長や興味に合ったものを選び、反応を見ながらゆっくり読んであげてください。1歳半ぐらいまでは、なめたり、ひっぱったりすることもあります。きちんと読まなくても大丈夫！だんだん集中して見ることができるようになります。
　忙しい毎日ですが、絵本を楽しむ時間は大人もリラックスでき、心を温かくしてくれますよ。