【子ども記者通信】きたならたんけんたい(職業体験編) ドーナツ屋さんの秘密とは?(習志野台第一小学校 吉川 咲希さん)
みなさんが住んでいる地域には、夏休みに開催されるイベントはありますか?
私の住んでいる地域には、「きたならたんけんたい」というイベントがあります。北習志野のまちにある42のお店が協力して、地域の人たちにもっとお店を知ってもらうために始まった「きたならマーケット」のイベントの一つで、職業体験やシールラリーができます。
私は、スイーツづくりが好きなので、「SIUNAUS SWEETS(シウナススイーツ)」さんのドーナツ作りを体験することにしました。ドーナツ作り体験は、丸、ハート、お花の3つの形のドーナツに、チョコをディップしてトッピングをつける体験でした。チョコをつやつやに満遍なくつけることや、チョコが乾かないうちにトッピングをつけることがとても難しかったですが、とても楽しかったです。
体験を行った後、「SIUNAUS SWEETS」さんの店長さんにお話を伺いました。
Q1.「SIUNAUS SWEETS」という名前の由来を教えてください。
A1.「SIUNAUS」とは、フィンランド語で「祝福」という意味です。自分たちで作って売ったスイーツで買ってくれた人たちを幸せにしたい、という想いで「SIUNAUS SWEETS」という名前にしました。
Q2. ドーナツ作りにおいてこだわっているところを教えてください。
A2. たくさんありますが、一番は安心な素材でドーナツをつくるということです。コストはかかるのですが、安心にこだわってドーナツのチョコの色や、トッピングの色をすべて天然の着色料でつけています。
Q3. 「SIUNAUS SWEETS」でおすすめのドーナツを教えてください。
A3. ベルギー産の高級チョコを使ったドーナツがおすすめです。実は高級チョコレートブランドと同じチョコを使っていて、他の商品と比べると一見高くみえますが、価格を抑えておりとても美味しいです。
Q4. ドーナツの材料や、作る過程で環境に配慮しているところがあれば教えてください。
A4. 生ごみが出ないことです。なぜかというと、店頭にはその日に作ったドーナツを置いています。そして、余ったドーナツは児童養護施設や子ども食堂さんに寄付しているからです。ドーナツを冷凍して保存し、ある程度数が集まってきたら寄付しています。毎月、300~400個寄付しています。
Q5.リサイクルについて何か取り組んでいることがあれば教えてください。
A5.使ったシールの台紙をメモ帳代わりにしたり、チョコポットの間に水滴が垂れないようにキッチンペーパーをおいて、そのキッチンペーパーを次の日タオルとして使ったり、できるだけ使用できなくなるまで使ってから捨てています。
「SIUNAUS」というフィンランド語は祝福という意味なのだと知り、驚きました。
また実際にドーナツを食べてみると、モチモチしていてとても美味しかったです。
そして、余ったドーナツはそのまま捨てるともったいないけれど、子ども食堂さんなどに寄付をすればドーナツをもらった子供たちも笑顔になれるし、ドーナツも余らないから一石二鳥の良い取り組みだなと思いました。
「きたならたんけんたい」は、色々な北習志野のお店の魅力を知ることができるイベントだと思います。「きたならたんけんたい」や「SIUNAUS SWEETS」さんには、たくさんの魅力があるので、みなさんもぜひ行ってみてください。
(令和7年8月9日投稿)
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