【子ども記者通信】とどけ!世界中に ~HEIWAの鐘~(習志野台第一小学校 吉川 咲希さん)
私が通っている小学校では、5月30日に『うたごえ集会』という行事がありました。この行事は、1年生から6年生までの全学年が、学年ごとに1曲ずつ歌を発表するものです。私たち6年生は、『HEIWAの鐘』という曲を歌いました。みなさんは、この曲を知っていますか?私は知らなかったので、初めて聴くときは「どんな曲なのだろう」と、とてもワクワクしました。「歴史の授業で戦争を学ぶこともあり、6年生との繋がりが深い曲であるため、第二次世界大戦の終結から80周年というこの節目に、戦争の悲惨さを忘れず平和の尊さを次世代に伝えて、平和への誓いを新たにする機会にしてほしいと思った」ことから、学年の先生方がこの曲を選んだとのことでした。
私は、何回か聴いただけでこの曲がとても好きになりました。一つ目の理由は、一番初めの「LALALA・・・」のところがハッとするほどきれいだからです。初めて聴いた時は心が動かされました。二つ目の理由は、「いつか自由な空が虹かかる・・・」というところから「戦争が早く終わって自由になりたい」という想いが痛いほど伝わってくるからです。ここは、ソプラノとアルトの掛け合いで、つらい歌詞ですがハーモニーがとてもきれいです。三つ目の理由は、「ぼくらの生まれたこの地球(ほし)に奇跡を起こしてみないか・・・」というところの歌詞がその通りだと思ったからです。初めてこの歌詞を聞いた時、ハッとしました。「奇跡を起こす」というのは戦争をなくすことをいっています。今この瞬間も戦争でつらい思いをしている人がいるのかと思うと、胸が痛くなります。このように、すてきなところがたくさんある曲なので、ぜひ聞いてみてください。
本番、私は一生懸命歌いました。音も間違うことがなく、楽しんで歌うことができました。私たち6年生のこの曲への熱意が1年生から5年生にきっと伝わってくれたと思います。
1年生から5年生の発表も素晴らしかったです。1年生は『きみにはくしゅ』という曲でした。とても元気に歌っていて、拍手をするところではみんな一生懸命拍手をしていて、とてもかわいかったです。2年生は『スイミー』という曲でした。スイミーの舞台をうまく表現したミュージカルのような構成で、ビックリしました。スイミーの世界観に引き込まれてしまいそうないい歌声だったと思います。3年生は、『未来が生まれてる』という曲です。友達やこの世界のみんなが大切なのだということがよく伝わってきた歌声でした。はじけるようなダンスもとても魅力的でした。4年生は『see you』という曲でした。「また会おう」という少し寂しい気持ちがとても美しい歌声で表されていました。また、ソプラノとアルトの響きもとてもきれいで驚きました。5年生は、『僕はアスリート』という曲でした。アスリートの人生をそのまま表したような力強い歌声に圧倒させられました。自信をもって歌っていることが伝わってきて、すごいと思いました。
全ての学年が本当に素晴らしい歌声だったと思います。すてきな『うたごえ集会』でした。また、私たち6年生の『HEIWAの鐘』が1年生から5年生の胸に響き、「少しでも平和の尊さを伝えられていたらいいな」と思いました。
(令和7年6月1日投稿)
▲体育館ステージ上の『うたごえ集会』横断幕
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