『好奇心のめばえ』
好奇心のめばえは、知的発達の原動力と言える大切な育ちの一つです。
赤ちゃんは、生まれて1カ月を過ぎた頃から目が合い始め、興味を持って大人の顔をじっと見るようになります。
首がすわり始めた頃にうつ伏せにすると、頭を持ち上げていられるようになり、あおむけとは違う景色を楽しめます。
3カ月を過ぎた頃には首がしっかりしてきて、手足を自分の意志で動かせるようになります。
また「目の前の物に触れてみたい」という気持ちから寝返りやハイハイへとつながっていきます。そして触れた物は、手だけでなく口での感触も楽しみます。
こうして身体が成長するに伴い、興味を持った物に手を伸ばす、たたく、口で舐める、物を引っ張り出す、歩き回るなど、全身を使って行動ができるようになります。子どもにとって、全身を使った行動すべてが遊びです。遊ぶことで「やってみよう・やりたい」という好奇心がめばえます。
遊びを通して、体の育ちとともに心も育っていることを大切にしていきましょう。
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