メディカルタウン構想と新しい医療センター移転計画に関して知りたいこと

更新日:令和8(2026)年8月4日(火曜日)

ページID:P149148

・このご意見は令和8年1月にいただいていたものです。
・お問い合わせ内容を要約している場合があります。

内容

1 市長が500床の新病院建設計画をやめて新しいプランの作成を表明しましたが、建設工事直前まですすんでいた計画は、建築設計まですすんでいたものと思います。設計料などをいくら払ってるのか、支払先はどこでしょうか、教えてください。
2 地震対策について、超軟弱地域の地震の知見をどう発展させてきたのか、構想を決めた後に地盤調査をしたのかどうか、それで何を決めたのか、そして国が新しく決めた首都圏直下型地震対策等について、何をどう認識して発展させてきたのか教えてください。
3 医療センター移転建て替え協議会で新しい計画を検討中と聞きますが、新しい市民病院をつくるために市民アンケートを行うべきだと思いますが、いかがですか。議会で反対があるのでしょうか。市民の声を聞くことに反対する議員はいないと思いますが。
「新病院建設NEWSNo12」によれば今年3月までに概略整理をおこなうとなっています。2月、3月に市民の要望・意見を聞くことが大切ではないでしょうか。
4 加えて、概略整理ができた段階で市民に公開・説明を行うことを要望します。
5 船橋市医師会、船橋歯科医師会、船橋薬剤師会には意見を聞き、「新病院の役割・機能の確認」をおこなったとありますが、具体的に何を説明し同意を得たのか、合意書などがあるのかどうか教えて下さい。
6 2022年に実施された洪水シミュレーションについて、「浸水継続時間」について発表しなかったと聞きました。なぜ発表しなかったのか教えてください。湊町や本町、宮本、海神など関連する住民には説明しているのでしょうか。
 

回答

1 回答部署:新病院建設室

 まず、船橋市立医療センターの移転建て替えについて、現状をご説明します。
 新病院の基本構想策定から10年近く経過し、この間、患者への負担が少ない治療や入院を要さない治療が増えるなど、医療の進歩や変化が起きていることから、新病院の機能や規模を整理し、その上で建て替え計画の方向性を判断することとしました。これらの検討は、市が設置した検討組織「船橋市立医療センター移転建替庁内協議会(以下、「協議会」とします。)」で行っています。
 現在、協議会では、整理した機能や規模の結果に基づき、どれくらいの建物になるのか、どれくらいの工事費になるのかなどを概略で検討しており、令和7年度中に整理する予定です。この結果を基に、事業収支計画の検討に本格的に着手し、令和8年度の上半期中に結果を整理することを目標に進めています。
 これらの協議会の検討結果をもって、市として、医療センターの移転建て替えをどのように進めていくのかを判断いたします。
 次に、「設計料などいくら払ってあるのか、支払先はどこでしょうか。」についてお答えします。
ご質問の“設計料など”が何を示されているのかわかりかねますので、建物の設計を行うため実施した以下の業務委託についてお答えいたします。なお、2つの業務委託料は、船橋市消防局が所管する救急ステーションの委託料を含んだ金額となっています。

船橋市立医療センター等建替工事基本設計業務委託
契約日:令和4年4月14日
業務委託料:331,100,000円
受注者:株式会社日建設計
 

船橋市立医療センター等建替工事実施設計業務委託
契約日:令和5年3月16日
業務委託料:638,550,000円
受注者:株式会社日建設計
※ 設計業務委託等技術者単価の運用に係る特例措置に基づく変更契約を締結
変更契約日:令和5年7月24日
変更による業務委託料の増減額:54,285,000円



2 回答部署:都市政策課
  回答部署:新病院建設室

船橋市海老川上流地区土地区画整理事業の地震対策について
 船橋市海老川上流地区土地区画整理事業(以下「土地区画整理事業」という。)にて整備される公共施設(道路、調整池、下水道、水路など)についてお答えいたします。
 土地区画整理事業においては、船橋都市計画事業海老川上流地区土地区画整理組合(以下「組合」という。)にて地質調査などが実施され、その結果を踏まえて 組合が国や県の指針等の基準に準拠した各公共施設の設計を行い、公共施設の管理者との協議がなされております。
 宅地の液状化対策については、組合において国の指針に基づき判定を行い、中地震で液状化が想定されるエリアにおいては、液状化対策を目的とした地盤改良を実施し、中地震でも液状化しない土質性状であることが確認できた土地においても、軟弱地盤対策として載荷盛土により地盤支持力の強化を図ることを確認しています。
 また、新駅から新病院に向かう通りなどの主要な道路においては、無電柱化を実施する計画となっております。
 つきましては、土地区画整理事業にて整備される各公共施設は、地域の安全安心を第一に、国や県の指針等に則して、技術的にも適切な内容で対策が講じられるものと考えております。


新病院予定地の地震対策について
 ご質問1で回答させていただいたとおり、医療センターの移転建て替えについては、協議会で検討を行っていることから、令和6年度に入札の公告を行った時点の計画(設計)をもとに回答いたします。
 新病院予定地の地震対策については、新病院の設計にあたり、令和4年度に新病院移転予定地内で地盤調査を行いました。この地盤調査により、移転予定地の現状地盤の特性を詳細に把握し、その結果を踏まえ、建築基準法等に基づき免震構造、耐震構造、液状化対策、杭の設計などを行うことで、建物の構造安全性を確保しています。
 地震による影響については、長周期地震動をはじめ、直下型、液状化など今回の敷地特有の事象も配慮しながら構造設計を行い、安全性の検証をしています。前述の地盤調査の結果を踏まえ、病院本棟、エネルギーセンター棟、医療ガス棟及び救急ステーションといった建物の下に液状化対策を行います。これにより、無理のない建物支持杭及び構造躯体設計とし、より合理的・経済的に建物の構造安全性を確保しています。
 さらに、建物以外でも、屋外の救急車両動線などに液状化対策を行います。これにより、大きな地震が起きた際でも、液状化による陥没や大きなひび割れにより、救急車の通行や災害医療の支障になることを防ぐことができます。



3 回答部署:新病院建設室


 これまで、市民のみなさまに向けては、説明会や広報ふなばし、新病院出前講座、新病院建設Newsを通じて情報発信を行っており、ご意見、ご質問等については、都度対応させていただいております。
 現時点において、市民アンケートを実施することは考えておりませんが、頂いたご意見につきましては、参考とさせていただくとともに、今後も丁寧でわかりやすい説明、回答を行うように努めてまいります。



4 回答部署:新病院建設室


 頂いたご意見につきましては、要望としてお受けいたします。
 また、今後、協議会で進めていく検証、検討の状況や結果につきましても、市議会へ定例会の都度報告、審議をお願いするとともに、市民のみなさまに向けては、引き続き、説明会の開催や広報ふなばし、新病院出前講座、新病院建設Newsなど、効果的な情報発信の方法について検討してまいります。



5 回答部署:新病院建設室
    回答部署:健康政策課


 協議会において、「第三次救急医療機関」や「地域がん診療連携拠点病院」、「地域災害拠点病院」など、船橋市立医療センター建替基本構想や基本計画で整理した医療センターの役割は引き続き果たしていくという前提のもと、基本構想策定から10年近く経過しており、この間、患者への負担が少ない治療や入院を要さない治療が増えているなど、医療の進歩・変化が起きていることから、これまでの診療実績や需要の推計、今後の医療提供体制の流れを踏まえ、将来の入院患者数を推計し、必要な病床数を検証しました。
 この結果について、船橋市医師会、船橋歯科医師会、船橋薬剤師会へご説明し、ご意見を伺いました。
 なお、合意書等は取り交わしておりません。



6 回答部署:都市政策課


 ご質問の洪水シミュレーション(以下「シミュレーション」という。)につきましては、令和4年1月18日に行われました第195回千葉県都市計画審議会にて、「土地区画整理事業による海老川流域の治水への影響に関する検討を続け、住民に対しご理解いただけるよう丁寧に説明を重ねること」とする付帯意見を受け、千葉県による平成28年度広域河川改修委託(氾濫解析)の検討条件を基本として、土地区画整理事業で実施する宅地造成等の条件及び河道条件、調節池条件を変更してシミュレーションを行いました。
 シミュレーションの実施内容及び結果については、対象地域を限定せず、船橋市民を対象とした説明会にて、令和4年5月に事業概要や検討に至った経緯、シミュレーション条件等を、同年8月にシミュレーション結果を説明いたしました。その後も、令和5年4月及び令和6年1月に開催した海老川上流地区のまちづくり関する市民向けの説明会の中で、海老川上流地区のこれまでの経緯や現病院の課題、まちづくりの必要性、各事業の概要とともに、シミュレーション結果についても説明いたしました。
 ご質問にある浸水継続時間につきましては、想定最大規模(いわゆる千年に一度の降雨を上回る降雨)の降雨により50センチメートル以上の浸水深さが継続する時間の目安を示したもので、マイタイムライン(避難行動計画)を作成する際に、浸水深と合わせて垂直避難の可否や避難所の選定等に活用することが考えられます。
 一般的に、ご自宅等での避難生活に影響があるとされる浸水継続時間の目安は三日間程度以上とされておりますが、シミュレーションにおいては三日間以上の箇所はございませんでした。計画規模(いわゆる50年に一度の雨)や想定最大規模の降雨は、現時点では県の河川整備計画の目標を上回る降雨であり、河川整備などのハード整備では対応できない降雨となります。これらの降雨の場合は、各家庭において適切な避難行動をとるために日頃の備えをしていただくことが重要であり、引き続きマイタイムラインの作成の周知などに努めていく必要があると考えております。
 以上のことから、シミュレーション結果を市民の皆様にお伝えするに当たり、資料の量が多く専門的な用語が多用されているシミュレーションの成果品のうち、浸水深を用いた区域図をお示しすることが、市民の皆様にとってわかりやすく、よりご理解いただけるものと考え、説明会用の資料として整理いたしました。なお、説明会にて使用した資料につきましては、市ホームページでも公表しております。