今月の旬の素材(寒シジミ)

更新日:平成26(2014)年4月2日(水曜日)

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寒シジミ

食材名

寒シジミ
シジミ「蜆」 シジミ科

分布

川の中流から下流にかけての淡水(塩分濃度のきわめて低い水)域や、汽水(海水と淡水とが混じり合っている塩分濃度の低い水)湖などに生息しています。

産地

シジミとしての産地は、千葉・茨城の利根川河口域、島根県の宍道湖、滋賀県の琵琶湖などです。

寒シジミの旬は1月~4月で、土用シジミと呼ばれるシジミの旬は夏場です。

特徴

淡水と海水の混じり合う汽水域などに生息する黒色の二枚貝です。貝殻は丸みを帯び、表面に輪状の成長脈をもっているのが特徴です。
日本では約3万トンが漁獲されていますが、近年では中国などから大量に輸入され市場に出回っています。ただ、国産物と比較しても味が淡泊ともいわれています。
季節を問わず一年中食べられますが、「土用シジミ」・「寒シジミ」といわれるように夏と冬が旬とされており、味は冬のほうがよいそうです。

栄養価

シジミのタンパク質は、良質で低カロリーです。他には肝臓の働きを促進するグリコーゲンや貧血防止にも効果があるビタミンB12も含んでいるほか、鉄分も豊富に含んでいます。

ワンポイント豆知識

選び方

表面色は黒く、つやつやしているものが良いものとされています。購入後は水に浸さなければ冷蔵庫で3日程度保存できるそうです。
砂抜きは、約10倍の水に3時間ほど入れて下さい。その後は、水を切り4時間程度放置してから調理すると、一層おいしくなるそうです。

調理法

調理方法としては、素材をそのまま活かした、みそ汁や酒蒸し、バター炒めなどがあります。
砂抜きをする場合は、水につける際に新聞紙等をかぶせておくと良いそうです。また、殻が開かないものは取り除いて下さい。生食はできないので、必ず加熱調理して下さい。

食材を使ったレシピ

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