【子ども記者通信】音楽の持つ力(船橋小学校 大林 知暉さん)

更新日:令和7(2025)年8月19日(火曜日)

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 船橋小学校_大林知暉私は船橋小学校の音楽クラブに所属し、バイオリンを担当しています。バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスという弦楽器のみで演奏をする珍しい音楽部です。部員数は3年生から6年生まで、あわせて26名で、楽しく活動しています。
 全校朝会で校歌を演奏するほか、定期的にある発表の場に向けて日々練習を重ねています。先日は、船橋市小中学校音楽発表会「サマーコンサート」に参加して2曲を演奏しました。曲目は「君をのせて」と「木星(組曲惑星より)」です。みんなで気持ちを一つに演奏することができて、よい思い出になりました。
 船橋小で音楽を教えていて、音楽クラブ顧問でもある塚原備亮先生に音楽クラブの歴史を教えていただいたところ、50年以上続いているそうです。私たちが使っている楽器に記された購入日を確認してみたところ、昭和の年号がいくつも見つかりました。先輩から長年引き継がれてきたたくさんの楽器をこれからもずっと大切にしていきたいです。
 現在の顧問は塚原先生1人ですが、昔は2~3人以上いたそうです。今と比べて部員数がかなり多く、弦楽器以外も使って演奏するオーケストラだったと聞いて驚きました。長い歴史のなかで時代とともに変化してきたのだとわかりました。
 塚原先生に「大変なこと」を聞いてみました。部員のレベルに合わせた楽譜を作ることと、個人ごとにアドバイスをすることだそうです。先生が配ってくれる楽譜は音階にカタカナが振ってあり、実際とてもわかりやすいです。「ここはシャープに」などと私たちに丁寧に指導してくださり、会話も楽しくみんなが笑顔です。
 私は音楽クラブに入ったことで音楽の持つ力を学びました。それは人を癒し、みんなを一つにするということです。練習は学年を超えて団結して楽しみながら取り組んでおり、部員の仲がとてもよいのが自慢です。音楽を奏でる時も自然に笑顔がこぼれます。そんな音楽クラブの演奏を聴いたお客さんが拍手でたたえてくれるのもとてもうれしく感じます。
 これからも歴史ある船橋小音楽クラブが未来にわたって長く続くことを願いながら、みんなで楽しく演奏していきたいです。

(令和7年7月28日投稿)

   サマーコンサートにて
        ▲サマーコンサートにて

   「きらきら春の夢ひろば」演奏後
  ▲「きらきら春の夢ひろば」にも参加しました

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