浸水した家屋等の消毒方法について

更新日:令和3(2021)年5月25日(火曜日)

ページID:P092254

豪雨等により家屋などが浸水した場合は、細菌やカビが繁殖しやすくなり、感染症にかかるおそれがあります。そのため、洗浄や拭き取りにより十分に汚れを除去して、乾かした後、消毒するようにしてください。 
(消毒は、汚れのない状態でないと、効果を発揮することができません。)

感染症予防のためには清掃と乾燥が重要です。ドアと窓をあけてしっかり換気しましょう。清掃作業時はけがを防ぐため厚手の手袋、底の厚い靴を使用し(あればゴーグルをつけて眼も保護)、ほこりを吸い込まないようマスクを着用しましょう。

清掃と乾燥が重要です 清掃作業時に注意してください

衛生対策について

家屋などが浸水した場合、次のとおり洗浄及び衛生対策を行ってください。

床上の場合

室内は、食事や睡眠など生活を行う場所のため、泥や汚れを十分に取り除いた後、消毒を行いましょう

(1) 水が引いた後、濡れた畳や家の中の不要な物を片付けてください。

(2) 汚れた家具や床・壁などは、水で洗い流すか、雑巾で水拭きするなどしてください。

(3) 食器類や調理器具などは、水洗いして汚れをきれいに洗い流してください。

(4) 食器棚や冷蔵庫などは、汚れをきれいに拭き取ってください。

(5) パンフレット(厚生労働省作成)を参考に消毒を行ってください。

消毒薬は、過剰に使用すると人の健康や環境へ影響を与えることがあります。使用は必要最小限としましょう。また、使用の際には、取り扱い説明書に従い、事故が起こらないよう注意してください。

家の周囲や床下の場合

土砂等を取り除いた後、水道水で洗い流し、しっかり乾かすことが重要です。

床下に流れ込んだ土砂や水分が残っている場合、その湿気により、家の基礎や土台(床組)などに影響が出る場合があります。

(1) 汚泥や不要なものなどを片付けてください。

(2) 庭木や外壁についた泥は、水で十分に洗い流してください。

(3) 床下換気口のごみを取り除き、床下の風通しを良くしてください。

(4) 床下はスコップや流水を用いて汚泥を取り除いた後、雑巾などで水気をなくし、扇風機などにより強制的に換気し、乾燥させてください。

※ 床下や庭などの消毒は原則不要です。

浸水した家屋の感染症対策について 浸水した家屋の感染症対策

浸水した家屋の消毒手順

関連するその他の記事

このページについてのご意見・お問い合わせ

保健所衛生指導課 環境指導係

〒273-8506千葉県船橋市北本町1-16-55

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日