新着情報(令和3(2021)年3月)

ありがとうございました

令和3(2021)年3月25日

令和2年度最終日。
朝から、トカゲ自慢をする子たちが2組いました。
子どもたちには、今日も日常です。
いつもと違うのは、この1年間がんばったことのご褒美に、お楽しみ会をしている学級が多かったことでしょうか。クイズも、友だちや先生とのやりとりも、皆本当に楽しそうでした。

修了式に先立って、書初め作品で書生会長賞の表彰を行いました。
修了式では、代表の5年生が立派な返事。
離任式は、昨日撮影した動画です。担任の先生が画面に現れると、なんとなく落ち着かない様子の子どもたち。後ろ姿でしか見ていませんが、涙をぬぐう子や、頭を抱えている子の姿がありました。

下校時…。
何人もの子どもたちが、「2年間ありがとうございました。」とわ ざわざ言いに来てくれました。泣き顔の子どもたちが多いことに驚きました。本当に素直で、優しい子どもたちです。
でも、やっぱり、「トカゲを撮ってほしい」という子もいます。
金杉小らしいということで、最後に1枚撮りました。

2ヶ月遅れで始まった令和2年度も、登校日は今日で終了です。
ご家庭でも、お子さんの成長を感じていただける場面はあったでしょうか。
最後に、修了式で紹介した詩の一節を。こんな場面からも、成長を見取っていただけることと思います。

わたしはひろがる(岸武雄)
わたしは小さいとき、
おやつのお菓子が弟より大きくない
とおこった。
じだんだふんで泣いたこともある。
わたしが世界のすべてであった。
わたしが世界のすべてであった。

やがてわたしは、弟もわたしと同じように、
大きいお菓子をほしがっていることが、
わかってきた。
わたしはけんかしながらも、
同じように分けることをおぼえた。

ときには、弟があまりうまそうに食べるので、
自分のぶんも分けてやった。
弟といっしょにお菓子を食べると、
お菓子の分量はへったが、なんとなく楽しい。
こうして、わたしの中へ弟がはいってきた。
こうして、わたしの中へ弟がはいってきた。
…(後略)

コロナ禍のなかで、様々なご協力をいただき、本当にありがとうございました。

ご褒美は、お楽しみ会  朝からトカゲ  帰りもトカゲ
ご褒美のお楽しみ会、そして、朝のトカゲと下校時のトカゲ

書生会長賞、素晴らしい!
書生会長賞、素晴らしい!
離任式1
離任式1
離任式2
離任式2

おわりよければすべてよし

令和3(2021)年3月24日

校庭の桜も7分咲き。
今日も麗しい春の日でした。

今の教室で勉強するのも、明日が最後です。
今日は皆で大そうじをしました。
学級全体でそうじをするのは、1年(以上)ぶり。
皆一生懸命に、この1年の汚れを落としていました。
お陰で学校中がすっきりしました。

明日は修了式と離任式があります。
職員室では、先生たちが慌ただしく通知表の準備をしています。
リモート離任式をするために、転出職員は視聴覚室で撮影を行いました。
あと1日。

おわりよければすべてよし
輝ける1日になりますよう。

7分咲き
7分咲き
準備万端!
準備万端!
全員での掃除は1年ぶり
全員での掃除は1年ぶり

なんなのだ??

令和3(2021)年3月23日

今日も暖かくなりました。
東京では満開日だそうですが、学校の桜はまだもう少し。
「今日かな~」「そろそろかな~」という待っている時間も、相手が桜なら許せてしまえます。

今日は杉の子学級でもタブレットを使っていました。
お金を数える学習や、□+□+□の三口のたしざんの練習を各自がしていました。
「90円」という問題に対しては、画面上で指を滑らせて(ドラッグして)10円玉を9個動かします。一つ一つ動かす動作は、算数セットのお金を動かす動作とほぼ同じ。算数セットのお金だと、落としたり、他の種類のお金が気になったり、ということがありますが、タブレット上ですから、それは勿論ありません。これは、ICTの勝ちだと思いました。これが、ICTの価値なのですね。

課題が終わった子は、画面を立てて、敵を倒すゲームをしています。画面には、勇者のヘルメットをつけた学習者の姿があります。
「ん?ゲーム?!これは、なんなのだ??」
つい目くじらを立てそうになりながら、担任に話を聞きました。
なんと歯磨きアプリなのだそうです。
歯磨きをすることでモンスターが倒せるようになっており、ゲーム感覚で楽しく歯を磨くことができるのだそうです。
う~ん。
世界はどんどん広がることを垣間見た時間でした。

個別の課題に挑戦
個別の課題に挑戦
大きくて見やすい!
大きくて見やすい!
マスク姿の勇者が!
マスク姿の勇者が!

第43回卒業証書授与式

令和3(2021)年3月22日

3月19日(金曜日)、無事40名が巣立ちました。
校長式辞はこちらからご覧いただけます。


最終週のはじまり

令和3(2021)年3月22日

昨日の雨と風で、白木蓮はほぼ全て散りました。
その代わり、1年生のチューリップと、校庭の桜が春を彩り始めました。
激動の令和2年度も、いよいよ最終週を迎えました。

どの教室も、しっとりと学習…、と思いきや、タブレット端末の設定をする教室は大わらわ。6年担任や、少人数担当、教頭、校長が入り、教室の中を忙しく動き回りました。

先週設定の終わった3年生は、早速ドリル学習をしていました。
「先生!」と呼ばれていくと、画面にはタンポポの絵。
「この草、何ですか?」という質問にびっくり。
ヒントを出して次の子のところへ行こうとしたら、「やった!百点!!」の歓声。
う~ん。実力だったのでしょうか…?
???が飛び交っている子の画面には、算数の問題。
「7×4=7×5-□」「かける数が1増えると答えは□増えます。」
□の中には、5が入っています。かける数とかけられる数を混同しているようです。
4択・5択の回答方式でしたが、思いつくまま入力して「×」がつくと、また別の答えを…。
持っていたメモ帳に、「かけられる数×かける数」と書いてもう一度答えを考えさせました。

はじめのうちは、楽しみながらやり方を覚えていくということなのでしょう。
「問題をよく読んで」「ノートに書き出してみよう」
機械にお守りをさせるのではなく、「実になる」使い方となるよう支援していきたいと、固く誓って教室を後にしました。

ソメイヨシノと大島桜
ソメイヨシノと大島桜
チューリップも咲きました
チューリップも咲きました
ドリル学習中
ドリル学習中

卒業、おめでとう

令和3(2021)年3月19日

6年生の行いの善さでしょう、好天のもと第43回卒業証書授与式を行うことができました。
いつもと違う服を着て、照れくさそうにしながら登校してきた6年生。
今日は、1年生から5年生も、いつもよりずっと早い時刻に登校してきました。

「お別れ式」では、各教室をオンラインでつなぎ、6年生へのメッセージを伝えました。
「優しくしてくれてありがとう」「僕たちも、6年生みたいになりたい」
そんな言葉を聞きながら、和やかな時間を過ごしていました。
6年生の胸には、ひまわりのコサージュ。
これは、休校中に、父母と教師の会の役員さんが、何冊もあるカタログから見つけてくれたもの。ひまわり畑を作れなかった今年度。このコサージュを注文すると聞き、グッときたのでした。

写真撮影のために移動した体育館では、1年生の描いてくれた似顔絵と、お世話になった先生方からのメッセージを見ながらリラックス。例年通りの卒業式だと、卒業生が当日ゆっくり体育館で過ごすことが難しいので、これはとても良い時間だと思いました。

いよいよ式です。
皆、緊張しながらも、とても良い顔をしていました。
証書を手にする場面では、どの子もしっかり顔を上げ、堂々とした所作で臨むことができました。
自分たちの言葉で作った「別れの言葉」。
一つ一つの言葉をかみしめながら伝えた感謝の言葉に、会場にいた私たちは、グッと心を掴まれました。

学級指導を終え、昇降口から校門までの間に、何人もの号泣する顔を見ました。
6年間1学級で、ずっと一緒に成長してきた仲間とも、今日でお別れです。
寂しさもあるけれど、私たちは心配していません。
なぜなら、この40人は、コロナ禍の令和2年度を、自分たちの力で乗り切ってきた強者なのですから。
未来を自分たちの手で作っていける6年生!
素晴らしい卒業式をありがとう!
素晴らしい1年間を・後輩への後ろ姿をありがとう!!

1年生からおめでとう
1年生からおめでとう
全校からもおめでとう
全校からもおめでとう
父母と教師の会からもおめでとう!!
父母と教師の会からもおめでとう!!

電子黒板が入りました

令和3(2021)年3月18日

昨日の午後、教室に電子黒板が入りました。
65インチという、かなり大きな画面です。
朝一番(たぶん)に使っていたのは、5年1組でした。
明日のお別れ式の練習でしょうか、黒板前に置いてあるパソコンとつないで、大型モニターとして使っていました。自分の姿を確かめたいので、皆モニター目線。当然モニターに映る姿は、左肩を向いています…。「明日からは、私たちに任せてください!」と力強い言葉。
隣の5年2組の黒板には、午後の卒業式準備に向けて「6年生に最高の舞台を!」の文字。
期待していますよ、5年生!!

もう一学級電子黒板を使っていました。
それは6年1組です。(卒業までに間に合ってよかった~!)
担任が作った「思い出のアルバム」を見ていました。
先生からのメッセージを、照れくさそうに見ている子、後ろを振り向いて先生の様子をにやにやしながら
うかがう子、涙をそっとぬぐう子…。
グッとくる使い方をしていました。
(6年生の保護者の皆様には、明日披露したいと思います。)

どの学年も、ipadの設定が完了しつつあります。
おっかなびっくりで画面を触っていた子も、「YouTubeがある~」「早くやりた~い」とアピールしていました。来週、使えると良いですね。

「あさって咲くよ!」
「あさって咲くよ!」
モニター目線…
モニター目線…
思い出のアルバム
思い出のアルバム

春告げ1年生

令和3(2021)年3月17日

「校庭の桜の花が咲いてるんだよ。」
登校してきた1年生が、昨日放課後ルームで遊んでいるときに見つけたのだと教えてくれました。
小さい子ほど、周りの変化に敏感なのですね。
「のぼり棒の横。ここからでも見える。」
遠目には見えないだろうと思ったのですが、ピロティからもわかるほどに咲いていました。
「今日はなんだかいいことがありそうだね。」
という話をして、春を告げてくれた1年生は、教室へ上がっていきました。

桜の開花が嬉しくて、昼にも見に行きました。
ついでに菜の花畑まで行ってみると、森山直太朗さんの「さくら」(昼の放送)をBGMにして、校舎のすぐ近くの木からホーホーホーケキョ、ホーホーキョキョ…という鳴き声が。
一歩ずつ、確実に春が近づいてきています。

6年生は、先週の反省を活かして、今日も卒業式の通し練習を行いました。
ビシッと引き締まった様子を見ながら、
「グッとくる。」
何度も担任が繰り返していました。

!!
!!
嬉しくて、昼にも
嬉しくて、昼にも
グッとくる
グッとくる

てんやわんや

令和3(2021)年3月16日

青空と暖かな春の日差しを満喫しながら廊下を歩いていたら、2年2組の廊下には???が飛び交っていました。のぞいてみると、皆がそれぞれにタブレットを机の上に広げています。
「できた?」
「また元に戻った」
マイ・タブレットにパスワード等を入力する作業をしているのですが、なにしろ2年生には難しいことが多々あります。小文字入力をするにも、画面には大文字のキーボードしかなく、そこでも???です。
「もう一度、QRコードを読み込むところまで戻ろう!」という担任の先生の声に、ホッとした空気が流れました。
「できた!」
「先生と同じ画面が出てきた!」
そこでようやく皆が動き出しました。
ピンチして画面を拡大する子も、ドラッグさせて「ひきだし」を探す子も…。
子どもたちの感覚的な動きにはびっくりです。

ダメダメ尽くしより、「まずは使ってみよう」「やってみよう」の方が、きっといろいろな発見があるはずです。今日はおっかなびっくりだった子どもたちが、次回からどう変わっていくのか、とても楽しみです。

背面黒板です
背面黒板です
??が飛び交う
??が飛び交う
マイ・タブレット
マイ・タブレット

6年生、ありがとう

令和3(2021)年3月15日

土曜の雨は嘘のように、青空が広がっています。

今日は、6年生が奉仕活動をしてくれました。
花壇で見つけたダンゴムシに喜んだり、体育館のモップがけでついスピードアップしてしまったり…。そこはご愛敬。
昇降口の溝や、特別教室、体育館、学級花壇の除草など、この1年間手つかずだった場所が、みるみるうちにきれいになりました。
杉の子学級では、各教室に配るカレンダーがいよいよ完成です。6年生が協力しながら、最後の仕上げをしていました。
今週金曜日が卒業式。
6年生の善行のご褒美に、晴れ空を願う週明けです。

チューリップ「らしく」
1年生曰く「チューリップらしくなった」チューリップ
卒業式には…間に合わないかもしれませんね。

カレンダー完成!
カレンダー完成!
ありがとう!
ありがとう!
手つかずでした
手つかずでした

ひまわり畑整地完了

令和3(2021)年3月12日

来週の今日は、卒業式です。
今日は、2時間目に予行練習を行いました。

さて、ひまわり畑。
昨日、ひまわり憩いの会とJAさんが、広大なひまわり畑の整地をしてくださいました。
今年度は、涙をのんで我慢していたひまわり畑ですが、次年度こそは!
光が差してきたようです。
5階から見ると、こんなに美しくなっていました。そして、菜の花もしっかり咲いているのが見えます。
畑に下りると、菜の花に埋もれるように、4羽の鳩が。近づいても一向に動ぜず、一心不乱に何かをついばんでいます。これはもしや、二和小で巣作りをしている鳩たちなのでは…?!

私たちが感染症に翻弄されるなかでも、季節は確実に巡り、動植物は力強くその営みを続けています。
今年の夏、ひまわりが咲く頃には、マスクをはずし、皆が大きな声で笑える毎日がやってきますよう。

5階から
5階から
動じない鳩たち
動じない鳩たち
鳩目線
鳩目線

3月11日

令和3(2021)年3月11日

「今日はお兄ちゃんと一緒だったから一番(に昇降口に並ん)だよ」
「ひまわり畑で、『ホーホケキョ』っていう鳴き声が聞こえたよ」
今日も登校時の子どもたちは能弁でした。
教室を回ると、学年末ですから、テストをしている学級、テスト直しをしている学級もあります。漢字テストを直している子が、「こんなにいっぱい書いたのに、こんなに×がついちゃって…」と悲しむ場面にも出会いました。側に行き、どこを間違えていたのかを一緒に考えました。
課題を終えて、楽しそうに読書をしている学級もあります。
先日の朝会で話をした「家での防災」について改めて確認をした学級もあったようです。
そして、業間休みには、我先にと外に飛び出し、元気に遊びまわっていました。
給食では、「しあわせ桜にんじん」を必死に探す子どもたち。
今日もいつもと同じ学校生活がありました。

「当たり前なんてない」
今朝の朝刊の一面見出しにある言葉です。
コロナ禍にある今年度は、この言葉が一層身にしみます。
東日本大震災から10年。
計画停電が実施され、街のなかが暗くなった日が続いたこと、水が出ずにその年のプールや絵の具を使う図工ができない学校があったこと…。十年前のことを知っている(覚えている)者として、ぜひお子さんとお話しください。

今日、当たり前だと思える一日を送っていることに感謝するとともに、
大切な人を失い、今も深い悲しみの中にある方々に、心より哀悼の意を表します。


旅立ちの日に

令和3(2021)年3月10日

日差しはすっかり春なのに、時折ピュウピュウと音を立てて冷たい風が吹いています。
76年前の3月10日もこんな風が吹いていたのでしょうか。
今日は東京大空襲のあった日です。

♬白い光のなかに 山並みはもえて
遙かな空の果てまでも 君は飛び立つ♬
金杉小「今月の歌」は、テレビコマーシャルでも流れている「旅立ちの日に」です。保護者の皆さんのなかにも、卒業式で歌ったことがある方がいらっしゃるのではないでしょうか。毎日昼の放送で流れているのですが、聴くたびに「別れの3月」を強く意識させられています。

卒業式まであと7日となった6年生は、例年よりは少ない時数ですが、卒業式練習を始めています。体育館の後方から練習を参観しているのですが、ピンと伸びた背筋から、子どもたちの想いが伝わってきます。

♬今、別れの時 飛び立とう 未来信じて
はずむ 若い力 信じて この広い大空へ♬

別れを惜しむ姿は6年生だけではありません。
新2年・3年・5年は、クラス替えがあります。業間休みの終わりには、クラス写真を撮影しているところがありました。
明るい日差しを享受し、皆が笑顔でいられるのも、「平和」があってこそのことですね。

背筋を伸ばして「別れの言葉」
背筋を伸ばして「別れの言葉」
クラス写真撮影中
クラス写真撮影中
花言葉は「崇高」
花言葉は「崇高」

正体見たり

令和3(2021)年3月9日

「なんだか気持ちの悪いものが、階段のところに落ちてます」
朝、体育館側の階段を上ってきた子が、挨拶より先にこう言いました。
「ふわふわしてて、不気味な物体です」
この時期に毛虫?もっと大きな何か?それにしては誰も何も言っていない…。
返事をする一瞬の間に、いろいろな考えがよぎりました。
(白木蓮の毛皮のつぼみを指して)「これではなかったですか?」と聞くと、「いや、もっと大きくて、違うもの」だと言います。仕方ない!意を決して箒を持って階段へ。
言った本人は、気持ちが悪いからと言って、下りてきません。

案の定、白木蓮の脱ぎ捨てた毛皮なのでした。昨日の雨を吸って、だいぶみすぼらしくなっています。安心して掃き集めることができました。

私がからかわれた?
いえ、本人は否定するかもしれないですが、きっと本当に不気味だったのでしょう。
~幽霊の正体見たり枯れ尾花~
知らないことに対しては、嫌悪感や恐怖感が先立つことがあります。正しく知ることの大切さを改めて感じた今朝の一コマでした。
(それにしても、階段の隅までよく見ているものだと感心しました。)

これは何だ?!
これは何だ?!
これから毛皮を脱ぎ捨てるのですね
これから毛皮を脱ぎ捨てるのですね

業間休み

令和3(2021)年3月8日

冷たい雨の降る月曜日となりました。
今朝は少し出足が遅く、チャイムぎりぎりに昇降口に駆けこむ子も何人かいました。

雨の業間休み、さぞ図書室は混雑しているだろう…と予想して行ってみたのですが、このとおり。
(どうも嵐のような一団が去っていったあとだったようです。)
では、教室では…?
4年1組では,熱心に本を読む子たちの姿がありました。2組では,なんとほぼ全員が席について勉強しています。漢字練習を終わらせたり,テスト直しをしたり,個々の課題を静かに,ゆっくりと。
「学習や生活のまとめをしっかりと行い,自信をもって進級できるよう」
学年だよりに書かれている文言です。
令和2年度の登校日は,残り13日(6年生は9日)となりました。皆が自信をもって進級できるよう,日々を充実させていきます。

図書室は静かでした
図書室は静かでした
ここにも本を読む子ら
ここにも本を読む子ら
休み時間も勉強!!
休み時間も勉強!!

菜の花

令和3(2021)年3月5日

今日は、「啓蟄」です。空気も温み、日差しもすっかり春めいてきました。
給食では、旬のものとして、菜花の辛子和えが提供されました。

また、今日は夕方から雨の予報。テレビの天気予報によると、この時期の雨は菜種梅雨といって、雨の日が続くとのこと。今朝は長い傘を持って登校してきた子も何人もいました。

菜花、菜種…。菜の花畑!
昨年度は、秋の長雨のせいなのか、菜の花畑にはあまり多くの花が咲きませんでした。
今年度こそ、いちめんのなのはなを期待していたのですが、なぜか写真のような状況です。
紫色のホトケノザに埋もれるようにがんばっている菜の花もあります。日当たりのよい校舎側には、比較的花が咲いています。
残念ながら菜の花フェスティバルは、コロナ禍のイベント行事として中止決定が出ています。「菜の花畑」としては、ちょっと物足りないですが、今の菜の花たちを、ありのままに楽しみたいと思います。

菜の花は…?
菜の花は…?
咲いています!
咲いています!

興味のある職業は何ですか?

令和3(2021)年3月4日

6年生は、総合的な学習の時間に「興味のある職業」について調べ学習を行いました。今は、その発表の最中です。
村上龍さんの「13歳のハローワーク」が出版された2003年には、こうした学習の発表は、何らかの紙媒体を用いて行っていました。2021年3月の6年生は、一人一台パソコンを持ち、Power Pointを用いての発表です。大きな声は出せないので、マイクも使います。
私がお邪魔したこの時間は、パティシエ、和菓子職人、カメラマン、金融業等々、さまざまな職業が紹介されていました。興味をもった理由は、なかなか興味深く、また、紹介する仕事内容や収入についても、時折入るクイズにも、個性が表れていてとてもおもしろい発表でした。
職業は様々ですが、共通していえるのは、「自分の作ったもの・自分の仕事で、人を幸せにしたい」という「やりがい」でした。
私たち教員も、子どもたちの学びを演出し、子どもたちの幸せな未来を願って日々の仕事をしています。今日蒔いた種が実を結ぶのは、もしかしたらずっと先のことかもしれないけれど、どんな実を結ぶのかをずっと楽しみにしていくことのできる職業です。ブラックなんて言わせない!自分自身の職業選択の原点を思い出させる6年生の学習でした。

それでは、クイズです!
それでは、クイズです!
調べも万全
調べも万全
「和菓子は全部手作りです」
「和菓子は全部手作りです」

朝会より

令和3(2021)年3月3日

今年度最後の朝会を、オンラインで行いました。
今日は、10年前の3月11日、東日本大震災のことについて話をしました。

私が勤務していた学校は、低学年が帰りの会をしている時間帯での地震でした。
1年生の自分の学級の全ての引き渡しが終わったのが6時半頃。その後職員室のテレビで、東北の津波の映像を目にして、崩れ落ちそうになったことを覚えています。
7時過ぎに寄ったコンビニには、液状化で泥だらけになった車が次々とやってきました。
後に、いろいろな学校の対応を耳にしましたが、学年末の短縮日課だったので、既に帰宅し、家で一人で留守番をしている子などもいたようです。大変怖い思いをしたらしいと聞きました。

本校では、明日から6年生が、来週からは全校で短縮日課が始まります。「もし家で地震が起きたとき、どのような行動をすればよいのかを話し合っているかどうか」をパソコンの画面越しに聞いたところ、話し合っていると挙手した子はあまり多くありませんでした。

備えあれば憂いなし

大きな地震が起きた場合、家の中でどのように行動するのか、公園など外にいるときにはどうすればよいのか、家の人と連絡をとるにはどうすればよいのか等、ぜひご家庭で話題にしてみてください。

きょうはうれしいひなまつり
きょうはうれしいひなまつり

やった~!読み聞かせ!!

令和3(2021)年3月2日

「やった~!読み聞かせ~!」
そんな声がとある教室から聞こえてきました。固唾をのんで聞いているかと思うと、「うわ~っ!」と歓声が上がります。教室の中はのぞかなかったのですが、聞こえてくる声だけで、子どもたちが本の世界を楽しんでいることが伝わってきました。
金杉小では、今年度「読書チャレンジ」という形で、子どもの読書を推進しています。感染症予防のために、家庭に持ち帰って読むことはできませんが、令和2年度の本の貸出数はぐんぐん伸びています。チャレンジ達成の子の数も、ご覧のとおり!

以前、本屋さんで見たワンシーン。
「この本、この前先生に読んでもらった!おもしろかったから買って~!」と低学年くらいの女の子。
「せっかく買うなら、読んだことのない本を買った方がいいよ。」とお父さん。
女の子は、「う~ん。」と唸りながら他の本を探しましたが、残念ながら時間切れ。そのご家族は、児童書のコーナーから立ち去っていきました。

一度読んでもらった本は、安心して読むことのできる本。自分の力で最後まで読む楽しさを知ることのできる一番の近道なのだと思います。それを繰り返していくうちに、自ら本を選ぶ力も身についてくるはずです。
船橋市立図書館では、電子書籍サービスも始まりました。
「読みたい」ときが、「読めるようになる」チャンス!
子どもの身近なところに、本を!
興味のない子には、大人が楽しく本を読む姿を!
そして、時には、お子さんに本の読み聞かせをしてもらってください。

3月2日 記録更新中
3月2日 記録更新中
10月26日
10月26日
開き始めました
開き始めました

1年経ちました

令和3(2021)年3月1日

春のうた
        草野心平
かえるは冬のあいだは土の中にいて春になると地上に出てきます。
そのはじめての日のうた。

ほっ まぶしいな。
ほっ うれしいな。

みずは つるつる。
かぜは そよそよ。
ケルルン クック。
ケルルン クック。
ああいいにおいだ。
ケルルン クック。

ほっ いぬのふぐりがさいている。
ほっ おおきなくもがうごいてくる。

ケルルン クック。
ケルルン クック。



今日から3月。いよいよ年度最後の月になりました。
今朝菜の花畑で、ウグイスの鳴き声を聞きました。まだ、「ホーケキョ」と小さめの声でしたが、ひと月かけて上手になっていくのでしょう。昨年の3月、子どもの声のしない学校で、ウグイスがひと月かけてだんだん上手に鳴くようになるのを聞いていたことを思い出しました。

再びの緊急事態宣言はまだ解除されず、気を抜くことはできません。でも、学校には、子どもたちの声が響いています。学習をして、休み時間があり、給食を食べ…。先週と同じに今週が始まることが、どれだけ有難いことなのかを、今日改めて感じています。
今日、家に帰って、お子様はどんな話をしましたか?
もしかすると、楽しいことだけではないかもしれません。
先週、ゲームでけんかしたからと、別々に登校してきた子たちが、今日はまた仲よく並んで登校してきました。

明日はきっと学校で楽しいことができるはず。
明日もきっといい一日であるはず。
そう強く願う3月1日です。

オオイヌノフグリ      桜も紅くなってきた      白木蓮も楽しそう
桜の木は、ほんのり紅い気がします。白木蓮ももうすぐ咲きますね。

水やりをして、
水やりをして、
外で遊び、
外で遊び、
勿論、しっかり学習も。
勿論、しっかり学習も。