瑞花双鳳五花鏡・梅花文鏡筥(残欠)

更新日:平成28(2016)年2月21日(日曜日)

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瑞花双鳳五花鏡


梅花文鏡筥

「瑞花双鳳五花鏡」と「梅花文鏡筥」は、印内2丁目で行われた発掘調査で鏡を筥に収めた状態で出土しました。このように五花鏡とそれを収めた筥が一対で出土したことは、全国でもわずかに2例しかなく、たいへん貴重です。文様や制作技法の特徴から、どちらも12世紀前半(平安時代後期)につくられたと考えられます。
鏡筥の梅花文は、密陀絵(顔料と油を練り合わせて描く、一種の油絵)と考えられますが、漆工で11~12世紀代に密陀絵が使われた事例は他にほとんど知られておらず、たいへん注目されます。

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