こどもの歯のケアについて
乳歯が生える時期や順番は、個人差があります。
このページでは月齢ごとにポイントを掲載していますが、月齢はあくまでも一つの目安として、お子さまのお口に合わせたケアを行いましょう♪
目次
歯が生えるまで(4~5か月頃)
お口の周りをさわられるのに慣れる時期です。機嫌のよい時に、赤ちゃんの頬や唇を優しくさわったり、口のまわりをガーゼで拭いて、たくさんスキンシップをとりましょう。
歯が生えてきたら(6か月頃~)
離乳食後に、湿ったガーゼなどで歯を拭いたり、お水やお茶などを飲ませてあげましょう。
歯ブラシに慣れよう!
お口におもちゃなどを入れるようであれば、赤ちゃん用の歯ブラシを用意しましょう。(下のイラストのような、喉をつきにくい安全なものが理想です。)最初はチョンチョンと歯に歯ブラシを当てて、少しずつ歯ブラシの感触に慣れさせてあげましょう。
お子さまの見えるところで、保護者が歯みがきをしている姿を見せるのもいいですね。
ストッパー付きの歯ブラシ
持ち手がリング状の歯ブラシ
※このタイプの歯ブラシは、歯ブラシに「慣れる」ためのものです。
歯みがき中に歯ブラシが喉にささってしまう「のど突き事故」が全国で発生しており、特に3歳以下のお子さまに多くみられます。お子さまに歯ブラシを持たせている時には、保護者が目を離さないようにしましょう。
まずは、お子さまが歯みがきの姿勢になれることが目標です。人形を使用して歯みがきごっこや、遊びの中でごろりん(仰向けの姿勢)の練習をしてみましょう。
船橋市では、歯科衛生士が個別のご相談に応じる「こどもの歯科相談」を実施しています。(予約制)
離乳食(3回食)と歯みがきの教室
船橋市では、9~12か月児のお子さまを対象に「離乳食(3回食)と歯みがきの教室」を実施しています。(予約制)
上の前歯が数本生えてきたら(1歳頃~)
初めは、仕上げみがきを嫌がってしまうお子さまが多いです。少しずつ、慣れることが大切です。
お子さま用の歯ブラシと仕上げみがき用の歯ブラシを別々に用意しましょう。
・お子さま用
ストッパー付きや持ち手がリング状のもの
※このタイプの歯ブラシは、歯ブラシに「慣れる」ためのものです。
・仕上げみがき用
柄が長く、毛先がコンパクトでブラシ状のもの
仰向けの姿勢が理想です。口の中がよく見え、頭もふらつかないので安全にみがくことができます。
仕上げみがきの時は、歯ブラシは「えんぴつ持ち」
歯に当てて、軽い力で小刻みに動かしましょう。手の甲をみがいた時に、気持ちいいくらいの力加減が理想的です。
ミルクや母乳の汚れがつきやすいため、上の前歯に注意が必要です。特に、歯と歯の間や歯肉との境目には、汚れがつきやすいです。他の部位よりもしっかりとみがく習慣をつけましょう。
上の前歯の付近にある唇と歯ぐきをつなぐヒモ(スジ)のことを、上唇小帯(じょうしんしょうたい)と言います。
歯ブラシが当たってしまうと、痛くて嫌がってしまいます。当たらないよう、指でやさしくガードしながらみがきましょう。
最初は、じっくりと時間をかけてみがくことが難しいお子さまが多いです。
1から10まで数を数えるなど、短い時間から始めてみましょう。「今日は上の歯をしっかり」「明日は下の歯をしっかり」などと、ポイントを決めてみがいてもいいですね。
嫌がって体が動くと、危険なだけでなく、時間がかかってしまい、益々嫌がってしまうことがあります。足で体を抑えるようにして、手短に終わらせましょう。
この時期は、歯みがきを嫌がってしまうお子さまがほとんどです。少しずつできるようになるので、焦らずにまずは「楽しく」みがくことをこころがけましょう。
歌を歌ったり、数を数えたりしながら、楽しい雰囲気で行い、最後は、たくさん褒めてあげましょう♪♪
歯みがき中に歯ブラシが喉にささってしまう「のど突き事故」が全国で発生しており、特に3歳以下のお子さまに多くみられます。お子さまに歯ブラシを持たせている時には、保護者が目を離さないようにしましょう。
船橋市では、歯科衛生士が個別のご相談に応じる「こどもの歯科相談」を実施しています。(予約制)
奥歯が生えはじめたら(1歳6か月頃~)
奥歯が生えてきたら、1日1回の仕上げみがきを習慣づけましょう。
歯がよく見えるように、唇や頬を指でよけながらみがきましょう。
歯と歯の間がきつい場合には、フロスを使うといいでしょう。こども用の糸つきようじが使いやすいです。毎日でなくても構いません。できる日から少しずつ使ってみましょう。
歯みがき中に歯ブラシが喉にささってしまう「のど突き事故」が全国で発生しており、特に3歳以下のお子さまに多くみられます。歯ブラシを持たせている時は、喉をつく事故もありますので、目を離さないようにしましょう。
1歳6か月児健康診査
船橋市ではお子さまが1歳7か月になる月に、1歳6か月児健康診査(通知制)があります。歯科健診・歯科相談を実施しています。
奥歯がしっかりと生えたら(2歳6か月頃~)
1本1本の歯をていねいにみがく習慣をつけましょう。歯みがきの回数も、できる日から少しずつ毎食後に増やしていくといいでしょう。
ほっぺたを膨らますことができるようになったら、ぶくぶくうがいの練習を始めてみましょう。
船橋市ではお子さまが2歳6か月になる月に、2歳6か月児歯科健康診査(通知制)があります。歯科健診・歯科相談・フッ化物塗布(希望者)を実施しています。
乳歯が生えそろったら(3歳頃~)
お子さま自身でみがく(自分みがき)習慣をつけるようにしましょう。ただ、しっかりと汚れを落とす歯みがきが出来るようになるのは、まだまだ先です。小学校低学年までは、自分みがきの後に、保護者が必ず仕上げみがきをしましょう。
奥歯の溝、奥歯と奥歯の間は、汚れが残りやすいため注意が必要です。保護者が仕上げみがきをする際には、歯ブラシだけではなくフロスも使うといいでしょう。
フッ化物を使うと、よりむし歯予防の効果が高まります。
船橋市ではお子さまが3歳4か月になる月に、3歳児健康診査(通知制)があります。歯科健診・歯科相談を実施しています。
相談先
お子さまの歯について、気になることがありましたら保健センターへご相談ください。
中央保健センター 047-423-2111
東部保健センター 047-466-1383
北部保健センター 047-449-7600
西部保健センター 047-302-2626
(注)047-4XXの電話から西部保健センターへは、市外局番からおかけください。
このページについてのご意見・お問い合わせ
- 地域保健課
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- 電話 047-409-3274
- FAX 047-409-2914
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〒273-8506千葉県船橋市北本町1-16-55(保健福祉センター2階)
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