『がまんとは?』
我慢には、時間の感覚と感情のコントロールが必要です。
「あとでね」「もう少しまって!」と言っても、どのくらい後なのかわからない時期の1・2歳の子どもには、難しいことです。
3・4歳になってくると、日々の生活から、時間の感覚がわかり「待つ」ことができるようになります。
また「自分は~だけれど、相手は~だ」と自分の思いだけでなく、周りの状況や相手の気持ちが分かってくると、子どもは納得して我慢します。「お母さんと公園に行きたい!でも、今お茶碗を洗っているから終わるまで待っていよう」と相手のことを考え、我慢して待つようになります。
こうして、子どもはたくさんの自己主張をしながら、様々な気持ちと葛藤します。そして、少しずつ自分だけの世界から、家族や友達など相手の気持ちがわかるようになります。そして我慢する力は、自分の気持ちをコントロールする力となり育まれていきます。
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