新着情報(令和2(2020)年8月)

涼をとる

令和2(2020)年8月31日

8月最後の日となりましたが、まだまだ暑い日が続きそうです。
そんななか、昇降口にミストシャワーを取り付けました。
今日の業間休みは短かったせいもあり、外に出ている子は少なかったのですが、
戻ってきた2年生と3年生は、すぐに気付きました。
ミストが風に流されてしまったのですが、3年生はすぐに風下へ行き、
「ここが一番気持ちいい!」
と、涼しさを満喫していました。

今週は土曜日まで6日間の登校です。
ミストシャワーで涼をとりながら、残暑を凌いでいきます。

なんか降ってる?!
なんか降ってる?!
うわ~!気持ちいい~!!
うわ~!気持ちいい~!!
ミストシャワーです
ミストシャワーです

素晴らしい「迷い」

令和2(2020)年8月28日

週に1時間、どの学年も道徳の学習をしています。
教科の目標は、次のように学習指導要領に掲げられています。

  道徳教育の目標に基づき、よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うため
 道徳的諸価値についての理解を基に、自己を見つめ、物事を多面的・多角的に考え、
 自己の生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的な判断力、心情、実践意欲
 と態度を育てる。

具体的には、どのような授業なのでしょうか。
今日は、3年生が「正しいと思うことは自信をもって」という主題で学習をしていました。
次のような教材です。
 誰もいない教室で、先生の花瓶を割ってしまう正二くん。元の形に戻してそっと教室を出ます。
 そこへ、二郎くんたちが野球から戻ってきます。二郎くんの手が花瓶に触れ、割れてしまいます。
 正二くんは、「黙っていればわからない。二郎くんたちは野球に入れてくれなかったんだから、正直に言う必要はない。」「二郎くんがかわいそうだ。うそをつくのはいけない。」という二つの心の声に悩みます。

この二つの声は、私たちの生活の中にもある葛藤なのではないでしょうか。
「正直に話しなさい」と、良い行動を教えることは簡単です。
でも、「わかってはいるけれどできない自分」に気付くことも、人の痛みがわかり、自立した大人になっていくためには大切な過程です。
「正二くんはどうすればよいか」という質問に対して、子どもたちはさまざまな答えを書いていました。
「正直に言った方がいい。」と書いた子も多かったのですが、次のように考えを書く子もいました。
「明日学校で話す。」
(今から学校に戻るのは面倒だから、という理由を付け足していました。)
「どちらが良いか私は迷います。正直に言わなければいけないのはわかるけど、やっぱり言えないような気がするからです。」

これらは間違いなのでしょうか。
私は、「正直に話すことが良いのはわかっているけれど、それを行動に移すのは難しい」ことに気付いたこの子たちの視点を大切にしたいと思います。それこそが、今日の道徳の主題だからです。
今日は、ここまでしか参観できなかったのですが、このあと子どもたちは、「自分はどうか?」という振り返りをしていきます。
正しいとわかっていながら、見て見ぬふりをしたことはないか?
そうした場面に立たされたとき、行動を起こす勇気をもてる自分であるか?

大切な価値に照らし合わせて自分自身の在り方を考えていくのが道徳科の学習です。
ご家庭でも、道徳科の学習を話題にし、様々な場面で迷い、悩み、それでも行動していく大人の姿をぜひお伝えください。大人が思う以上に成長しているお子さんの心が見えてくるかもしれません。

ひっそりと
ひっそりと
夏の置き土産
夏の置き土産
実り多き季節です
実り多き季節です

6年生Zoom参加訓練

令和2(2020)年8月27日

6年生は、8月20日に学校で行った練習を踏まえ、25日・26日・27日の三日間、家庭の機器からZoomミーティングに入る訓練日を設けました。
パソコンやスマートフォン、タブレット等、多様な機器からの接続なので、自分の氏名を打ち込んでもらったり、音が聞こえるようにオーディオ接続の設定を変えてもらったりと、様々な対応が必要でした。
担任は、一日目のトラブル対応の経験を活かし、二日目からは、ホワイトボードを用意して臨みました。
子どもたちは、保護者の方と一緒に操作する一回目、二回目は自分一人で操作します。
「○○さ~ん、合格~!また明日学校で会いましょう~!」と、担任から手を振りながら名前を呼ばれたとたん、照れくさそうな顔をして手を振り返す子どもたちのなんと可愛らしいことか!
動画世代の子どもたちでも、対面はまだちょっと慣れないのでしょう。

ものごとがスピーディに進む時代にあっては、十年どころか三年ひと昔であるとはわかっていましたが、6年生の教室と子どもたちの勉強部屋がオンラインで結べるようになるなんて、昨年の今頃には想像だにしていませんでした。

お忙しいなか、ご協力いただいた6年生の保護者の皆様、どうもありがとうございました。

いろいろ準備して
いろいろ準備して
○○さん、聞こえる~??
○○さん、聞こえる~??

7月よりも上手になったかな

令和2(2020)年8月26日

3年生の書写の学習。
手を墨だらけにする子もなく、落ち着いて横画の練習をしていました。
「筆を立てて」という教頭先生の声かけで、皆7月よりも上手に筆を運んでいました。
鉛筆のときには「とめ」を気にせず書いてしまいますが、
筆では最後に「とん」と置くまで、ゆっくりと腕を動かします。
図工と同様、「ゆとり」の学習。
筆文字が生活の中にあるということで、潤いのある時間が生み出されます。
墨の香とともに、書道を好きな子が増えますよう。

今日のめあて
今日のめあて
筆を立てて
筆を立てて
始筆が上手になりました
始筆が上手になりました

キラキラシャボンの魚たち

令和2(2020)年8月25日

今日は、絵の具セットや習字セットを持って登校する子が多くいました。
3年生は、久しぶりの習字の学習。
夏休み前の学習を思い出しながら、筆を動かしていました。

2年1組では、図工の学習。
夏休み前、色水をストローでぶくぶくと泡立てて、それを画用紙に写し取りました。
その画用紙から、魚の形を切り抜きます。
今日は、その魚を別の画用紙の「海」に泳がせていました。
ゆったりとした気分で子どもたちが活動していることが、柔らかい空気から伝わってきました。
さまざまな彩りにあふれた教室。
一人一人の心の色のようで温かい気持ちになりました。

実利だけでない学びがある、言い換えると、それが「ゆとり」なのでしょう。
コロナ禍にあっても、文化や芸術を楽しむゆとりを(楽しめる平和を)
子どもたちには思い切り味わわせたいものです。

やわらかい空気
やわらかい空気
鮮やかです
鮮やかです
シャボンの跡がくっきりと
シャボンの跡がくっきりと

瞳を輝かせて

令和2(2020)年8月24日

今年度より全面実施となった学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」が求められています。
金杉小学校では、学校教育目標に「瞳を輝かせて活動する子の育成」を掲げています。
「なるほど!」「そうかなぁ?」「できた!」「わかった!」と深い学びをしているとき、
子どもの瞳は輝いているのです。

今日行われていた、輝く瞳いっぱいの授業を紹介します。
どちらの授業も、子どもが一つの方向を向き、気付いたことをつぶやいていました。
5年生の理科では、書画カメラで実物の花を映し、モニター画面に大きく提示していました。
子どもたちは、本物の花を見ながらおしべとめしべの違いについて理解を深めることができました。
また、4年生の算数では、デジタル教科書を用いて、四角形を描く手順を提示していました。
「垂直な直線を引き」「平行な直線を引いたらできあがり」といった
一つ一つの手順が画面に提示されるので、「さっきの方法とここは同じ」「さっきと違う!」
といった手順を見つけ、真剣に画面を見つめていました。

映像時代の子どもたち。
ICT機器を上手に活用しながら、子どもの瞳を輝かせていきます。


杉の子学級の花壇のひまわりが咲きました。
午前中は、ひまわり畑のある南側を向いて咲いています。
体育館に移動する際、皆が目にする場所。ひまわりの学校であることに思いを馳せてほしいと願っています。

理科「花から実へ」
理科「花から実へ」
算数「垂直・平行と四角形」
算数「垂直・平行と四角形」
ひまわり、咲いています
ひまわり、咲いています

杉リンピック~ボッチャ~

令和2(2020)年8月21日

2時間目、2階の廊下に歓声が響きました。
何が起きているのかと歩いて行くと、杉の子学級でボッチャのゲームをしていました。
ボッチャは、パラリンピックの正式種目の一つです。
最初にジャックボール(白いボール)を投げ、続いて赤と青の6個のボールを投げたり、転げたりして、目標となるジャックボールにいかに多くのボールを近づけるかを競うゲームです。ルールの類似性から、「地上のカーリング」とも呼ばれるそうです。
杉の子学級では、昨年度から、このボッチャに取り組んでいました。
ジャックボールをどこに投げるか、自分のボールを相手ボールにぶつけるのか、それとも針路をふさぐ場所に転がしておくのか…。様々な作戦が必要です。
ねらいを定めてボールを転がす子、固唾をのんで見守る子、勝っても負けても涙を流してゲームに挑む子…。ボールを投げたり、転がしたりするのには、「加減」が必要なので、どの子も「良い加減」に体を動かしていました。(皆、うまいのです!)
ちょっとだけ見るつもりが、ゲーム終了まで見届けたくなるほど面白いゲームでした。

東京パラリンピックでは、2021年8月28日(土曜)から9月4日(土曜)までのスケジュールで、ボッチャのゲームが実施される予定です。

杉の子学級では、今年度の運動会の代替行事「金杉オリンピック」として、ボッチャを展開するかもしれません。ご期待ください。

固唾をのんで
固唾をのんで
厳密に…
厳密に…
やった~!!
やった~!!

オンライン授業実施のためのZoom参加訓練

令和2(2020)年8月20日

新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、再度臨時休業措置を行わなくてはならなくなった場合に備えて、6年生を対象にZoomを活用したオンライン授業を実施することになりました。来週の家庭での参加訓練を前に、今日はコンピュータ室で練習をしました。

杉の子学級の6年生も参加し、皆真剣に視聴覚担当の先生の説明を聞いていました。

思っていたよりずっとスムーズに参加できたので、最後は、オーディオ設定の確認をしました。

ヘッドホンの使用には消毒作業が伴うため、パソコンに耳を近づけての確認作業です。

音を立てずに皆一斉に耳をすます様子、微笑ましかったです。


備えあれば憂いなし
どのようなツールを使って、どのようなことができるのかを知っておくことで、アイディアが広がります。そうした視点で、様々な経験をしていけると良いですね。

先生の顔が写った!
先生の顔が写った!
真剣に説明画面を見つめます
真剣に説明画面を見つめます
スピーカー設定の確認
スピーカー設定の確認

夏休みの作品

令和2(2020)年8月19日

休み明けの昨日と比べ、今日はちょっと元気が出てきた子どもたち。
冷却タオルや水筒などのご配慮、ありがとうございます。

夏休み明け二日目の今日、夏休みの宿題(作品)が廊下や教室に展示されています。
いつもより短い夏休みだったので、各学年とも、今年度はいくつかの選択肢の中から選んで取り組むようにしました。工作、特に貯金箱に取り組む子が多かったようです。
なかには、「宿題のために戦国武将についての本ばかり読んでいたので、いつものように好きな本を読む時間がなかった~。くやしい~。」という子もいました。

作品を見ていて、私が目をとめたのは、4年生のある子の読書感想文です。
「ぼくは、読書感想文がすごく苦手だから、夏休み前から読み始めていました。」という書き出し。
夏休み前に、学校司書の先生から紹介された「くらべてわかる地球のこと」という本。総合的な学習の時間にエコについて学習していることもあり、興味をもったとのことでした。
「人間の他に(地球を)よごす生きものはいない」ことを知り、お母さんのエコバッグ持参と関連して「自分に何ができるだろう」と考えていました。

読書には、きっかけが必要だということ、
自分自身や身近なことと結びつけながら読むことで
生き生きとした言葉や考えが生まれてくるのだということをこの感想文から感じました。
感想文の結びには、「おもしろいクイズ」が2問書かれていました。
(中学年の男の子が面白がるのはどんなクイズでしょう?それは皆さんがこの本を手にとって見つけてください。)
この子らしいユーモアで締めくくっているこの感想文に、ほっこりさせられた今日でした。

力作ぞろいの1年生
力作ぞろいの1年生
「僕の面白いよ」(3年生)
「僕の面白いよ」(3年生)
デコるのが上手です(3年生)
デコるのが上手です(3年生)

みんな、おかえり!

令和2(2020)年8月18日

短い夏休みが終わり、学校ににぎやかな声が戻ってきました。
先生方は、昨日の夕方までに子どもを迎える準備を整えていました。

今朝も暑い朝でしたが、ご家庭で荷物の量やマスク着用にも配慮していただき、
子どもたちは落ち着いて登校してきました。

忘れもの(高田敏子)

入道雲にのって
夏休みはいってしまった
「サヨナラ」のかわりに
素晴らしい夕立をふりまいて

けさ 空はまっさお
木々の葉の一枚一枚が
あたらしい光とあいさつをかわしている

だがキミ! 夏休みよ
もう一度 もどってこないかな
忘れものをとりにさ

迷子のセミ
さびしそうな麦わら帽子
それから ぼくの耳に
くっついて離れない波の音

放送朝会で紹介した詩です。
夏の終わりから初秋にかけ、音・色・におい・味が移ろっていきます。
学校で、先生や友達と一緒に感じ取っていってほしいと思います。

でも、まずは暑さに負けぬ体調管理!
明日も279人の笑顔に会えますよう。

ひまわりで出迎えます

ひまわりでお出迎え

まだまだ夏です
まだまだ夏です
おかえりなさい
おかえりなさい
今日からがんばろう
今日からがんばろう