【子ども記者通信】本町通り商店街の歩んだ軌跡ときらゆめ(船橋小学校 大林 知暉さん)

更新日:令和7(2025)年5月23日(金曜日)

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 記者写真皆さんは、「きらゆめ」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?千葉県船橋市本町通り商店街で毎年春に開かれている「春のきらきら夢ひろば」のことです。略して「きらゆめ」の愛称で地域の方々に親しまれています。景品が当たるスタンプラリー、動物とのふれあいコーナー、音楽ライブなどのステージや飲食物の販売といった多くの企画があります。今年は、5月10日(土曜日)に開催されました。ちなみに、私が所属している船橋小学校音楽クラブもきらゆめで毎年ステージ出演しています(次回の記事では船橋小学校音楽クラブについてご紹介します)。
 今回は、船橋本町通り商店街振興組合理事長の森田雅巳さんに話を伺いました。きらゆめは2003年から始まり23年間、地域の方々と共に歩んできました。個性あふれる公式キャラクター「ダポちゃん」がいます。名前の由来は商店街のカード「ダイヤモンドポイント」の「ダ」と「ポ」からとったそうですが、船橋はダボハゼがよく獲れることにもちなんでいます。
 森田さんは自分と子供、孫の三世代にわたって同じ船橋小学校出身です。船橋小学校は商店街に近く地域の変化を見つめてきました。商店街の歩んだ軌跡は平たんなものではなかったと語ります。
 きらゆめが始まる前は本町通り商店街の人通りが少なくなっていました。跡継ぎがいないことも大きな原因の一つだそうです。そんな状況を打破するべく、きらゆめの歴史は動き出しました。商店街に、スーパーマーケット「ヤマイチ」や中央図書館などの大きなお店や公共施設を招くだけでなく、きらゆめを開催して子供から大人まで老若男女が楽しめるイベントを行っていくことで、地域に徐々に活気が生まれていきました。今ではマンションが建ち並び、船橋小学校の児童数も少ないときに比べると増え、街も賑わっています。
 最近では毎年似たような内容になっているので、いかに新しい企画を開催できるかが課題だそうです。今年は駄菓子コーナーなどを充実させました。屋外イベントなため天候に左右されやすく、今年度のきらゆめも雨天で中止になりかけましたが時間を変更し開催されました。
 商店街で商売をするだけでなく、地域の人々とのコミュニケーションを大切にしていきたいそうです。歴史がある商店街が未来に向かって歩み続け、こらからも発展していくことを願っています。ぜひ皆さんも春に開催されるきらゆめや船橋本町通り商店街に足を運んでみてはいかがでしょうか。

(令和7年5月10日投稿)

取材の様子
   ▲森田理事長へ取材しました!

抽選会
       ▲賑わう抽選会の様子

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