【子ども記者通信】メッセージカード 担任の先生と友達へ(峰台小学校 吉野 正麒さん)

「あ~面倒くさい」何を書いたら良いのか。僕は、渡されたメッセージカードを前に溜息をついた。チラリと横を見ると、女の子がもくもくとイラストを書きあげてる。良く先生をみているなぁ。ミッフィーのように、表情がなくても感情が伝わる先生の雰囲気ソックリだ。僕が描いたらたぶん先生は、妖怪になるだろう…。
でも、メッセージを書いたら、本当に、本当に、
卒業になってしまうじゃないか。
悲しくなってしまうじゃないか。
僕は、メッセージカードを再び見て、黙って引き出しに入れ、なかったことにした。
お母さんにせっつかれて、友達とクラスのメッセージカードを集める作業に没頭する。クラス一人一人と話し、みんなのくるくる変わる表情とコントのような会話、賑やかなメッセージカードを回収してみて、このままずっっっといられたら良いのにと思う。
また、あ~卒業が近づいてしまう。
250日ぐらい毎日眺めた担任の先生の笑い顔、怒り爆発顔、ゆっくりとした諭す声、綺麗?な筆跡、癖を見て胸が苦しくなる。卒業式、先生や僕たちは、泣いてしまうのかな。案外大丈夫かな。本当は、誰の泣き顔も見たくない。泣いてほしくない。笑っててほしい。卒業だからこそ、僕も先生も友達も笑って笑って大笑いして喜んで、次のダンジョンに進みたいんだ。個性ある先生方に学んだこの1年は、友達と峰台小学校で出会い、過ごした6年間は、僕にとって素晴しい奇跡(軌跡)と思うから。
別れの涙は、僕には似合わない!
だから、僕からのメッセージカードは、シンプルに
ありがとうございました。じゃ、、、
でいいと思う。
(令和8年3月6日投稿)
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