ヘアドネーションという活動をご存知ですか?

更新日:令和5(2023)年8月10日(木曜日)

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国のがん対策推進基本計画では、がんの治療を受けている人やがんの経験者が増加しており、これらの人たちを取り巻く社会的な問題のひとつとして、がん治療に伴う外見の変化(爪、皮膚障害、脱毛等)に関する支援の必要性を挙げています。

外見の変化をふくめ、がんの治療を受けている人やがん経験者のQOL(クオリティー・オブ・ライフ:生活の質)の向上に向けた取り組みが求められています。

外見の変化に関する支援として、「ヘアドネーション」という活動があります。

髪の毛を寄付することで誰かが笑顔になる、ヘアドネーションという活動をご存知ですか?

小児がんなどの病気や事故等により髪を失った子どもたちのために、寄付された髪の毛でウィッグ(かつら)をつくり、無償で提供する活動です。

治療のためとはいえ、髪の毛をなくしてしまうことは、悲しくてつらいことです。

ひとつのウィッグ(かつら)を作るために、31センチ以上の長さの髪が20人から30人分も必要であるため、多くの人の髪の毛が必要となります。

あなたができること

美容室や理髪店で切った髪の毛を、ヘアドネーション活動をしている法人・団体等に送るだけです。
髪の毛を寄付するヘアドネーション活動を通して、誰かを笑顔にしませんか。

ヘアドネーションの流れ(髪の毛の寄付から、ウィッグ(かつら)が子どもたちに届けられるまで)

(1)髪の毛を切る

美容室や理髪店で髪を切ります※1。
費用については各美容室にお問い合わせください。

市内でヘアドネーションに賛同している美容室の一覧はこちらをご覧ください。

(2)髪の毛を送る

 ご自身でヘアドネーションの活動をしている法人・団体等に送付します※2。

※1※2 カットの仕方や発送方法は、法人・団体等によって指定があります。
    カットや発送に係る費用は、原則ご自身の負担になります。

(3)ウイッグ(かつら)が作られる

寄付を受けた法人・団体等が、髪の毛を長さや色などの条件で振り分けます。
トリートメント処理を行った後、ウィッグ(かつら)を作成します。

(4)ウイッグ(かつら)が届けられる

ウィッグ(かつら)を申し込んだ人の手に届けられます。
ウィッグ(かつら)は、子どもたちの希望の髪形にセットされ、笑顔の日常生活に結びつきます。

もっと詳しいことが知りたい方は

「ヘアドネーション」と検索すると、各法人・団体等や活動に賛同する美容室、理髪店がみつかります。
ぜひ、検索してみましょう。

または、特定非営利活動法人ジャパンヘアドネーション&チャリティー(JHD&C)のホームページ(こちら)をご覧ください。

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健康づくり課

〒273-8506千葉県船橋市北本町1-16-55

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