羽田空港の新飛行ルートについて

更新日:令和元(2019)年8月27日(火曜日)

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羽田空港機能強化の概要

 国は、国際競争力の強化や訪日外国人の増加による日本経済の再生と、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催などに向けて、首都圏空港のさらなる機能強化が予定されております。
 羽田空港機能強化に関する最新の情報は下記をご覧ください。

羽田空港機能強化に関するこれまでの経緯

 平成26年7月8日、国土交通省の「首都圏空港機能強化技術小委員会」が首都圏航空の機能強化に関する「中間取りまとめ」を公表しました。この「中間取りまとめ」において、北風時・南風時における羽田空港の航空機離発着新ルートが提案されました。
 国は、国際線の需要が集中する午前7時~11時半(北風時)、15時~19時(北風時・南風時)の時間帯について、新ルートを使うことを検討しています。

 その後平成28年4月19日に、到着経路の進入高度を引き上げつつ東側に移設するなど、南風時の変更案が発表されました。

 変更案では本市上空を通過し、飛行便数が増加する案となっておりますが、飛行高度は現行の4000フィート程度から7000フィート程度に引き上げられ、1機あたりの騒音は低減することが見込まれます。
 離陸機新ルートについて、北風時(7時~11時半、15時~19時のうちの3時間)においては本市上空を飛ばなくなります。南風時(15時~19時のうちの3時間)においては東京湾上で1万フィート以上の高度に上げるようにしています。

表1 国が提示している羽田空港への着陸機飛行高度など

現行ルート 新ルート
本市上空の飛行高度 4000フィート程度
(1200メートル程度)
7000フィート程度
(2100メートル程度)
飛行本数 最大約12本/時 最大約30本/時
本市上空を飛行する場合の風向き及び天候 南風悪天時 南風好天時及び悪天時
飛行時間
  • 現状:6時~23時
  • 新ルート供用後:6時~23時の右記以外
15時~19時のうちの3時間。その他は現行ルートと同じ。

 国は平成28年7月28日に開催した第4回首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会(国土交通省ホームページにリンク)において、この新ルートを提案しました。
 また、国より羽田空港機能強化に関する「羽田空港のこれから(地域特別号)」(国土交通省ホームページにリンク)が送付されましたので、環境保全課(市役所4階)でお配りしています。

本市の対応

 本市では、県及び関係8市とともに、羽田空港機能強化策に関する国からの説明の受け皿となる「羽田空港機能強化に関する連絡調整部会」にて、国と協議しております。今後、県や他市とともに、さらなる騒音の低減や新ルートに関する詳細な説明を求めていきます。
 調整部会の内容については千葉県空港地域振興課のホームページ(外部リンク)をご覧ください。

【備考】
 関係9市:千葉市・市川市・船橋市・木更津市・松戸市・佐倉市・君津市・浦安市・四街道市

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環境保全課 大気・騒音係

〒273-8501千葉県船橋市湊町2-10-25

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