【子ども記者通信】認知症と向き合う(宮本小学校 渡邊 葵咲さん)
認知症とは何かご存知ですか?「認知症は色々な事を忘れてしまう」という印象をお持ちの方が多いと思います。忘れてしまうだけでなく昔のことを思い出してどこかへ行ってしまったり、名前を間違えてしまったりと当たり前にできていた事ができなくなってしまいます。「認知症はまだ関係ない」と私は思っていました。ですが認知症サポーターのお二人がお話をしに来てくださってから「認知症」が身近なことだと学びました。主に大切だと思った2つの事をまとめました。
1つ目は大変な事をお聞きしました。「安心してほしい」と考えても、認知症の方に「助けはいらない」「ほっといて欲しい」と拒否される事がよくあるそうです。感受性は人それぞれなので大変だという事でした。サポートしていく中で大切なことは自分の健康、心の余裕が必要で、認知症は周りの接し方で治ったり、悪化したりします。ですから怒っても無視をしても大変傷付きます。一緒に暮らせる環境をつくることが大切です。
2つ目に認知症の見分け方も伺いました。
・うずくまっている
・傷だらけ
・服装が合っていない
・尿の匂いがする
・落ち着きがない など
上記のようにたくさんありますが、服装の場合が多いそうです。船橋警察署に大体1日1人は来るらしく、県を跨いできてしまう方もいるそうです。
私には関係ないだなんて全くないと思いました。もしかしたら自分がなってしまうかもしれませんし、周りの人がなってしまうかもしれないので、どうすべきかを考える事ができました。身近に困っている人がいれば、男女問わず助けようと思いました。当たり前のことができなくなってしまう認知症を多くの人に知ってもらいたいです。
(令和5年1月25日投稿)
(適切なサポートには、まず認知症について正しく知ることが大切です)
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