糖尿病性腎症重症化予防対策事業にご協力ください

更新日:令和7(2025)年7月25日(金曜日)

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糖尿病を防ぐ取り組みを行っています(糖尿病性腎症重症化予防対策事業)

市では特定健康診査の結果に応じて保健指導を実施していますが、糖尿病に重点を置いた保健事業も行っています。
この事業は、糖尿病の重症化を予防し、糖尿病性腎症の発症や悪化を防ぎ、QOL低下の大きな原因となる新規人工透析導入者を減少させることを目的としています。対象の人には、市の看護師・保健師・管理栄養士がご連絡をさせていただきますので、ご協力をお願いします。

対象となる方 

市の健康診査を受診した人の中で、国保データベース(KDB)システムから抽出したレセプトデータと健診受診状況を考慮し、糖尿病性腎症の発症や悪化する可能性が高い人を対象とさせていただいております。

国民健康保険被保険者で40~74歳以下の人

(1)特定健康診査結果より、HbA1cや尿蛋白、eGFRが本事業の基準に該当する人
(2)レセプトより糖尿病の治療中断、未治療と思われる人

後期高齢者医療制度に加入している人

(1)後期高齢者健康診査結果より、Hba1cや尿蛋白、eGFRが本事業の基準に該当する人
(2)レセプトより糖尿病の治療中断と思われる人

保健指導の方法

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(1)ご自宅へのご連絡や手紙等で、市の看護師・保健師・管理栄養士が医療機関への受診状況を確認します。
(2)食事や運動等の生活状況を確認し、保健指導を行います(最大6か月間)。
(3)糖尿病にかかっている方が医療機関に受診していない場合は、医療機関への受診勧奨を行います。
(4)かかりつけ医がいる場合は、かかりつけ医に相談するよう勧めます。なお、同意が得られた場合は市とかかりつけ医が連携し、必要な情報を共有し、適切な保健指導の実施((2))に努めます。

事業の振り返りを報告します!

本事業の主要項目の振り返りです。

(1)    受診勧奨・保健指導を受けた者の翌年度の特定健診受診率(令和4年度の対象者)

●保健指導ありグループ:令和5年度特定健診受診率 76.7%
●保健指導なしグループ:令和5年度特定健診受診率 66.7%

(2)    受診勧奨・保健指導を受けた者の健康行動が維持・改善する割合(令和4年度の対象者)

●食生活が維持・改善した割合:84.8%
●運動習慣が維持・改善した割合:64.4%

(3)    受診勧奨・保健指導を受けた者のうち、支援終了時までに糖尿病での医療受診が確認できた者の割合

令和6年度健診実施分からの主要項目となります。振り返りは、令和7年11月頃実施予定です。
 
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年に1回、健診を必ず受けましょう!

糖尿病性腎症重症化予防対策事業をはじめとした保健事業の対象の人には、翌年度以降も健診を継続して受けるよう勧めています。
健診を受けることで自分の健康状態を把握することができ、また結果によっては受診が必要なサインを早期に受け取ることができます。
◎1年に1回は必ず、健診を受けましょう。
◎保健指導の対象になった場合は担当者から連絡が入ります。ぜひ、ご活用ください。
◎かかりつけ医を持ち、必要に応じて受診しましょう。

かかりつけ医の見つけ方などはこちらをご覧ください。

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上手な医療のかかり方(厚生労働省)

このページについてのご意見・お問い合わせ

健康づくり課 (特定保健指導係)

〒273-8506船橋市北本町1-16-55 船橋市保健福祉センター

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日