『上手なほめ方』

　子どもは叱ることよりまずほめましょう。悪い事をした時だけ子どもにかまっていると、子どもは親の注意を引くには悪い事をすればよいと思ってしまいます。「静かに待っててくれてありがとうね」「荷物を持ってくれたからお母さん助かったよ」このように、子どもがよいふるまいをしたら、すぐほめてあげてください。𠮟る時は、「机には乗りません」など、その行為に対してだけ伝え、「机に乗るなんて悪い子」と人格を否定する言い方はやめましょう。
　年齢によって出来る事と出来ない事がある事を知ると、イライラしたり、甘やかし過ぎたりせずに子育てができるでしょう。間違いや失敗は成長のための経験です。出来るだけ子どものやる事や言う事に目や耳を傾けながら、子どもがほめられると思っていない時にこそ、ほめて認めてあげてください。出来たことを認めてもらうことで、自信につながり、自己肯定感も高まります。