『感染性胃腸炎の家庭でのケア』
毎年秋から冬にかけてロタウイルス・ノロウイルス等による感染性胃腸炎が流行します。嘔吐と下痢が続き、特に乳幼児は脱水症状を起こしやすいので注意が必要です。
脱水症状になると、子どもは元気がなくなり、顔色も青白く、まばたきのスピードが遅くなります。おしっこも出にくくなり舌は乾いた感じになります。
家庭でのケアは、まず水分補給で様子を見ます。嘔吐が治まってきたら下痢の性状に合わせて、やわらかく胃腸に刺激がないものを食べさせます。水様便の時は水分のみを、どろっとした下痢便の時はどろっとしたものを与えます。
冬の胃腸炎は感染性が強いので、ほかの感染症と同じようにしっかり手洗いをし、嘔吐物や便を処理するときはマスクや使い捨て手袋を使用して周りの人に移さないように気を付けましょう。
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