「玉川旅館」調査報告書・動画・VR画像を公開

更新日:令和4(2022)年8月2日(火曜日)

ページID:P085872

調査報告書・動画・360度VR画像で「玉川旅館」を訪れてみませんか?

 令和2年4月末をもって、創業100年の歴史に幕を下ろした「玉川旅館」。建造物を調査した報告書
『玉川旅館-歴史と記憶-』と解体が行われる前に撮影した動画・画像を下記からご覧いただけます。
第二別館外観本館

調査報告書『玉川旅館-歴史と記憶-』

【調査報告書】
 下記をクリックすると「全国遺跡報告総覧」のページへ移動し、調査報告書『玉川旅館-歴史と記憶-』の閲覧やダウンロードができます。
 『玉川旅館-歴史と記憶-』 PDF形式(約79MB)

 ※冊子(印刷物)の購入を希望される方は文化財関係出版物頒布のご案内をご覧ください。

動画・VR画像

【動画】 「YouTube」へ移動します
 玉川旅館物語 ダイジェスト 約2分15秒

 玉川旅館物語 本編 約9分30秒・ナレーションあり
 
 玉川旅館物語 資料編 約16分30秒・ナレーションなし

【画像】
 360度VR画像 館内約90ヶ所
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玉川旅館について 

 大正10年(1921)に料亭として、かつて塩田であった地に創業し、のちに旅館としての営業を開始。「玉川」の名は、創業者の父が船橋大神宮の奉納相撲で名乗っていた四股(しこ)名に由来している。
 昭和初期に建てられた本館・第一別館・第二別館の3棟は国の登録有形文化財となっていた。昭和の風情が漂い、温泉のある割烹旅館として多く人々に親しまれたが、令和2年(2020)4月末をもって閉館し、建物の解体・撤去が行われた。

【国登録有形文化財の建造物の概要】
 本  館:昭和16年(1941)建築と伝えられる2階建てで、外観を楼閣風にまとめた建築。
 第一別館:昭和3年(1928)建築の数寄屋造風の平屋。
 第二別館:昭和8年(1933)建築の2階建て。2階は大広間があり、大宴会や結婚披露宴が行われた。1階は宿泊者用の部屋が5つあった。1階の一番奥の「桔梗の間」は、文豪太宰治が宿泊した部屋と伝えられている。 

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