旬の素材(アサリ)
食材名
アサリ「浅蜊」
マルスダレガイ科
分布
日本各地の内湾に分布し、もっとも親しまれている貝の一種。大きな需要に対して、輸入のほか、種苗生産も行われている。漁場にまかれた稚貝は半年で殻長約2cm、1年で約3cmになる。
旬の時期
3月~5月
栄養価
ビタミンB2、カルシュウム、鉄の含有量が高く、うま味成分も多いのでよい出汁が出ます。肝臓の機能を活発にするほか造血作用もあるので貧血ぎみの人にお勧めです。
ワンポイント豆知識
歴史・文化
全国各地にある貝塚からもわかるように、縄文時代より食べられてきました。江戸時代では、健康書『本草網目』に、「シジミは、甘鹹、寒、無毒、暴熱を去り、目を明らかにし、小便を利し、熱気、脚気、湿毒を下し、酒毒、目黄を解す」とあるように、シジミと並んでアサリもきわめて薬効の高い食べ物として知られていました。中国でも、アサリやシジミを粉末にし、下痢や胸やけ、咳の薬として使っています。
美味しく食べるコツ
アサリの砂出しは、海水と同じくらいの塩水(水100gに対し食塩約3g)で行なうとよく、潮「うしお」汁、蒸し煮、かき揚げ、佃煮などで賞味される。
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