JR南船橋駅南口市有地の活用について

更新日:令和7(2025)年6月24日(火曜日)

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市有地活用の概要について

 平成25年10月に市有地となったJR南船橋駅南口の土地について、公民で連携してまちづくりを進めてきました。
 令和5年度に道路や駅前広場などの都市基盤が完成するとともに、連携する民間事業者により商業施設や広大な芝生広場が整備され、臨海部の玄関口にふさわしい魅力あるまちづくりが新たな段階を迎えました。
 今後は民間事業者によるエリアマネジメントでのイベント開催やインフォメーションセンターからの情報発信により、臨海部の賑わい創出や回遊性向上を図っていきます。
整備前写真 整備後写真
【整備前の様子】
駅前は広大な遊休地でした。
【整備後の様子】
駅前広場が整備され、
商業施設等が建設されました。

活用テーマ(E街区を除く)

 緑豊かな広場空間を駅前に配置することにより憩いと賑わいを提供し、周辺環境と調和を図りつつ、新たな回遊拠点を創出する。また、広場を中心としたまちづくりを行うことにより、地域が一体となる臨海部の玄関口を形成する。  

市有地の位置

位置図

土地利用図

土地利用図

各施設の概要

街区 施設内容 階数 戸数 開発主体 備考
A街区 マンション 15階 133戸 三井不動産レジデンシャル株式会社
B街区 店舗
芝生広場
2階 三井不動産株式会社 スーパーマーケット
飲食店舗
クリニックモール
ウェルネス関連
ほか
C街区 マンション 15階 212戸 三井不動産レジデンシャル株式会社
D街区 店舗
情報発信拠点
2階 三井不動産株式会社 インフォメーションセンター
物販店舗
ほか
E街区 特別養護老人ホーム等 4階 社会福祉法人ノテ福祉会 特別養護老人ホーム
短期入居生活介護
居宅介護支援事業所
ほか
児童相談所
※令和8年7月開設予定
3階 船橋市
A街区 C街区
A街区 C街区
B街区1 B街区2
B街区 B街区(芝生広場)
芝生広場とD街区 B街区とD街区
B街区(芝生広場)とC街区 B街区とD街区
D街区 駅前広場
D街区 B街区と駅前広場
ノテ 児童相談所
E街区(特別養護老人ホーム等) E街区(児童相談所) ※建設中の為、パース図

グリーンインフラの取り組みについて

 グリーンインフラとは、社会資本整備や土地利用等のハード・ソフト両面において、自然環境が有する多様な機能を活用し、持続可能で魅力ある国土・都市・地域づくりを進める取組です。
 JR南船橋駅南口市有地では、以下について取り組むことで、賑わい・回遊性の創出、災害対策、ヒートアイランド現象の対策を図っています。

雨水透水層の導入

 土壌が有する地下水涵養機能を活かし、水の蒸発による体感温度を低減させます。

樹木根上り防止

 木の育成環境保護により、緑の持つ良好な景観形成機能を活かし、魅力ある快適な歩行環境を保全します。

誰もが憩える芝生広場の整備

 緑の持つ良質な空間形成効果により、憩いと賑わいを創出します。また、広場の整備により、災害時の避難拠点を形成します。
 ※一時避難場所になっており、マンホールトイレも整備されています。

保水性舗装材の採用

 水の蒸発による気温上昇低減機能を活かし、ヒートアイランド現象を緩和します。

商業施設の壁面緑化

 輻射熱を緩和することにより、体感温度を低減させます。

これまでの経緯

時期 内容
平成25年度 千葉県より船橋市へ土地譲渡
平成26年度 活用基本構想の策定
平成27年度 道路予備設計、地質調査の実施
平成28年度 土地利用案の検討
平成29年度 官民連携調査の実施
平成30年度 実施方針の公表
平成31年度(令和元年度) 開発事業者を募集し、「三井不動産グループ」を選定
令和2年度 地区計画策定等の手続き
令和3年度 地区計画「南船橋駅南口地区地区計画」の決定
インフラ工事(下水道、道路)着手
令和4年度 インフラ工事(下水道)完了
令和5年度 インフラ工事(道路)完了 ※駅前広場は令和4年度に先行して供用開始
三井不動産株式会社による商業施設(B,D街区)が開業
令和6年度 三井不動産レジデンシャル株式会社によるマンション(A,C街区)が竣工
令和7年度 社会福祉法人ノテ福祉会による特別養護老人ホーム等が開設

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