手指の発達から心のつながりへ(7月10日)
ギュッと握られていた手も10か月位になると自由に使えるようになり、手が届く所の物をいじったり引っ張り出したりします。赤ちゃんにとっては、好奇心と欲求を満たす遊びとなっているので、何度でも繰り返し遊べるように出したらしまってあげましょう。赤ちゃんは、次第に出した物を容器に入れる遊びをするようになります。何かを手に持って遊んでいる時などに、空の容器を前に置いて「入れてちょうだいな」と誘いかけると、じっと容器を見たあとに手に持っていた玩具を入れます。ママが「はいったね」と声をかけると赤ちゃんは喜びの笑顔を見せてくれるでしょう。
またこの頃、赤ちゃんが手にしている玩具を大人が「ちょうだいな」と言って手を差し出すと、じっと大人の顔を見た後で手に持っている物を手渡してくれるようにもなります。その時に大人は忘れずに「ありがとう」と言葉を添えて受け取りましょう。たとえ赤ちゃんの持っている物が大人の手に乗る前に落ちてしまっても、その意欲はくみ取って、声をかけてあげましょう。上手くいかなくてもまたやってみようと、赤ちゃんのやりたいという気持ちが育っていきます。今度は大人が「どうぞ」と玩具を差し出すと、赤ちゃんは受け取ってくれるようになります。
このような大人とのやり取りが、赤ちゃんにとって、物を介して気持ちが交流する楽しさを学ぶことにつながります。身近な大人とのふれあいや楽しいやり取りを経験していくことで、人への信頼感が育まれ、自分の周りの人や物への興味や関心にも広がっていくことでしょう。
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