成瀬氏の墓 附 墓誌
成瀬正成は徳川家康の側近の一人で、天正18年(1590)に家康が関東に移ると、栗原郷など4千石を与えられ、その後、尾張徳川家への将軍からのお付家老として、犬山城主となり3万4千石を領有しました。寛永2年(1625)に正成は没すると、犬山城主は長男正虎が継ぎましたが、正成は生前、次男之成に栗原郷他1万4千石を譲っていたので、之成が栗原藩の2代目となりました。その後、栗原藩は無嗣により断絶してしまいましたが、宝成寺は江戸における成瀬家の菩提寺とされていたため、栗原藩成瀬家が断絶後も一族の墓が営まれ明治9年(1876)まで墓碑等が残されています。
このページについてのご意見・お問い合わせ
- 教育委員会文化課
-
- 電話 047-436-2894
- FAX 047-436-2884
- メールフォームでの
ご意見・お問い合わせ
〒273-8501千葉県船橋市湊町2-10-25
受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日
- 「遺跡・文化財・郷土芸能」の他の記事
-
- 取掛西貝塚が船橋市初の「国史跡」に指定されました!
- 船橋市市制施行80周年記念『ふなばしの遺跡』を発行しました
- 8月14日に講演会「取掛西貝塚を考える~約1万年前の縄文ワールド第4弾~」を開催しました!
- 「玉川旅館」動画・VR画像を公開
- 船橋の遺跡マップ(第6版)できました!~君の足元に約200か所の遺跡がねむる~
- 文化財説明板(地域の文化財を紹介しています!)
- 「神楽(かぐら)」ってなんだろう?~市内に伝わる5つの神楽~
- 遺跡説明板(船橋市内の遺跡を紹介しています)
- 太宰治・川端康成と船橋 ~文豪ゆかりの地を紹介しています~
- 船橋の歴史
- ふなばしの歴史を探訪してみませんか
- 埋蔵文化財調査事務所
- 船橋の年表(旧石器時代~現代)
- 指定文化財
- 歴史と伝統を受け継ぐ郷土芸能
- 最近見たページ
-