もっと野菜を食べよう!~MOREべジ~

更新日:令和5(2023)年3月31日(金曜日)

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「MOREべジ」(モアベジ)は、「more vegetables」のことです。市民の皆様に「もっとたくさんの野菜を(食べてほしい)」という思いを込めました。野菜をたくさん食べることは、健康な身体を作り、活力ある生活を送ることにつながります。また、船橋は東京湾岸の温暖な気候を利用し、首都園の生鮮食料の供給地として色々な野菜の生産が行われているので、身近な場所で作られた新鮮な野菜を食べられるという好条件にも恵まれています。 
「MOREべジ」を合言葉に、おいしい野菜をたくさん食べよう!yasaitati
 

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もっと野菜を食べよう!

野菜は、体の調子を整える栄養素であるビタミン、ミネラル、食物繊維の主要な供給源です。また、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化物質には酸化を防ぐ働きがあることから、生活習慣病やがんの予防が期待されています。

野菜摂取量の目標量は1日350グラム

「健康日本21(第二次)」では、生活習慣病などを予防し、健康な生活を維持するため、「野菜類を1日350グラム以上食べましょう」と掲げられています。

野菜350グラムってどれくらい?

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いつもの食事に野菜をプラス一皿

船橋市民(20歳以上)の野菜の摂取量は、男女ともに千葉県と比べ多くなっていますが、目標とする1日350グラムには、男性ではあと約50グラム、女性ではあと約40グラム不足しています。これは、野菜が主材料の料理約1皿分(例:小松菜のお浸し小鉢1皿)に相当します。
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野菜を多く食べる工夫

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「ふなばしMOREべジ協力店」に行こう!


「ふなばしMOREべジ協力店」
~おいしい野菜をいっぱい食べよう!~
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このページでは、「野菜たっぷりメニューを提供できる」「野菜を販売している」お店を「ふなばしMOREべジ協力店」として紹介・募集しています。

 

船橋にはおいしい野菜がいっぱい!

船橋市では一年を通して多彩な野菜が栽培されており、小松菜や人参は千葉県においても有数の生産地です。
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【こまつな】
小松菜の一般的な旬は冬ですが、船橋では1年中栽培されており、県内有数の産地です。
特に西船橋で栽培される小松菜は船橋産ブランド小松菜として販売されています。
全国的にも珍しい「根付き」のまま出荷しており、紫色のテープで束ねているのが特徴です。   
 
【にんじん】
「船橋にんじん」の旬は4月下旬~7月上旬。船橋は全国有数の「春にんじん」の産地です。「船橋にんじん」は地域団体商標に登録されています。甘みがあって柔らかいので、生でサラダやジュースにしてもおいしくいただけます。
 
【えだまめ】
旬は4月中旬~8月中旬、9月下旬~11月下旬。主に西船橋周辺で栽培されており、全国的にも珍しい「葉つき枝豆」が有名です。また、袋でも販売されており、一般的な袋より鮮度が保持できる特殊な袋を使用し、皆様に美味しい枝豆をお届けできるような取り組みがなされています。
 

♡この他にも、船橋市では色々な野菜が栽培されています♡   

ふなばしの地産地消

「地産地消」とは、地域で生産された農林水産物を地域で消費しようとする取り組みのことです。
消費者にとっては、「顔が見える関係」で生産状況などが確かめられ、新鮮な農林水産物が消費できます。また、直売所や加工の取り組みなどを通じた地域の活性化、流通コストの削減による環境負荷の低減などの効果が報告されています。

◆船橋市内でよく作られている野菜
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◆船橋産食材×学校給食(保健体育課)⇒こちら
 船橋産食材を使った学校給食のレシピなどを紹介しています。
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◆船橋市農水産物直売所マップ(農水産課)⇒こちら
 船橋産の野菜や果物、花や魚介類を扱っている直売所を紹介しています。
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野菜の旬カレンダー

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野菜をきっかけに食生活の見直しを

食事は野菜だけでなく、ごはんや肉・魚など様々な食品(主食・主菜・副菜)を組み合わせて食べることにより、必要な栄養素を摂ることが必要です。「野菜を350グラム食べてさえいればよい」というわけではなく、野菜と一緒に食べる食品に含まれる栄養素とのバランスも加味された目標量なのです。
また、せっかくの野菜も、ドレッシングなどをたっぷりかけたり、塩辛い漬物としてたくさん食べたりしては、食塩の摂り過ぎになってしまいます。野菜本来のうま味や甘みを生かした調理法で、おいしくいただきたいものです。
このように、野菜を食べるということは、食生活全般を見直すことにつながります。

べジファースト ~ 野菜から先に食べること ~

野菜を最初に食べることによって、食物繊維が最初に体に入るので、後から食べるごはんなどの糖質の分解・吸収を緩やかにし、食後の急激な血糖値の上昇を抑制し、肥満や糖尿病などの予防につながります。
また、野菜を先に食べることで、低エネルギーでも食後の満足感が得られやすくなります。

野菜の栄養

野菜に多く含まれているビタミンやミネラル、食物繊維などには、私達の体の健康を支えるとても重要な働きがあります。生理作用の一部をご紹介します。

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※クリックすると詳しい資料をご覧になれます。

野菜のコラム

◆緑黄色野菜と淡色野菜は何が違うの?

「緑黄色野菜」とは、β-カロテンを豊富に含む野菜です。可食部100g当たりに含まれるβ-カロテンが600㎍以上の野菜と、それ以下でも食べる回数が多くてβ-カロテンの供給源として期待できる野菜(トマトやピーマンなど)のことです。
その他の野菜が「淡色野菜」です。淡色野菜にはビタミンCや食物繊維が豊富に含まれています。
<緑黄色野菜>こまつな、にんじん、ほうれん草、ブロッコリー、かぶの葉、かぼちゃ、トマト、ピーマン など
<淡色野菜>キャベツ、だいこん、ねぎ、はくさい、かぶ、たまねぎ、きゅうり、なす、ごぼう など

◆サラダはノンオイルドレッシングで食べる方が体にいいの?

「油は高エネルギーで太るから…」という理由でノンオイルを選んでいませんか?ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKといった脂溶性ビタミンは油と一緒に食べることで吸収が良くなる栄養素です。(ちなみに、野菜に含まれるβ-カロテンは体の中で必要に応じてビタミンAに変わります。)脂溶性ビタミンを含む野菜(にんじん、かぼちゃ、ほうれんそう、こまつな、チンゲン菜、トマト、キャベツ、ブロッコリーなど)はオイル入りのドレッシングをかけたり、油で炒めることでビタミンの吸収が良くなります。また、1回の食事の中で、油を使った料理とこれらの野菜を使った料理を一緒に食べても良いですね。

野菜の中に含まれるビタミンは収穫時期によって変わるの?

野菜の種類や品種(季節によって品種が異なる場合が多いそうです。)によって異なるので、野菜をひとまとめにすることはできませんが、一般的に旬のものの方が含有量が多い傾向にあります。旬のものは、近隣で栽培収穫されたものが入荷し、収穫したてのものが店頭に並ぶので、栄養価は高めになるようです。
なお、日本食品標準成分表では、野菜類の栄養価は「通年平均値」を掲載しています。ただし、「ほうれんそう」のビタミンCは冬と夏の差がとても大きいので、冬採りと夏採りを分けて掲載されています。

「もっと野菜を食べよう!」レシピ紹介のページ

amazu「もっと野菜を食べよう!」💛レシピ紹介のページ💛

このページでは、旬のおいしい野菜をたっぷり食べられるレシピを紹介しています。
「船橋産の旬の食材を知る」「季節の野菜を味わう」「誰かと一緒に作る」を楽しみながら、色とりどりの野菜料理を毎日の食事にもう1品増やしてみませんか。
 
 
 

【参考文献・ホームページ等】
船橋の農水産物(船橋市経済部農水産課 令和2年3月)
農林水産省ホームページ
e-ヘルスネット(厚生労働省)
スマート・ライフ・プロジェクトホームページ
毎日使える!野菜の教科書(宝島社)
1日359gを手軽においしく!野菜のとり方早わかり(女子栄養大学出版部)
健康増進のしおり「早い時期からの食事の見直し・改善が糖尿病予防の秘訣」(公益社団法人日本栄養士会)
栄養の基本がわかる図解事典(成美堂出版)
「健康食品」の安全性・有効性情報(国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所)
ビタミンQ&A(日本ビタミン学会ホームページ)

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地域保健課

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