令和6年度PFOS及びPFOAに係る地下水調査結果について

更新日:令和7(2025)年1月21日(火曜日)

ページID:P133264

 船橋市では、市内全域の地下水の水質状況を把握するために、毎年市内13地点(定点1地点、ローリング12地点)において、環境基準項目等の測定を行っています。
 令和3年度からPFOS及びPFOAについて測定を行っているところですが、 令和6年度の定期調査の測定結果において、1か所の井戸から、PFOS・PFOAが暫定指針値50ng/Lを超過し、51ng/L検出されました。
 超過は指針値をわずかに上回る結果であり、測定値が極めて微量の化学分析で不純物の影響を受けやすく、複数の測定結果を得て判断する必要があったことから、当該超過のあった地点を含め範囲を広げての追加調査を実施しました。その結果、新たな超過は無く周辺への広がりは確認されませんでした。

調査の概要

調査日

 令和6年12月12日(木曜日)、20日(金曜日)

調査地点

 令和6年度定期モニタリング調査により暫定指針値の超過を確認した地点(大穴南3丁目)より概ね200m範囲の井戸18箇所

調査結果

 調査結果をPFOS及びPFOA合計値の高い順に示します。(単位:ng/L)
 なお、追加調査においては暫定指針値を超過したものはありませんでした。
PFOS及びPFOA合計値 PFOS PFOA
44 ※ 29 14
14 2.5 11
5.6 2.1 3.4
4.3 1.7 2.5
4.1 1.5 2.5
3.0 1.6 1.4
2.6 1.2 1.3
2.4 1.0 1.3
2.1 1.2 0.8
1.8 0.6 1.1
1.3 0.8 0.5
1.1 0.2 0.8
0.8 0.6 0.2
0.7 0.5 0.2
0.6 0.3 0.3
0.3 0.1 <0.2
0.3 0.1 <0.2
<0.3 <0.1 <0.2

※定期モニタリング調査で暫定指針値を超過した地点と同地点

 なお、有効数字2桁で処理した値を掲載しているため、「PFOS及びPFOA合計値」の値は必ずしも 「PFOS」及び「PFOA」の結果の合算値とは一致しません。

暫定指針値について

令和2年に設定された日本の水質の暫定指針値(50ng/L)は、当時の科学的知見に基づき、体重50キログラムの人が水を一生涯にわたって毎日2リットル飲用したとしても、この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じないと考えられる水準を基に設定されたものです。

令和6年度地下水定期モニタリング結果(令和6年10月実施)

調査地点 調査結果 (PFOSとPFOAの合計値)
単位:ng/L
夏見台6丁目 (定点) <0.3
本中山3丁目 <0.3
藤原5丁目 0.5
丸山5丁目 11
金杉4丁目 1.6
芝山1丁目 11
市場1丁目 <0.3
二和東5丁目 5.3
金堀町 0.6
大穴南3丁目 51 ※暫定指針値超過
高根台5丁目 <0.3
田喜野井2丁目 <0.3
前原西2丁目 14

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